ラードラー日記 ー グルメライダース2.5

海外ビール紀行 と ロードバイク ヴェンジとの日々

マチュピチュ村にくまもん着く…リアルタイム版

2013-04-30 19:24:50 | ペルー



根菜類を主食にする地域には文明国家は生まれないと云われている。理由は保存が効かないため、資本の蓄積が出来ないからということ。ペルーは4000種類のジャガイモがある。ペルーは標高4000メートルでのこうやジャガイモ(黒のチューニョ、白のモラヤで納豆のような味とのこと)を生み出したが、例外のケースである。

さて、オリャンタイタンボから展望列車に乗る。走りはじめてすぐに屋根の上の冷房のカバーが大きな音をたてて外れ、拍子で展望窓にひびが入った。駅から代わりのカバーを持ってくるということ。乗客もトラブルもこの列車の名物といった感じで盛り上がる。オリエント急行が経営しているのになんてこった。
夕暮れ時にマチュピチュ駅に着く。マチュピチュの民芸品店は4倍位ふっかける。Tシャツは3$位の品物だ。ケーナなど楽器専門の屋台があり、ちょっと買っても良かったかもしれない。

さて、旅行会社では推奨されないワイナピチュ登山をやりたい。2011年以降、1日400人の入場制限がある。基本インターネットの予約が必要だがpdfが見えないとダメなので旧iPadは厳しい。マチュピチュ村のメインストリート沿いにあるマチュピチュの観光局に直接アタック。現地通貨のみしか有効で無いので、70$を両替。列に並ぶ。結果は金曜日まで一杯。残念。でもあきらめもつく。明日はついにマチュピチュ遺跡である。


くまもんクスコに着く

2013-04-29 11:33:45 | ペルー


リマからクスコへは、左の窓側が良い。アンデスの山々が見える。高山病予防には、リラックスが大切。平地の60パーセントの分子しか無い。着いた直後はリマの酸素が残っているので大丈夫。

お腹いっぱいのハヤブサと言う意味のサクサイママンの巨石はキレイな曲線を描く。諸説あるが、これは神殿だったに違いない。

聖なる泉タンボマチャイは緩やかな登り。ポラールで心拍を110に抑えて登る。泉の先の岩の上からの絶景は素晴らしいが心拍は気づいたら120を越えていた。とにかくちょっとした登りでも休みながら歩こう。一人高山病で血中酸素が70まで下がってしまった。教会の医務室で酸素吸入をしたら、30秒で血中酸素が99まで回復。5分で顔に血の気が戻った。頭痛も軽減された。かといって酸素吸入ばかりしていると高地順化が妨げられ、高山病にかかりやすくなるので注意である。私は幸いなことに血中酸素はリマと同じであった。


くまもんナスカを飛ぶ

2013-04-28 21:53:24 | ペルー


高地では勝ち目の無いスペイン人が造った街リマを早朝4時に出発。パンアメリカンハイウェイを約4時間のバスの旅。砂丘が続く海岸線を走り、白亜の建物が点在する。ナスカは雨が年8ミリしか降らないので、プレインカの遺跡が今まで残っている。猿は砂漠の地面上に、宇宙人は山肌に、ハチドリはテーブルマウンテン上にある。車の通った跡も残るので、ちょっとみつけずらい。

さて、ピスコから12人乗りのセスナ機に乗る。体重を測って座席を決められるが、日本人の標準なら基本的に早い者が前で同行者と隣りにしてもらえる。一番前の窓側が特等席だ。

大平洋はフンボルト海流が南極から冷たい水を運んでくるため海水浴は出来ない。しかしアンチョビ、ひらめは絶品である。昼はシーフードイタリアンで、チチャを飲む。紫色のトウモロコシが原料でグランベリーのような味だ。美味しい。