がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

今日もリハ。新しい空気を吸いに春の低山に登る(息切れ!!)

2013-02-28 17:50:28 | 早春
家のまわりの散歩ではつまらないからでかけてみる
おおっぴらに遊んでいることに気が引けるようなところがあった。
そりゃそうである。
人がみんな働いている時に遊んでいて楽しいのは1週間くらいのものでエブリデイだと楽しくも何ともない。
でも、復職までの日々が自分で決めてカウントできるようになり、堂々と遊べる感じがしている。

リハビリは自分の気持ちによるところが大きい。
自家営業の人はリハビリ期間が短く、保障されている人は保障期間はなおらないとも言う。
これは皆がそういう訳じゃないが、よく世間で言うところだ。
意味はよくわかる。
無理して、という人もいられるだろう。
それだけじゃなくて、直すぞ、と痛みを押しながら動く人は早くどんどん動けるようになる。
なおったら動くわ、と言うといつまでたっても動き出せない。
朝、軽い腹痛があったがけろっと治った、春だしちょっとお出かけ。

秘境っぽい山に登る

ここから歩いて登る。


みたことのない野菜があった。
かなり大きい。
何だろう。


桜。きれい。

もう息はハアハア。
やはり体力は相当落ちている。
ちょっと脇道に逸れるとそこここにみかんなどの木が。
ここで倒れたら一週間くらい人は来てくれないだろう、と元来た道に戻る。

何も考えない時間がいい

歩くだけ。
こんな景色のなかを。
いつもの散歩とはちょっと違う。
何にも考えないって最高の心の栄養になっていく。


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アラフィフの、寂しさとの慣れって。

2013-02-27 17:54:06 | 心のリハビリ
この前の激しい腹痛で旅行断念したけど
今日が行く予定の日だった。
別にツアーじゃないから、また行けるときに行けばいい、のだが、ちょっと寂しい気持ち。
それにこのところ雨女ならぬ雪女で、出かけると雪が降る。
昨日の天気予報で東京は雪かも、と言ってたし。
ま、しょうがない。

こんなとき、いつもぼうっと癒される

こどもの頃から見慣れているアラジンのストーブ。(それとは別物、3年くらい前に購入)
これ、ぼんやりあたたかいだけで、灯油も3リッターしかはいらない。
でも、暖炉的な癒しがある。
重いストーブうんひうんひ運んで給油、手間がかかる。
ストーブにこき使われてる感がなきにしもあらずだが、いい。
エアコンじゃなく、ストーブで厚着をして暖を取って過ごす。

家電に癒される友人たち、ドラム式洗濯機
喋る設定にして、会話している友人
「はい、わかりましたよ」
「よろしくお願いします、いやな思いも洗っちゃってね」
などと毎日会話するうちにかかせない友達になっている

ドラ洗に愛情を持つのはぶっ飛んでる気がしなくもないが、
昔、ぐるぐる回る水をみて苦しい気持ちを紛らわしていたこともあったから、すごく共感。

掃除機がペットの知人
わたしと同じく一人暮らし。
お掃除ロボが敷居に引っかかって戻れなくて充電できない時など特に愛情を感じるという。
「かわいそうにねえ、そうでしゅか~、よしよし、いいこだったねえ」
などと赤ちゃん語で話しかけるという。
そういう人は他にもいて、
「あ、わたしも」とかいってた。

ナビコちゃん
いつも一人で長い距離を移動するわたし。
カーナビなど要らない、知っている道だし。
かえって遠回りを教えられたりするから不要。特に都内。
でも、寂しいからナビ子をつけている。
こんなばかばかしいことで癒されている、助けられたことはあまりないが。
(最新にしていないのでハナから信用していない)
渋滞した時も赤くピカピカしてくれているだけで
「だね」みたいに納得できる。
夜のアクアラインでは閉所恐怖症のわたしのひどく信頼できる同乗者になってくれる。

もっといっぱい逃げ道が欲しい
このこだわり感は自閉症傾向なんだが、お助けアイテムは多い方が生きやすい。
インド人女性がじゃらじゃらオシャレにアクセサリーを身にまとうのは身を守るためだと信じて装う。
心の隙間を埋めるものはいっぱいあったほうが絶対いいに決まってる。
それがばかばかしいと思えばもういらない。

