ラードラー日記 ー グルメライダース2.5

海外ビール紀行 と ロードバイク ヴェンジとの日々

ナザーレボンジュの木 トルコ旅行記

2010-04-01 22:41:06 | トルコ


トルコのナザーレボンジュの生る木。トルコで有名なお土産のナザーレボンジュは、カッパドキアのとあるエリアに生息するこのナザーレボンジュの木から収穫される。中央の目は、魔を払う力があり、トルコでは、生まれたばかりの赤ん坊のベットには必ずついている。これは、スイスのルガーノ湖周辺にあるスパゲッティの木と同じ位貴重な写真である。


エジプシャンバザール ハチはなぜ大量死したのか

2009-06-21 09:05:45 | トルコ


旅行の楽しみの一つがバザール。イスタンブール中心街にはこのスルタンアフメトモスクの壁つたいも含め、多くのバザールがある。エジプシャンバザールの入り口の店で、蜂の巣を買う。蜂の巣を500gとか1kg買うとイチゴのパックにふたがついたようなプラスチックに入れてくれるが、このまま日本にもって帰ったら荷物中ベタベタニなってしまう。お店の人に、必ず真空パックを頼む(「日本に持って帰る」とか言うとやってくれる)のがポイント。

日本ではこういうハチの巣が安く手に入らないのはなぜだろうと、帰りの飛行機の中で、大変気になっていた。ふと本屋に入ると、「ハチはなぜ大量死したのか」(ローワン・ジェイコブセン著)があったので、読んでみた。本の前半と後半が繋がっていないが、人間の興味のフォーカスは連続ではないので、そこが好ましい。少し中身を紹介したい。

第10章の「もし世界に花がなかったら?」が一番良い件であった。
・先進国のミツバチは25%位が謎の失踪した。
・ミツバチは蜂蜜以外に、リンゴやメロン、アーモンド、クローバ(牛のえさ)などの受粉にも携わっている。
・ミツバチに似た花粉媒介者(Pollinators)には、ある植物と1:1の関係をもつ種がいて、それらが絶滅すると果実もとれなくなる。例えば、バニラをつくる「メリポナビー」が絶滅したので、メキシコの農夫が人手で受粉している。パッションフルーツはブラジルでは「クマバチ」が絶滅し、すべて人手で受粉している。四川省の梨もすべて人手である。
なかなか驚きの内容であるが、ニホンミツバチはまだまだ元気と知って安心した。おそらく地形や針葉樹や稲(風による受粉)が多いなどの環境によって蜂蜜が高いのだろうと思う。


トルコ旅行記6 ケルヴァンサライとベリーダンス

2009-06-19 23:30:00 | トルコ


トルコには街道沿いにケラヴァンサライという宿と市場を兼ねたような隊商のための石造りの建物があった。隊商は男性だけでなく女性もおり、部屋が分かれていた。大部屋の狭さに対し、高さが20mくらいと不思議な部屋であった。盗賊に襲われにくいように城壁変わりに高くしていたのであろうが、部屋の中は5段ベット位が置けそうな高さなので、どのように当時の内装がなっていたのか興味深い。

イスタンブールにある同じ名前のナイトクラブでベリーダンスを見た。トルコではTVでもベリーダンスが流れるほどメジャーな芸術とのことであり、写真はトルコのお茶の間でNo1の人気を誇るダンサーとの紹介があった。
このナイトクラブでは、2部屋をショーをずらしながら運営していたが、アジア系とヨーロッパ系の人がわけられていた。アジア系の半分以上は日本で、残り香港からや韓国からといったところだが、掛け合いのあるショーでは、日本人のノリよりは香港のノリの方がよかった。


トルコ旅行記4 カッパドキア

2009-06-07 20:17:14 | トルコ



カッパドキアでは、朝5時起きをして、気球に乗る。ツアーについていなかったが、現地ガイドさんに頼んで予約してもらった。一人2万円または150ユーロするので、いきなり言われると高いと思うが、そこそこ楽しい。旅行総額にくれべれば安いという判断。一籠25人ぎゅうぎゅうづめになるので、100万円の商売だ。しかし、風が安定している早朝しか飛ばないのと、5人くらいのチームで準備するので、商売としてはとんとん位と思う。
気球の運転手は免許をもっており、上空の高さによって異なる気流をうまく捕まえて行きたい方向に進む。運転手によっては、すごく上手でキノコ岩の帽子の高さにちょうど気球を横付けにする。この気球に乗れたら、最高だと思うが、私の気球はそこまで上手でなかった。気球の会社名はわからないが、ブルーの無地の気球はおおむね上手だったように思う。
ちなみにつり橋が苦手な高所恐怖症の人は乗るまでに相当悩んでいたが、籠が安定しているので、怖くなかったとのことだ。景色も綺麗で、すごく楽しかったと言っていた。