ラードラー日記 ー グルメライダース2.5

海外ビール紀行 と ロードバイク ヴェンジとの日々

ベルリンの風 vs ラデツキー行進曲 2014 (第1楽章)

2015-12-20 07:52:03 | オーストリア

サイモン・ラトル対ズービン・メーター。シルベスターコンサートを聴き較べ。ブラボーの数で勝負か、スタンディングオベーションの数で勝負か。今回よく分かったのは、コンサートホールに対する考え方や観客の耳の良さ(厳しさ?)も含めて、対決となるということだ。

写真は、国営テレビのウイーンフィルニューイヤーコンサートでも目にした方は多いと思うが、「サプライズ」の場面である。さて今回はどんな旅となるであろうか。

いつもの如く、旅行前には、旅行ガイドでなく、本を読んで想像力を膨らませて出かける。(詳しくは、「ヒュズン~トルコの旅編」参照)。今回はパトリック・ズュースキント作の「コントラバス」を読んでいった。この本を読んだお陰で、いつも目立たないのに一番乗りでホールで準備をしており、浮かばれないコントラバス奏者の悲哀も噛み締めながらのコンサート三昧となった。

今回は、チケットを取れないと不味いので年末の旅行会社のツアーとした。この日本の旅行会社がコンサートチケットの料金を高騰させているとも言われるが、日本人が100席以上も予約するため、ある意味いい席を取れるパワーも持っている。

さてどんな対決となるか、それでは始めよう。 (つづく)


テレジアンイエロー シェーンブルン宮殿

2010-05-08 12:15:15 | オーストリア


ウイーンの名所 シェーンブルン宮殿は、黄色で塗っているが、空の色や緑の色に映えて綺麗である。マリアテレジアが財政難の国のために、宮殿を金色に似せて塗ったといわれているが、事業仕分けもこのくらい大胆にやってもらえれば、良くなるのではないか。ユーロが安くなった今、もう一度行きたい場所である。

ザルツブルク オーストリア旅行記

2009-06-25 23:31:34 | オーストリア


シャフベルクの登山電車に乗って山頂へ。中腹駅では、サウンド・オブ・ミュージックよろしく、線路保守のおじさんが手を振って見送ってくれる。スイスの氷河特急のワイングラスのように最初から斜めになった機関車が力強く山を登っていく。山頂は景色がとっても良いが、次の電車までツアーの自由時間もあるので、山小屋のテラスでビールが最高。メニューはドイツ語だが、「ツバイ・マール・ビア・ビテ」と適当なドイツ語でも、生ビールが2つ頼めたので、気軽に頼んでみては。


スターツオーパ ウイーン (その2)

2009-05-19 00:44:27 | オーストリア
 演目はモーツアルトの「魔笛」。劇場は、思っていたよりも小ぶりであった。席はREIHE(列)一桁の2番目に高い席(157ユーロにオーストリア側と日本側の手数料で4割かけ位)だったが、舞台と近く表情までが見える席だった。但しオーケストラボックスは指揮者の上半身くらいしか見えなかった。席選びはは値段も違うので結構悩んだが、結果としては満足。服装はどうしようか悩んで、会社に来ていく格好(紺ブレにダークのスラックス、やや派手目のネクタイ、黒靴)で行ったがちょうどよいくらいだった。結構現地の若い人も普通のスーツで隣に座っていた。女性は平土間は着飾っていても浮かないので、ドレスの許容幅も結構あると思う(和服の人もいた)。幕間には2階ビュフェでシャンパンのオレンジジュース割(5ユーロ位?)を女性の為にならぶ。ドイツ語もわからず、人もいっぱいなので、ちゃんと並んで買ったら時間がかかった。ただ2Fのベランダや周りの部屋もいる人も雰囲気がよく、時間は短いが華やいだ気分になった。
 座席には英語かドイツ語の字幕が選べるようになっていて、テレコムオーストリアのシステムのようだ。行く前に本とかビデオとかで内容を勉強していった人は、会場でドイツ人と一緒に笑っていたので、そういう一体感もありだと思う。
 終わった後は会場見学の時間もなく出されてしまったので、近くのワインケラー(アウグスティーナーケラー:アルベルティーナ美術館横)に入った。ドイツ語メニューに英語の注釈があったので、お店の人のおすすめの白ワインをカラント(でかいフラスコ)で、ソーセージや子牛の煮込みなどと食した。アコーディオン引きがきたのでシュトラウスの「ドナウ」「ラデツキー」を弾いてもらってウイーン気分を満喫した。後ろの席の外国人の夫婦も「ラデツキー」は楽しんでいたようだ。帰りは11:30ごろでしたが流しのタクシーを捕まえてホテルに帰った。タクシーはユーロなので日本並みに高いが、メーターもついており安心。
 不思議なことに、次の日、いつもより身長が伸びた気がした。まわりの人からも5cm位伸びたと言われたので、本当に伸びたのかも知れない。後日会社が始まったらちじんだと言われた。


2005 GW

スターツオーパ ウイーン (その1)

2009-05-19 00:43:04 | オーストリア

モーツアルト生誕250年ということで、中欧に行ってオペラでもという人も多いかと思いますので、経験談を。


ブタペストの日本人向け情報誌(月刊ハンガリージャーナル)によると、ウイーンの安全度は世界6位で東京より安全な(ブタペストは74位でやや悪い)ようだ。
 ということで夜にSTAATSOPER(国立オペラ座)に行った。チケットは日本の旅行代理店(そごう)で引換券をもらっていてオペラ座で入場券に引き換えた。引換え方は最初よくわからず、正面左側の行列(これは立見席の行列だった)に行ったり右往左往。開場時間(今回は1時間前)にオペラ座正面からやや右手のドアがさり気なく鍵があく(ドアは自分で開けないと気づかない)ので、入ってすぐに交換所がある。日本みたいに呼び込みもないし、親切な看板もないのでツアー慣れした人は最初まごつくでしょうが、一旦ドアがあけば、あとは流れで大丈夫。おなかが減りそうな人はオペラ座の中でサンドイッチと飲み物は開演前もやっているので、優雅にそこで食べて場内見学が最高のようです。私は知らなくて、ガイドさんに教わったホテルザッハー裏のJALUX横の地下にあるイタリアで言うオートグリル(チップなしのトレーで取る店)で、2人分あろうかというスパゲティとワッフルを頼んだが、とても食べ切れないし、優雅でもなかったので、そこは残念だった。



2005 GW