ぼろぼろのタオルを手放せない幼子と同じ心境になるアラフィフのひとりなのだった。
仕事離れるとふとおもう。

みんないつもそうなんだ。
日がくれたり、朝が来たりすることがありがたいと思うよ。


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職場へ。ちょっと行きました。顔を出しに。

2013-02-26 17:38:15 | 復職
出頭じゃなく、希望を持っていくのだ
相反する気持ちはあるけど、楽しいが勝っている。
なんかぴったりなのを思い出した。

隣のトトロかな。
旧家に引っ越して子ども等が
「怖いけど、楽しい~~~」って何回も言う場面があった気がする。
あれ。

約8ヶ月も休みを取っている。
その8ヶ月はなかなか語れないファイティングで人に伝えようと言っても気が遠くなりそうだ。
ギャップがある。

けど、あっけなく普通の顔して「やあやあ」と普通に働きだすのが夢なのだ。

ソファ人間のわたしでも。
もっと早起きしないといけない生活が身に付いていても。
ご飯は大人ポーションはもう食べられないけど。
マイナス要素があったって、いいんだ。
それは置いておいておけばいい。

わたしの好きな、職場
思いのほか長居してしまった。
どう働けるかな、とアンテナを張り巡らせていた。
それは、働きたいからだと思う。
みんなあたたかい。
わたしを待っていてくれている。
希望がどんどん形になっていく。そんな気がする。

それだけで疲れてしまった
何もしないのに、疲れ果ててしまったようです。
わかるなあ、浦島太朗。
いや、そこまでいかない浦島半太郎だ。
太朗はすっかり酒を飲んで腰を落ち着けていた。
半太朗は家が気になって仕方ない。
ほんの何時間で帰宅してきた半太朗。
帰ってくると数年が過ぎていた。
幼かった子はもう働いている。
家も人も変わっていたのだ。
そんな感じかなあ。
このギャップを早く埋めたいものである。

ともかく、やるっきゃないのである。


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腫瘍マーカーって????あまり参考にならないのかな???まだ結構、ある。

2013-02-25 16:18:05 | がん・腫瘍全般
発見時はあまり高くなかった腫瘍マーカー
のだそうだ。
あまり気にしなかった。が、そういわれた。
あとになってみた程度だった。
最初何もしていないときCEA 2.5
SCC 0.6

切ってもゼロにはならない数値
不思議だ。
抗がん治療中CEAは2.5から3.3に。切ったあと2.2
その後緩やかに減り、1.9だったが、今月2.8
あら~~~~上がってる。

SCCは抗がん治療で0.6が0.8になり、その後はずっと0.7

CA125は17.6から下がって8.6

一喜一憂することもなさそう
これだけで全てはわからないのだろう。
気にしないでいこうと思う。
正常なひともゼロじゃないらしいから。

むしろ、再発は見つけ難いらしい
ぱっと見つかるがんはいいがんらしい。
マーカー値もあまり上がらず、
CTにも映り難く、
PET検査でもあまり糖質を喰わないヤツは引っかからないこともあるんだそうだ。
じゃ、何をよろこんでいいのか?
微妙だが、数字だけで一喜一憂しないことにする。
がんはまだ未解明な部分が大きいのですねえ。
(ここは他人事のようにいい)

数字を点検している間、なんか仕事している気分だった。
でも、全然わかんない。
です。

またしてもおやつの時間です
いそがしいな。
クリームシチュー少し食べよう。
本当に、ちまちま食べるの忙しい、でも、楽しんで参ります。


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川津桜みつけ(元気になって散歩したのだ)

2013-02-24 18:25:20 | 早春
痛みは突然前ぶれなく来て、痛くなくなるのも瞬間
腸閉塞はそういうものなのだそうである。
でも、痛い時は本当に痛く、オプゾという麻酔扱いの痛み止めを飲んでも痛い。
処方されている漢方薬、大建中湯が効いているのか、今回は長く痛まなかった。
よかった~~~

散歩を、今日は心から楽しむ
こういうのがリハビリなんだよね。

「あるかなくっちゃ」じゃなく、歩けてきている。
いつもこううまくいくといいな。

川津桜

なんてピンクなんだろう。
とりが花をつついていた。

国産レモン発見

いいなあ、レモンの樹。(クリックして、見えるから)
うちは土地が狭いから樹なんか植えられない。
でも、レモンの樹がある家ってすごくいいなあ。

元気になると全て嬉しく感じる
がんになったからよりピュアに感じる。
ベッドで「大丈夫、頑張れる」とこらえてきたから、
世界は美しく見える。
そういう部分は大きいと思う。
だって本当に世界は美しいんだもの。

