クスコからプーノへの標高4000mの街道。普通に自転車が道路の端を整然と走っている。しかも自転車専用の標識もある。当然ママチャリではなく、クロスバイクタイプた主流である。
さて、高山病の理論を改めて考えたい。やはりツアー中頭痛がしたり、酸素吸入が必要な人が結構いたからである。確実な予防には血中酸素濃度測定器(大きなクリップのようなもの)を5万円ほどで手に入れ、携帯酸素ボンベを持ち歩くことだ。今回は心拍数からアプローチしてみる。三浦雄一郎の記事によれば、8000mのエベレストでは酸素濃度が平地の30%しかない。年齢+70歳程度の活動量に抑えられるとあった。4000m級のペルーでは酸素濃度が60%程度であり、心拍数を110以下に抑えるのが良いとある。これを35歳分とすると平地では、心拍145相当となる。これは60歳の人だと最大心拍の90%であり、45歳の人だと80%となりかなり苦しい状況である。逆に逆に20歳の人は125泊程度まで同様の苦しさで耐えれるということになる。ツアー客の年齢と坂道を登るスピード等から推測すると結構目安となるような気がする。私も110~120拍以下に抑えて高山病にならなかった。