ラードラー日記 ー グルメライダース2.5

海外ビール紀行 と ロードバイク ヴェンジとの日々

「雨の日には車をみがいて」

2009-06-28 19:45:49 | 
雨の日には、五木寛之の本。雨の日のドライブ。ボンネットの上を雨が水玉のようにキラキラと流れるように通りすぎる。この本が出た当時、雨のドライブの前には必ずワックスをかけていた。そしてドライブに出た。どんな土砂降りでも、フルスピードで。ワックス掛けをした直後に雨が降ると、運が悪いと思う人もいるかと思うが、この本では運が良いことになる。
「疾れ!逆ハンぐれん隊」の流れを継ぎながら、「生きるヒント」のようなモノの見方を醸し出すところが五木寛之の良いところ。

青の洞窟とイタリアの現地ガイド

2009-06-26 23:31:53 | イタリア

青の洞窟は本当に青かった。波が荒れると洞窟の入り口の岩にぶつかってしまうため、4回目の旅行で初めて入れたという人もいた。それよりもイタリアは面白い。観光地では必ず現地ガイドを雇わなくてはならないため、何も説明せずにプラプラいるだけのガイドがいる。これはいい商売だ。また、大聖堂は必ずどこかを修復している。観光資産を1000年以上大切にして、永久にいい商売ができるシステムがしっかりできている。



ザルツブルク オーストリア旅行記

2009-06-25 23:31:34 | オーストリア


シャフベルクの登山電車に乗って山頂へ。中腹駅では、サウンド・オブ・ミュージックよろしく、線路保守のおじさんが手を振って見送ってくれる。スイスの氷河特急のワイングラスのように最初から斜めになった機関車が力強く山を登っていく。山頂は景色がとっても良いが、次の電車までツアーの自由時間もあるので、山小屋のテラスでビールが最高。メニューはドイツ語だが、「ツバイ・マール・ビア・ビテ」と適当なドイツ語でも、生ビールが2つ頼めたので、気軽に頼んでみては。


オクトーバーフェスト in ガルミッシュ 南ドイツ旅行記3

2009-06-21 12:09:19 | 南ドイツ


ドイツの有名なビール祭りといえば、オクトーバーフェスト。ツアーには含まれていないが、どんなものかと地元の祭りに潜入した。はたして、「田舎の盆踊り大会」という言葉が、ぴったりであった。観光客というよりは、地元にお盆にみんなで帰省して、同窓会をビールを飲みながらやっているという雰囲気が漂う。観光客は、地元の内輪の盛り上がりになすすべなく、大ジョッキを傾け、ただ酔う。写真奥では、バンドの演奏と地元の踊りのようなものが延々行われており、左側には、ソーセージ屋などの出店が並ぶ。これが大きな体育館のようなテントの中にある。テントの入り口に人が立っていて、最初入ってはいけないのかと思ったが、中に入りたいと意思表示したらすんなり入れた。

ガルミッシュ・パルティンキルヒェンのオクトバーフェストは駅前でなく、ロープウエイ乗り場でやっているので、歩くと30分くらいかかる。親切な看板もなく、音を頼りに住宅街を探すのは、もの好きな人向きなので、不安な人はホテルにタクシーを呼んでもらおう。帰りは、ロープウエイからスバルのタクシーがいっぱい並んでいるので、かなり飲んでも安心。基本飲み会なので、食べ物は塩辛く、夕飯代わりにするのは、ちょっと厳しい。

東京でもオクトーバーフェストをやったり、同名のビールも売っているが、ドイツという異国の雰囲気より、田舎の盆踊り大会という親しみやすさが、旅行ならではの経験だと思う。


カルナック神殿のスカラベ エジプト旅行記(その5)

2009-06-21 11:42:12 | エジプト


アガサクリスティのナイル殺人事件の殺人現場となったカルナック神殿。見所満載であるが、一番のお気に入りは、このスカラベ像。この像の周りを7回回ってからお祈りをすると願いが叶うのだとか。暑さでふらふら、歩き通しでふらふらな中、何とか7周まわる。自分の願い事をしっかり済ませたらホッとして、「笑いのある人生を」と冗談で言っていたら、今まさに7周周り終えた人が思わず「笑いのある人生を」とお祈りしてしまった。既にもう7周まわる気力のないその人の人生はきっと楽しいものとなるであろう。
スカラベ像の後ろにちょっと休める売店があり、水(100円)は凍っており、一番おいしい飲み物である。ちなみにエジプトで一番おいしかった飲み物はストロベリー生ジュース。安い割りに相当量のイチゴが使われている。その他ヌビアカクテル(マンゴー、いちご、グアバの3層生ジュース)がおすすめ。