がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

6年目のスランプか?

2018-09-16 20:36:14 | がんサバイバー
6年経って、文句はいえないけど、楽じゃない

こうして生きていられる事に感謝しています。

それはそうなんです。

周囲も元に戻ったという風に理解しがち。
まあ、説明しない私もいけない。

よくなる部分もあるけどやっぱり今でも詰まることもあるし、
給食のメニューによってはダンピングも起こす。
体力は確実に落ちている。



わたしも手術するまでは、病気は治るものだと思っていた

今は病気の状態ではない。
健康診断では痩せ過ぎの要観察がついているけど。

なんかねえ、できないことも多くなりながら以前と同じように働くと澱のようなものが沈殿していく。

休日になるとびっくりして

「こんなこともなかなかできないんだ」

と気がつくのです。


このくらいできるわ、と頭で考えたスケジュールが全然できない。
職場ではこなしますが、帰宅後は寝てしまいます。

強がり言っていてもこのような自分を持て余す気持ちも生まれます。
どうにかしていくにはただただずっと同じ感じで頑張るんじゃなくて全部普通に認めないとなあ、と。

休みになるとちょっと日常から離れられます。


ところで私、ダメな日で



多分、後手後手なのよね〜、発想が。


だめ日をもがかず過ごせばあとは上がるだけかな

ダメって思ってるのは自分だもんね〜〜

これから先を設計しないといけない一人暮らしの私、もうじき還暦。

来週はクラス会で中野に行きます。
同級生たちはなぜ、笑うんでしょう。
私もなぜあっただけで笑うんでしょう。
(笑わずスルーする人はいますが、大人になったのではっ倒したりしません)
人が生きるって働いて子供を育ててご飯を作ったり、時代とともに変わる。

私は好きなことを探さないとなあと思う。

人生考えちゃったりするから滞ってるんだ。

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働きたいと思う

2018-08-19 19:33:55 | がんサバイバー
働きたいと思うまでに6年

この時期、6年前に手術を受けた。


3月から無給職場労働リハビリし、
4月からちゃんと働いた。
随分時短してくれて、でも働き出すと、一日いた方が楽な部分もある。
一番大変な時間を過ごすのだが、コニュニケーションが取れないとなかなか難しい。
1日働く方が仕事的には圧倒的に楽。

でも、体を持っていけず、よく倒れ、肉体的疲れ感で呪縛のように仕事を感じたこともあった。





生きていられるってことは働かないとなあ

スーパーボランティアの精神に憧れます。
体力は無理でも、できることはあるかもしれない。

あんな人に会って表情や言葉とか聞いてみたいものだ。

体悪い、辛い、みたいなマイナスイメージはやめてどんどん外に出たいものです。

今の仕事は外界との接触。

大事に頑張りませんとなあ。


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手術痕、刺青、ピアス

2018-08-18 23:17:39 | がんサバイバー
傷つけるということ

基本的に生命体は傷つけることは嫌だと思う。
私なんか、拷問とか最も嫌なジャンルだ。
こういうの考える神経が憎い。

小5〜6の頃水いぼを見つかり、医者で一個ずつ切られたり、
ひょうそうの手術をして爪を剥がされ、日々、ガーゼを替えるのだが痛すぎて、身にあまるものだった。

でもほっておくと指を失うと言われて必死で我慢した。
すごいストレスだったよ。


手術痕

切らないで済めば切りたくない。
それが本心だと。

放射線、オペ、選択肢を医師はくれた。

「放射線は再発の時にとっておかないと」
娘がそう言うので切ってしまった。

わからないジャンルはプロに素直に従う。

大きな問題を解決した弊害とはわかっていても新しい体に付き合うのは本当に大変なことだ。


風呂に入るたびにすっかり変わった体を見る。

びっくりしながら受け入れる、の繰り返し。
だいぶ良くなったと自信がついて初めて体重計に乗ったら34kgという愕然とする数字を見た。

本当に大変な手術なのでした。

他、腸郎の後の癒着でイレウス(痛い)も。


なぜ、ファッションで体に傷を?

