ラードラー日記 ー グルメライダース2.5

海外ビール紀行 と ロードバイク ヴェンジとの日々

マルタ島旅行記(その3)  マルタバス

2009-05-30 22:01:59 | マルタ島


マルタ島といえば、マルタバス。ボンネットバス含め黄色にオレンジの色以外はすべて形が違うのが特徴。バレッタのインフォメーションの隣の売店でBUS MAPを35セント(100円くらい)で購入。情報量は行き先別に路線番号がわかるくらいのもの。バレッタからホテル街のサンジュリアンまで62番のバスに乗り、20セントを払う。サンジュリアンは終点なので安心だが、途中のバス停の名前は一切わからなかったので、途中下車は難しい。(写真はバスの停車ボタンであるが、黒いゴムみたいで、普通気づかない)


新しいものでも古い(40年前くらい?)ものでもドアを開けて猛スピードで走る。大体バス停で停まるのであるから、ドアを閉めてもよいのだが、マルタ人は閉所恐怖症なのではないか? また、数年前交差点に信号機が導入されたようだが、大部分はすぐに取り外されたとのことだ。これも気質に合わないらしい。


 そうこうしている間に、バスが路上で止まった。10台くらい前で乗用車がバスに擦るくらいの事故が起きた。運転手は追い越し車線にバスを止めたまま、道路におり、様子を確かめると運転席に戻ってきた。ゴソゴソとタバコをとると海岸の方に歩いていく。どうやら一服して待つようだ。片側2車線の道路で軽い事故なのですぐに回復するだとうと車内で待ったが、現地の人たちはぞろぞろ降りていった。結果として、45分後に救急車のサイレンが聞こえ、一時間後にバスが動いた。ツアーの夕食の時刻が迫っていたため、走って帰ろうとしたら、次のバス停で臨時バスがでていたので、タダで乗せてもらった。たまたまムシーダという大きな町だったので、タクシーも停車していたので、こんなにのんびりと分かっていれば、すぐに動いたほうが良かった。但し田舎では路上でタクシーを見かけなかったので、これは都市部のみの勘所かもしれない。



マルタ島旅行記(その2)  地下神殿

2009-05-30 20:28:41 | マルタ島


地下神殿は、圧巻です。中の撮影は一切禁止ですし、ユネスコが一般の見学を禁止しようとした位なので、1回に「ガイド含め絶対」10人しか入れません。大体10日先くらいまでは予約が一杯なので、ツアーで現地に行ってからでは間に合いませんが、Webから予約ができるということです。ハンコックの言っていた牛の絵は見れませんでしたが、音響装置はガイドさんが教えてくれ、そこでは低音が響きます



マルタ島旅行記(その1)

2009-05-30 09:05:17 | マルタ島


マルタ島に行ってきた。事前に「マルタ島に魅せられて(石川和恵著)」「神々の世界(グラハムハンコック)」を読んでいった。


写真はピラミッドより1000年古いと言われているゴゾ島のジュガンティーア神殿の外壁であるが、縦の石柱は人間の2倍の高さ位で、大黒柱と壁のような構造にすることで、強度を保っているとの話であった。単なる石の寄せ集めでなく、その建築技術に感心した。


マルタ島は城塞都市バレッタと古代遺跡の2つの世界遺産があるが、どちらもすごい。



陽気なヌビア人とバザー エジプト旅行記(その4)

2009-05-24 12:51:42 | エジプト


いよいよ南エジプトの街アスワン。ヌビア人の街。ナイルの中州のホテルから帆船(ファルーカ)に乗る。20分くらいの乗船にも関わらず、いつの間にか低い音のタンバリンで踊りの輪ができる。川の上には海外からの観光客を乗せた他の船も通っているが、船の上でみんなが踊っているのは、我々の船だけである。よってヌビア人が特別陽気なのか、船上の我々が異常なのかはわからないところであるが、おそらく両方なのであろう。
ひとしきり踊り、川岸に着くとそこからバザーに行った。バザーではジャスミンティーを6箱US3$、Tシャツ(エジプト綿、刺繍入り)をUS3$でGet。底値買いだったようだ。交渉を楽しみながら下げていくのが作法で、短時間では値下げは難しいので気長にやるのがコツとのこと。Tシャツも最初の言い値は18$だったが、相手の言い値を$⇒エジプトポンドに変換(約1/6)したところを大体落としどころにする方針で交渉したところ、互いに納得できる水準に落ち着いた。他の人は日本で3本100円で買った3色ボールペンを1本渡して200円位引いてもらうなど、まさに貿易感覚で楽しんでいた。本当にボールペンに弱いとはちょっとびっくり。


王妃の谷 エジプト旅行記(その3)

2009-05-22 00:21:08 | エジプト


ルクソールの王妃の谷にあるネフェルタリの墓。よくガイドブックに載っている白をバックした色彩豊かな壁画がある。ネフェルタリはクレオパトラと並ぶエジプト3大美女の1人と言われるが、40歳まで生きたにも関わらず、大変美しい姿である。また、あごの下に2,3本線がひかれているのは、年齢をあらわしたものであろう。
エジプトの良いところは、現地に行ってもレプリカしかないのではなく、壁画が3000年前の状態のままオリジナルで残っていることだ。但し、ネフェルタリの墓に入れるのは10分のみ(100ポンド)で、入場制限があり、あまり公開されていないようである。人間の息や汗はやはり良くないとのことだ。
エジプトはカイロ博物館が有名であるが、各地に博物館を作り、一旦持ち出されたものも極力地元の博物館に戻すとの取り組みをしているとのこと。地元の活性化につながるいい仕組みだと思う。