ラードラー日記 ー グルメライダース2.5

海外ビール紀行 と ロードバイク ヴェンジとの日々

和田峠押して参る

2014-09-07 10:13:22 | ロードバイク
和田峠は、心技体が求められる。錦織の全米オープンの快進撃の要因でもある。まず、心はそもそも心拍数が100%まで上がる。その上で、気持ちがきれないことが必要。技術はダンシングで18%超えの坂道をどうクリアするか、体は坂に到達する前に、補給により、グリコーゲンを確保しているか、その上で必要な筋力が有るか、最後に重要なのは、体重を絞り込んでいるか。全てを満たさないと、登頂出来ない。試される峠である。 今回は、一番きついヘアピンを3箇所押して参るという状況。機材は何の問題も無いが、体重が重すぎ、心拍数が上がりすぎで無理出来なかった。あと2.5kmの看板が見当たらず、一番きつい2kmまでの区間がわからず、心が折れた。でも途中、ここが一番厳しいので、超えたら楽だよと声を掛けてくれる人が居て、また進もうと思った。最後には、女性ライダーに抜かれたが、体重が半分位だが、筋力も半分位だろうから、自分ももう一踏ん張りと思い、何とか頂上へ。みんなありがとう。 やはり、機材の力だけではかなわなかったが、次回かその次には、登坂の可能性が出てきた。まず体重ですな。

富士ヒルクライム2014

2014-09-03 22:23:26 | ロードバイク

富士ヒル会場の北麓公園には前日入り、ついてすぐキクミミさんに挨拶。受付場所を教えてもらう。相変わらず親切な方だ。あとステッカーの販売場所も教えてもらう。受付まで時間があるので、クレブースでドライルブを差してもらう、前週のセンチュリーライドでかなり汚れてしまっていた。

体育館に自転車をあずける。入り口の係りの人に、「盗まれないですかね」と聞いたら、過去盗まれた経験は無いとのことであった。「でも、この体育館だけで数億はいきますけど」と平然と答えていた。私はトリプルロック完了。

次の日眠い目をこすって会場に。とにかく駐車場からまたバスなので大変である。バスは中々こない。けど応援バスの時間にぎりぎり間に合う。結構あぶない。ちゃんとして欲しいところである。

スタートは最高に良い天気。女子の部では巻島先輩のウイッグがひときわ目立つ。昨日ひなちゃんは軽量化のためにワンボトルと言ったが、私は2ボトルで1本は美味しい水作戦。狭い道路に大勢の人がひしめき、後ろから抜いていくのはかなり苦労する。自己申告時間は結構大事な作戦だと気づく。日陰を選んで走るが、そうも行かず、水を頭からかぶる。これのお陰で、頭が冴える。これも炎天下の大事な作戦だ。

スバルラインを一人で上がるのと較べると、飽きが来ないという点はこのイベントは素晴らしい。ただ、追い抜きが厳しいので、どっちもどっちかと思う。

最後の直線は下ハンで、最後の坂を上がって無事終了。1000円のラーメンと富士山メロンパン(今年は豊富に準備)を食し、下り。無料の吉田うどんは、「今一」。

河口湖に泊まるのも、富士山を見るのも楽しいので、お勧めですが、自分で北麓から走るのとコスパも含めると、うーん。ロングライドと違って黙々と自分のペースで走るだけなので、どうでしょう。

 


アルプス安曇野センチュリーライド

2014-09-03 21:59:04 | ロードバイク

ロングライダースに大人気のAACRに初参加。あっという間に一杯になってしまい、取るのが大変。参加費だけで19000円というスペシャライズドユーザー限定のS組にエントリーする。

前日にエントリーをすませ、スペシャのブースでビブパンツを購入。結構ウエアとか買っている人が多かった。S-WORKS Tarmacの試乗車がサイズもあったので借りる。試乗コースは10km位合って、平坦基調である。正直平坦であればVengeの方が良いということを確認できただけであった。今度は坂を走ってみたいところである。