私は30代で耳たぶにピアスホールを刺して作る。
友達がやったように消毒して氷で冷やし裏に消しゴムを置いてドキドキしながら穴を作った。
すごく原始的な作業だった。

いっぱいイヤリングをなくすのでピアスだったら落ちない、
外国人はみんな子供でも穴開けてる、そんな同期でやった。

だから、体に傷つけてまで、みたいな感覚はある程度理解がある。

が〜、ピアスだってなくすし、耳がちぎれそうになることもあり、結局今はパールの冠婚葬祭用しかない。
もうほとんどしない。





自傷行為なのか、言葉を持たないからか

化粧をする性はその文化の中で追随する性である。

そんなことを色々な本の中で見つけた。
男が化粧する時代や文化もあると。

まあ、丸呑みするわけではないが、化粧は洗えば落ちる。


刺青って肝炎の心配もあるし、(針の消毒が心配)
罪人に印を刻んだものという日本の歴史もあるし、
その筋の人が「俺は痛みに堪えたぞ」みたいな見栄。

私なんかびっくりしちゃうね〜〜

やはり父兄でもいる。
その筋ではないが。

そういえば、毎日アイラインを描くのが面倒なので友がなんと目に刺青をしたことがあった。
誘われたが首を横にプルプルずっと降ってしまった。
プルプル、プルプル、「やだ」

ベロとかまでピアスをしている子を見ると何かを訴えているのかと感じてしまう。
本人はかっこいいとアピールしているが、アピール点があまりに自虐的。
自傷行為のオープン化にしか見えない。
どうやって鼻かむのか。
ご飯が美味しく食べられるのか。

そんな機能を健康なのになくすことないじゃん。

どうしたらいいかと思うと、やはり、いいご飯だと、ご飯を作りたくなってしまう。

人はご飯でできている。



トマトソース

トマトソースを作っていて、できたら友がきた。

スパゲティを一緒にいただく。

友は茹でている間、パルメザンチーズをおろす。

こんな簡単なものでいいのだと思う。
美味しいものを作って食べていればベロにピアスしたくなくなるだろう。

何も不自由にしないでほしい。

ほんとそう思う。

私は子供にご飯ちゃんと作る以外はよくない母だったよ。

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夏が後姿を見せた(術後6回め)

2018-08-17 21:05:25 | がんサバイバー
どんな猛暑も弱みを朝方見せだす

今年は猛暑で(私のオペの年も暑かったらしい)暑いなあ、と実感した。
しかし小学校、幼稚園はエアコン設備ないし、準じた保育園も乳児室しかエアコンないところも多く、暑い中働いてきたんだよね、
ずうっとそうだったよ。
国家の基準を大いにクリアしているがひしめき合う暑さ!
でも、楽しかったと、当時の子供も言うし、私もそう思う、疑似家族。

今はエアコン完備です。じゃなかったらもう頑張れなかったかもしれない。
私が、もそうなんですが、子供への対処がもう大変。
暑いととびひとか電線、感染が大変、でも子供は元気。


どんな強い夏も弱みを見せだした。
秋は一気に台風とともに来るのだろう。



この夏、と思っていた時間を思い出す

やたら腹が減りよう食うも痩せ出した。
かぼちゃを食べるとしゃっくりが出る。

それしか症状はなかったが、娘に言われがんが見つかり、嵐のような日々が始まる。

本当にその年は5月にリトル台風が来て入院するのに電車は止まり、タクシーの長い列に濡れながら並び、
カニコ前のホテル最上階に娘と泊まったのだが揺れた1
濡れたままの靴で大量な検査を受けたんだったなあ。


