ハノイ遷都ミレニアム スパイダーマンはいずこへ

今年はハノイ（旧名タンロン）の遷都１０００周年記念である。日本のラジオでも宣伝しているので、有名な話であるが、この記念行事にあわせ、スパイダーマンの姿が見れなくなっているとの情報を入手した。
３年前に現地で撮った写真を過去のブログに載せている。

今回の記念式典に合わせ、ハノイ市内の電線を殆ど地下に埋めてすっきりしてしまったとのことだ。もうこのような光景が見られないかと思うと残念であるが、東京の中心でも昔は電柱がいっぱいあったが今は殆どなくなっているので時代の流れを感じるところである。現地に行って確かめたわけではないので、どなたか確認した方がいたらリンクをお願いします。

スパイダーマン？ ベトナムの電柱

巨大な蜘蛛の巣かと思いきや、日本でもおなじみの電柱だ。ただちょっと違うのは、どの線とどの線がどこに行っているのかが、全くわからないことだけだ。このスパイダーマンは、一体どうやって工事をしているのだろうか。ベトナムの政治の中心地ハノイでこの状況なので、その他は、推して知るべし。

ベトナム旅行記（その２） 食事

旅行といえば食事。写真は街のファーストフードチェーン（フォーの専門店）。ビーフやホルモンなどのミックスフォーと３３３（バーバーバー）ビールを１本飲んで３５０円くらい。ホテルのフォーは上品な薄味であったがここは少し味が濃くおいしかった。

その他街の食堂で安くておいしいのは、ブタの角煮。特にもち米（おこわ）に角煮のつゆダクが最高！　もち米バージョンは"sen"という店のバイキングで食べれるが、普通の角煮なら、日本料理店のランチで１０００円位。

バイクの海 ベトナム旅行記（その１）

６月のベトナムは暑い。気温４０度と毎晩の雨で、日本より蒸し暑い。街の交通手段はバイク。車の間をマラソン大会のスタートのように密集して走っていく。当然事故も多く、１ヶ月にジャンボジェット１機落ちたくらいの被害があるとのことだ。１台のカブ（５０ｃｃ）に家族５人が縦に仲良く並んで乗って走っている。日本人がすでに忘れ去った、幸せがそこにはあるような気がした。

街は全体的に若々しい。ベトナム戦争で多くの働き手が亡くなったため、３０代が社会の中心になっている（平均年齢は２８歳位？）。日本の１／１０位の賃金と思われるが、街は夜の１人歩きも大丈夫というほど安全なようだ。危険なのは道路を横断する時で、歩行者用の信号機はあるが、道路の半分を渡るくらいの時間しかない。赤でもバイクは自由に走るが歩行者をよけてくれるので、途中で立ち止まらないことが肝要である。