ポスターは「死者の日」の祭壇をイメージしたセットの前でほほ笑むパターン、黄色い花をバックに黄色い衣装を着たバストアップ、赤と黒のストライプの衣装で青空をバックにしたパターンの3種類。蜷川氏は「かなり気合を入れてセットや衣装などのイメージを考えました。私がとても大好きな世界観で、そこに直美ちゃんが入るというのはぴったりでした」と手応えを感じている。

 渡辺も「まさに映画の世界にいるような感じですごく楽しく撮影させていただきました」と蜷川氏とのタッグを楽しんだ様子。同作の日本語吹き替え版で、死者の国にいるメキシコの画家フリーダ・カーロの声優を担当したが「祭壇前の衣装はフリーダをイメージしていてすごく好き」と大満足だった。

 映画はカラフルな死者の国に迷い込んだ、ミュージシャンを夢見る少年ミゲルと、死者の国の住人で家族が恋しいガイコツのヘクターの友情と冒険を描いている。すでに全世界で興行収入750億円を突破。メキシコでは興収で歴代1位を獲得している。3月4日(日本時間5日)に開催される「第90回米アカデミー賞」では長編アニメーション賞と主題歌賞にノミネートされており、こちらも注目されている。良いですね~