この夏、この夏、と思いながらなんだか生きて来て来たけど。
なんか夏になると夏にあったことがいっぱい湧き出す。
体に強く感じる季節だからだろうか。
島巡りの夏。


なんか涼風が吹いたら心地よさと引き換えに夏を無くしてしまう悲しさを毎年感じちゃうんだよな。



夏前は、朝顔は短日植物だとおもい、エアコンかけなくても済む時期に、ロールスクリーンを下ろし、室温と変わらないかなあ、と思いながらエアコンかけてたなあ。

今は朝顔に気兼ねせず涼風を感じています。
もう、終わりだね。

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思えば大人になれたもんだ

2018-07-29 01:12:39 | がんサバイバー
おかげさまで強くなり

気がつけば、身体はもと通りではないけれど、精神的にだいぶ大人になりました。

人格者ではないので(アヒルママの血を引く私、わがままなのですね)今でもとんがっていますが、
不安感や自分を責めることがなくなってきたなあ、と驚いている。

これはがんのおかげかもしれない。

カニコHOS.入院中、カニコ文庫にはずいぶん救われた。
寄贈図書がたくさんあった。
佐野洋子さんの本を見つけた。
「俺は猫だぜ」という怖いお顔の猫ちゃんの絵本が大好きだった。
この人は意外にもひどい鬱と戦っていて、それががんになったら治ったと書いていた。
朝、光がカーテンからさすと、生きていて嬉しいな、と思う、そんな内容が書いてあった。

当時は「へえ」と意外な驚きしか思わなかった。

ふと気がつけば私もそんな生への積極性を持てるようになっていた。


台風の大風をヨット友と眺め

天気予報ほどは波が高くなかった。
いつにないコースの台風だからだろう。

たった一人で25feetの小さな?ヨットを県の係留港に置いた。
レースではワクワクしたけど、船を持つことの自由さがなかったから。
ところが、みんながやって来て、互いに船を売り大型化して、
あの頃の大変さはない。

ありがたいことだ。
ヨッ友とは20年以上仲良くやっているんだなあ。

ヨットという過激で大変な趣味と分かち合える友たちがいたから助かってるんだと思う。

娘を送り出した時、帰りの車で声を出して泣いた。
速攻フネを出してセールをあげると緊張感がみなぎって、泣いている暇はない。
涙が途切れると長泣きはしないから、笑顔で家に帰れた。
息子の前で寂しい顔はしたくない。
羽ばたいていくという行為を祝う私でいたい。

そんなことを思い出す。


困難はいいことも持ってきているのさ



アヒルママに合わないとこんなに心が健やかです。
この歳でやっと自分を気がつけて。なんとかかんとか一人で生きようと大きな気持ちになれたのはありがたいことです。
がんにならなかったらこの境地はなかったかもね。

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HOS.行く先なく

2018-06-08 21:09:25 | がんサバイバー
休みを取った

なかなか休みが取れない職場である。
運動会の代休さえまだ取れない中で年次休暇で新しいHOS.に行ったんだよ。

事前に万全

本当に大変なんだよ。
こども園は休み時間は計上されているが実際はないんだもん、
タイミングを見て電話するだけでも大変。


夜も電話

近隣の親友が乳がん後ずっと主治医にしていると。
いとこの息子がそこで働いていて、待ち時間も少なくいい、と。

行けば拒否




ふーみん、引き下がらない

私は戦うのが好きじゃないんだ。
ひえ〜〜って血圧が下がり、胸がドキドキ。

覚えたことを言う。

こう言うと結果が変わる。

「上の人、出して」

すんごい待たされた。


国保病院はどうしてこうなのかなあ

医師、何故ダメか聞いたらエリアが違う。

え〜〜


娘に即ライン

「恋人と暮らしていてほぼエリアにいるといいなよ」

友人は有名人だから、例外かもしれない。


しかしダメであった

お客様対応係様は一方的に話しだし、
「おい。お前の話、シムテムのお勉強に来たんじゃないの。
お客様対応係一方的に話す
延々話す。

「国保病院って信じてたけど最悪だね。
私、税金払うのが嫌になっちゃうよ」
と言ったら、男、
「あなたの税金のほか国の援助金などなど」
「ばか」
「そんな説明ばかじゃん」
「そう言うんじゃないでしょ」
「よくそれで高給もらって。いくらもらってもいいの。それ見合う、人に寄り添った仕事、しろ」

