記念すべき第1回大会。新米コシヒカリから八海山その他美味しいものが目白押し。その名も「南魚沼グルメライド」。
さて宿から歩いて3分で当日朝受け付けはあっという間。「こめつぐ」君のお出迎えがある。これは直江兼継とこしひかりの米をかけたご当地ゆるキャラであるが、ここ南魚沼の坂戸城は、歴女としても押させておかなければいけないロケである。100kmに申し込んだが、最初は、坂が無い平坦コースとのプロフィール紹介だったが、当日のコースマップを見ると、ダムが書いてあり「激坂注意」との記述があった。初めてのロングライドの人もいるが、大丈夫であろうか?
台風の合間で、ものすごく良い天気に恵まれ、スタートは法螺貝と太鼓つきという、これまた歴女ライダーなら絶対参加すべきイベントである。100kmに5つもエイドステーションがある豪華なグルメライドスタートである。まずは平坦区間30km/hのプロトン内で巡航し、第一エイドに到着。
いきなり、第一エイドでお腹一杯。南魚沼産こしひかりおにぎり&漬物、きりざい丼、八色スイカチョコバー、羊羹、饅頭2種、べっこう飴、バナナ、そして嬉しいことに、氷の補充があった。これは、実はすごく嬉しいことである。
そしてこの大会の評価を一気に上げたのが、冒頭の写真。エイドステーションは、新潟美人。「あれで、疲れが一気に吹き飛びました。」「苦しい道のりもがんばれました。」などゴール後の皆さんの評価も一番であった。色々なエイドはあるけれど、これは他には無い大きな特徴なので、今後も是非続けて行って欲しいものである。この美女ズは最初と最後にしかいないので、その後みんなのスピードが上がったのは言うまでも無い。来年はメタボ会長も絶対はずせないはず!?
さて、スピードに乗って、第二エイド。ここは飲み物がうまい。八色スイカのスムージーが大人気。でも私は八海山酒造の甘酒これが一押し。それ以外にもきゅうりスティックなど。蕎麦は、後から出てきたので、早くつくと逆に食べれなかった。
第三エイドからが坂が入ってくる。結構苦しい坂である。大分抜かすが、パートナーは全くやってこない。ここは椎茸の焼き物が人気。きのこ系も結構美味しい土地なのだ。あとはアップルパイのようなひよこのようなお菓子とバナナ。パートナーが何とか上がってくる。
さて問題のダム。これが100kmのちょうど中間点にある。平均斜度8%であるので、ものすごくは無いが、単なるグルメライドのレベルは超えている。第三エイドからだらだらと登りで、これが来るので、ペースは大分落ちている。周りの人は殆ど押して上がっているような状況。しかも頂上に上がっても簡易エイドなので水のみ。ここでパートナーを50分位待つことになる。後で聞くと体力に自信の無いおじさん方は、このダムを登らずに60kmコースにトラバースしていたようである。確かに賢くはある。でも苦しいのに坂があると登ってしまう人=坂バカには、こちらのコースもお勧めである。ここは次の日のプロロードレースのコースにもなっているので、レース観戦時に、自分が走っていたのを思い出しながら見ると面白いというのもある。楽器を弾く人がコンサートを聞くと違う楽しみがある、「あれ」である。
ノンビリしていると、回収車がやってきてしまった。そこからの平坦と下りは、猛スピードで逃げる。そして第4エイドに、もう食べ物は何も残っていない。バナナだけ。そして第5エイドに行くと薄荷飴だけ。美女ズの姿も無し。足きり時間も迫っており、あわてて走る。大分足を残してゴール。でも時間は殆ど残らず。パートナーも無事完走。最後に「完食賞」をもらうが、完走はしたが、完食はできなかったので、来年是非リベンジしよう。
最後に付け加えておきますが、景色も良く。コース案内もしっかり人が居て、道を間違えることはほぼありません。あと、沿道のおばあちゃん達が、「かんばれー」とか「ごくろうさま」とか、声をかけてくれるのが、すごく暖かい土地柄だと感じます。
<グルメライダーズ レーティング>
美女度:★★★★★
応援度:★★★★
グルメ:★★★★(質)、★★(量)
コース難易度:★★★(100km)、★(60km)
ルート設定:★★(ちょっと大きな県道が多いのと信号、踏み切りがある)