さて、当日S組も満員御礼である。周りの自転車をみるとスペシャライズド以外が90%位。スタートも最後の方になってしまったので、全く優遇されていない感満載である。2ボトル用意したが、一本は途中で美味しい水を入れてもらい、場合によっては頭からかぶるように空でスタートする。スタート後、Vengeなので先頭を引こうと、最初の坂からかなり抜いていく。でも先頭はかなり先である。スタート位置がかなり後ろなのでちょっと厳しい。コルナゴC60の人とかかなり速いし。

第一エイドでは、甘いお菓子を背中に入れ、レッドブルをのみ、空のボトルに安曇野の水を補給。何となく同じ頃についたグループと同じタイミングで出発。第2エイドまではプロトン(5人位だけど)を形成し、暫く先頭を引く。途中で交代してくれる人がいて助かる。これがロングライドイベントの良いところだと感じる。第二エイドまではかなり速いグループで到達。名物味噌おにぎり、「うまし」。おざんざ、「まずし」。梅丹ドリンク、「おかわり」。トイレの匂いか放牧かわからない香りが漂うので、適度に切り上げる。第三エイドはつけものとバナナ。単なる街の公園なので、長居する気分でもない。

第四エイドは有名な地粉をつかった蕎麦どころ。蕎麦クレープ、「今一」。ここは普通に蕎麦屋に入って食するのが正解だろう。このあたりの蕎麦屋は私も大好きである。でも、今回は往路優勝を狙っているので?先を急ぐ。この後、登り坂が出現し、全体のペースが落ちる。坂では結構押している人もいるし、パンクしている人もマビックサポートを待っている人もいる。その横をサクサク登っていく。その後糸魚川線(道路の)と合流するところは下りからの合流なので、結構危険である。必ず止まろう。全体にコースが良く考えられていて、危ないと思ったのはここだけである。

白馬の峰が見えてくるともう折り返しの先頭が来る。ぜんぜん往路優勝できないことがわかるが、直線鬼なので飛ばす。白馬のジャンプ台では、おにぎりと豚汁を食べて折り返し。ここでおにぎりを背中に入れておけばよかったと後で後悔する。

帰りの最初にエイドはなんと水だけというシンプルなもの。地元で有名はダラダラ坂を越えて、ライト無しでトンネル超えした後で、前半飛ばしたつけを感じ始めたころに、これは厳しい。駅前商店も空いておらず、空腹だ。その後、海の口のデイリーヤマザキでは、中で食べることができるが、何も食べずにロングライダーズ4.0を買おうか買うまいか悩んで出発。80kmコースの人に追いつこうと、その後の大町エイドをショートカット。そのうち完全足が止まる。ハンガーノックか。後半水しか飲んでいない。やばい。すると目の前にはだらだらした坂が登場。これは苦しい。坂の途中でもう休みたいと思った瞬間、目の前のロードバイクの集団が皆右折して店に入っていく。私もそれについていくと、これが有名な牧場アイス。アイスとココアを注文したが、こんな甘いものばかり注文して大丈夫かというくらい飢餓状態だった。

でもその後もペースは上がらずじまい、結局80kmコースの人に追いつけずに終了。ロングライドはペース配分が重要とは、よく言ったものだ。でもVengeは直線鬼なので、こういうコースはしょうがない。

このイベントは、前の人の背中が見えなくなり不安に感じると、そこに案内の人がいてくれてミスコースしなくて済むし、車が少なく走りやすい道を設定している。80kmコースの人も来年は120kmに出ると言う位気に入っている。ゴール直前の道路でロードバイクと車の事故があったのだけが残念であるが、大人気な理由は分かる気がする。ちょっと高いけどね。

最後にめでたいやきと完走証ももらえるので、忘れないように。

 

<グルメライダーズ レーティング>

人気度:★★★★

グルメ:★★★(質)、★★★(量)

難易度:★★★(160km)、★(80km)

ルート設定:★★★★★