「お客様係と言ってもクレームを拾い上げるのではなく苦情を殺す、絶対変えないんじゃばかじゃん」
本当に困って怒った。

このバカは私に笑顔を向けた。
「町医者を紹介しましょう」

もう最悪であった。

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6年前、1回目の抗ガン治療中だった

2018-06-02 23:40:13 | がんサバイバー
人生初の抗がん治療

抗がん治療は重大な治療なのだと感じた。

看護師さんは必ず二人で確認して点滴剤を交換していた。

それはその病院のルールなだけかもしれないけど、
そんなの初めてだった。

シスプラチンともう一個、忘れた。


シスプラチンのため、水分摂取にはげむ

私は腎臓が一個しかない。
シスプラチンは早くおしっこで体から出さないと腎臓を傷めてしまう。
食欲があろうがなかろうが、吐き気があろうがなかろうが、水分を取る!!
だって、せっかくの効果以前に腎臓でダメになってしまったら大変!
がんが改善されても透析なんかなったらてーへん!

甘くて美味しく飲めた農協の野菜フルーツミックスジュース紙パックを毎日売店で買った。
他、タリーズでコーヒー飲み、水出しコーヒーセット買ってもう一杯それを飲む。
水は苦くて飲みずらいと感じた。
炭酸もペットボトルで買ったり、それはそれは色々飲み物にトライした。

人生の中で飲料に最も興味全開だったかも〜〜


まな板鯉だったよ

言い訳なし。

仕方ない、これが全てだ。


今に感謝



当時、変なGたらナンタラ療法ががんを消せるとか友人に勧められた。
この療法は死人に口無しなのでこの療法は訴えられない。
やらなくてよかったが、当時はグラグラした。
切りたくなかったもん。

ンな効くんならまずアメリカが、日本の厚生省が検討しているわ。

私はこの時期、これから対応せねばならない時、友達の勧めで肉を食うとがん細胞が育つとか言われて。
抗がん治療前はいっぱい食べないと!
タンパク質を。
だって筋力が確実に落ちるんだもん。


でもまあ、生きています!

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がんサバイバー友と喋って

2018-05-03 20:56:17 | がんサバイバー
ちょっと前の話です

お恥ずかしながら、どうにもなんなくて、寝込んでました。
多分風邪、胃腸炎、脱水症状、腰痛、過労。
普通、1〜2日寝れば治るのだが、ふらつきがひどく、動かず、あまり食べずにいたら
悪化させて5 日も長引かせてしまった。

なので今日の話題じゃないです。


がんサバイバーの友の姿勢に心動かされた

カニコHOS.で乳がんのため乳房切除。
翌々年に乳がんが見つかってもう片一方の乳房切除。

かなり大変だったことと思う。

なのに以前と変わらずおっとり、優しいままで大病を超えた人のようには見えない。

免疫力アップのため、筋トレをやっているっていう。




かたや筋トレ、かたやソファー寝

こうも違うとさすがにどうにかせんとな、と思い始める。

言い訳はできませんわ。

生活を改善しよう、何か一個でも。
そう、かえってストレッチなんかして体動かした方が疲れも取れたりするのよね。
加減せず頑張るから疲れたり、夜目が冴えたりするんだ。

いい加減になってきた食生活も直そう。
シリアルだけ、卵ご飯だけの朝ごはんなんかもやめて
お腹いっぱいになっちゃうけど、時間おいて野菜やたまごやハムなんかもちゃんと食べよう。

そ〜、栄養不足だと風邪ひきやすいのよね。


一つでも改善すると嬉しくなる

この嬉しさって大事なんだよね。
大事にして頑張ってみようと、病み上がり、強く思うのでした。

いつでも養生はスタートできるんです。

きっかけをくれたサバ友に感謝。

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