ラードラー日記 ー グルメライダース2.5

海外ビール紀行 と ロードバイク ヴェンジとの日々

寒霞渓 冬のヒルクライム ロードバイク関西デビュー

2017-02-14 19:55:04 | ロードバイク

前回迄のあらすじ。小豆島の寒霞渓の東ルートから頂上まで到達し、12月に出来たばかりのサイクルステーション迄走り一泊。次の日は、さらにペースアップのトレーニングモードに移行するが、果たして無事完走できるか。

地蔵埼灯台は景色が良いのと人が少なくオススメです。クライマーの中、ヴェンジとコスカボのスプリント仕様車で遅れて到着。


その後、平坦に戻ると秘密の練習。コード「渦潮」が始まる。勝手に今名付けたので、どこにも通じないと思いますが、大人の事情もあるので如何でしょう。ツールドフランスと同じ気分が味わえます。コツは渦の内側は外側の-2km/hで我慢すること。スピードメーターを見ていると危険なので、感覚で掴むしかない。前と横をどれだけ詰められるかがポイント。最後の人は合図を送らないと上手くいかない。初めてやったが参加者のレベルが高いので初顔合わせなのにバッチリ決まり、爽快。

その後、風車によって観光気分もちょっと味わうが、あまり休まないで次に進む。


島の南側には国道があってそこだけ交通量が多いので、車にストレスを感じさせないよう上品に走る。マイナーな道に入ると、ペースアップ。集団の最後尾でスタートしたが、途中の坂と平地で前が千切れており、ちょっとヤバイとペースアップするが、前の集団がいつの間にかさらに加速している。必死にドッキングしようとするが、一人で集団に追いつくのは大変だ。追いついたと思ったところで、前から観光バスが来たので、ちょっと緩めたら、更に加速されており、だいぶ差が開いた。30km後半で無いと巡航はできないと思い、見える範囲でついていくと二十四の瞳映画村で止まった。どうやらここまでのスプリント勝負が行われていたようだ。もう少し早めに追いついていれば参加したかったが、しょうがない。平地のレベルも高い。

戻ってしょうゆソフトを食べる。コーヒーのような味で美味しい。

小豆島はしょうゆの香りとごま油の香りがあちらこちらでするので食欲がそそられる。

そこからは、帰りのフェリーに一緒に参加したパートナーが遅れないよう、遅いペースのBチームに合流。自分が7%の坂をダンシングだけで登れるようになっているのに驚いた。今まで数回転しかできなかったのに。基本は踏み込む脚と同じ側のハンドルを肩甲骨で上に引き上げる反力の利用で上がるのだが、逆側のハンドルを掌の膨らんだ部分で下に肩甲骨から押し込む感じでスムーズに行けた。あっているか知らんけど。

最後はまた速いチームに戻り、最後尾から先頭に追いつき、渦潮に参加。40km位のハイペース。大部港に全員無事到着。大変楽しい思い出となるとともに、自分で言うのもなんだが、この二日間で、相当レベルアップした。帰りは赤穂から新快速で三宮位までは空いているので、輪行も楽チン。トイレも1,8号車にあり、そばに置けるスペースも有るようだ。

ショップのスタッフ、小豆島の方々、そして一緒に走った参加者のお陰で、一人で走るのと全く違う良い経験ができた。この場を借りてお礼を申し上げます。

ロードバイクは楽しい。

そして小豆島は楽しい。






雪の寒霞渓 ヒルクライム ロードバイク関西初進出

2017-02-13 18:39:26 | ロードバイク
自転車の楽しみを強烈に思い出す旅。瀬戸内の島の良さを再発見する旅。それは、某ショップ主催の小豆島冬合宿。何故か「合宿」。大阪に来てすぐクロスバイクで前転し怪我したので、実は半年ぶりのロードバイクデビュー戦でもある。

新大阪まで自走し、中央エレベーターで改札階に。先ずは輪行の準備。朝6時台の快速で日生を目指す。乗り遅れたら、一時間後の新幹線で追いつけるので、気持ちに余裕がある。日生のJR駅から、港まで歩いて5分程度なので、輪行時は楽である。通常は、輪行袋から出して乗船すると1500円位取られるようであるが、今回は特別に無料で持ち込める。



瀬戸内の島々の景色は飽きない。朝ごはんを食べていない人は、フェリー内で讃岐うどんが食べれるが、数量限定なので、先に食べよう。少し行くとカモメの餌付けができる。一時間もすると大部港に着く。

大部港には更衣室が二つ用意されたので、着替えも可能である。先ずは時計回りに福田港を目指す。5-7%位のアップダウンがあるが、ゆっくり足慣らし。そして、寒霞渓へ東側からヒルクライム開始。前半の方が厳しくて、ガーミンからは、20-22%という数字が伝わってくる。いきなり最終兵器32Tの登場だ。この東ルートは、二番目に簡単でもっともマイナーなルートと言われている。3-4km過ぎると斜度が緩くなるが、8-13%はある。ブルーラインの合流で右に曲がり、2kmくらい行ってその後下る。ヒルクライマーによると、体感は-5%位ということだ。

久しぶりであったが、割と普通に登れた。やはり仲間と一緒だと、力がいつもより出るものなのか。



山頂レストランでは、カレーにゅうめん大盛りをチョイス。食べていると、外は雪が吹雪いている。なかなか雪の寒霞渓は見れないので、ローディーとしては、美味しいシュチュエーション。食後、雪の中ゆっくり南ルートを下る。女性陣はロープウェイで公園駅まで降りる。南ルートは一番斜度が緩いと言われているので、よく考えられたルート設定である。女性陣を待っている間、公園駅まで迎えに行こうという事になったので気軽に登り始めたが意外にきつい。でもクライマー陣は楽しそうに登っていく。カベンディッシュを尊敬する私は、当然坂が苦手である。でもじっとしていると寒いので結局登る。

草壁港に着き、436号を土庄港のサイクルステーションへ。小豆島に新しく出来た施設であり、温泉も600円位で入れる。疲れと寒さが吹き飛ぶ感じ。ここはオーキドホテルであるが、今回は一杯だったので、エンゼルロード側のホテルに。ここも景色がすごく良かった。

朝254をくるっと一周。エンゼルロードへ。


ちょっと、道が無くなりかけていたが、十分綺麗。

池田港から地蔵埼灯台を目指す。これまた10%超のヒルクライム。でも頂上の景色は最高。帰り道は一時間に車が1台くらいしか来ないので、大阪では出来ない秘密の練習を開始。渦のサインが目印だ。

次に続く。