シャンシャン 泥んこお尻で邪魔ばかり 飼育員も困り顔 上野動物園
上野動物園のパンダの子シャンシャンは今月5日、生後238日目を迎えた。体重はこの10日間で1キロ近く増えて、17.5キロに成長!人間の女の子なら、だいたい5歳くらいだ。
先月半ばから、ほぼ毎日屋外運動場で遊んでいるシャンシャン。24日には、生まれて初めての雪遊びを楽しむ姿が記憶に新しいが、最近は水にも興味を示すようになった。人間の子供と同じように、水たまりで水浸しになって遊ぶ姿も確認されている。
動物園がきょう(6日)に公開した動画では、運動場に散らかったササ竹を集める作業で忙しい飼育員さんの邪魔ばかりするシャンシャンが登場。人間の膝にしがみついたり、後を追いかけたり、一向に仕事が進まないようすは、見ている方は微笑ましいが、飼育員さんは大変そうだ。時には「いい子でそこにいて」と押し戻される場面もあるが、邪険にされてもめげずに追いかけ回すシャンシャンのお尻は泥だらけ。体重だけでなく、動作も人間の子供とそっくり。
前にも増してやんちゃぶりに拍車がかかるシャンシャン。不安定な態勢でササに飛び移ろうとして地面に落っこちたり、丸太のヤグラから宙返りしたり、母親のシンシンの行く手をはばもうと通せん坊したり、とにかく元気いっぱいだが、そのそばには常に優しいシンシンの眼差しがある。
上野動物園では、1日から公開方法を先着順の整理券方式に変更し、観覧時間も1日7時間に延長している。SNSでは、平日にも関わらず朝から多くの人がシャンシャン目当てで並んでいるようすが、多数報告されている。シャンシャン親子の前で夢中になるお客さんを誘導する、「はがし」役の係員さんも大変そうだ