これをわかってほしくても説教じみてしまうだろう。
でも、本当のことだといつかわかるんじゃないかなとも思う。

子どもの頃好き嫌いが激しく、ご飯のとき残すことが多かった。
「ひもじくてつらい時代があったんだよ」と祖母に毎回言われた。
祖母は豊富にご飯のおかずをこさえる人だった。
樽いっぱい漬け物を漬けたり、一緒におかずをこさえたりしたした記憶がいっぱいある。
祖母の言った意味は当時はわからず、耳にタコができてふん、と顔を横に向けた。
でも今はよくわかる。
わかるまでに何十年かかかることも祖母は教えていた。

一回なくして始めてありがたいと思うものはいっぱいある。
感動は強要するものではない。
でも、祖母のようにいつも発信する人はありがたい。
墓のなかの人と心が通じる部分が肥大している感がある。

きょうはさくらにめんじてぽちっとな。ヨロオネ。


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腸閉塞予備軍、食事がむずかしい・・・・・

2013-02-23 18:44:51 | 食道がん
腸ろうのあとの癒着
小腸に穴をあけて、皮膚に癒着させる腸ろう。
穴を塞いでも癒着が残るので、腸閉塞を起こしがちになるのだという。
確かに、腸ろうのあとの左腹部はよく痛くはなる。

他にも腸の拡張が出来ている
術後一ヶ月くらいでおなかの対角線側に腸の拡張が出来ている。
つまって狭いところがあるため、手前側がふくれてしまう。
拡張した腸は正常な蠕動運動はしないのだそうだ。
重症な場合は、具体的にはよくわからないが、口から管を入れて陰圧にするそうだ。
普通はそこまでせず、禁食にして腸が動くのを待つのだそうだ。
年末に入院した時も点滴と禁食だけだった。
閉塞は癒着があればすぐ起きるよ、と言われている。

気が緩んで野菜を一杯食べた一週間だった
台所には豊富な野菜があって、ついいろいろ食べてしまった。
野菜はなるべくジュースにしてとり、繊維はとらないようにしていたが、野菜料理、おいしい。
なんだ、大丈夫じゃない、ちょっとだけお腹痛いくらい、平気、平気。
そんな感じで、ほうれん草、大根の煮物、大根なます(ダイダイで作った)、鍋、菜の花、いろいろ食べていた。

老人の腸閉塞が多いのは冬。
お鍋で過剰に食物繊維をとるから。
わたしは老人と一緒だというのをどこか忘れていた。

またも繰り返す。ひどい腹痛。
大根なんてほとんど水分よ、とばくばく食べた。
しばらくして激痛。
腸閉塞のあとのところ。
うんうんいって過ごす。
3時間くらいして今回は楽になった。

教訓
腹痛を起こすコツ。
1)野菜、特に繊維質多いものをたくさん食べる
2)早食いをしてみる、食事を15分以内に終わらせる
3)ご飯の際、水分も一緒にとる。
4)少しくらい平気と量を増やす

わたしのお腹はホットドッグ一本分しかない。
他のものも食べたければ残して、他をつつくしかない。

小食も大変。
夕飯はなるべく遅くに食べる。
でないと寝る前お腹がぺこぺこになってしまう。
寝る直前に食べると逆流する。
小分けにして食べていないといけないのはなかなか難しいことだ。


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ストレスとの共存て、どうする?

2013-02-22 18:33:48 | 心のリハビリ
自覚したストレスがある。逃げるんだ!
朝起きて、窓から空をみる。
生きていてありがたいと思う。
仕事がないのでぐずっと起きる。
自覚したストレスがどおんとある時はいつもと同じことをしない。
違うことを考える時がまぎれる。
朝からカボチャを煮る。
転がっていた秋に取れたカボチャだが、意外においしかった。
こうして気分転換ばかりを図る努力をしている。

気分転換におひな様のお膳を作る

心穏やかでないので仕事の雑さが目立つ。
あせあせ作ってしまった。
でも、ま、いいか。

気分転換にケーキをやく、手みやげ用

時間はたっぷりあってよけいなことを考える暇もあるんだから、手みやげは買わないで作ることにする。
せっかちなわたしは強力なアメリカオースター社製のハンドミキサーを愛用している。
これは酷使しているが30年ずっと壊れない。
日本もそういうもの作りすればいいのに。
強力ミキサーのおかげで、意外にこれもさっくり簡単に出来てしまったのだ。
いいにおい、家中。
手作りのよさは、材料をうんと贅沢しても買うよりずっと高品質。同様のものを買うのに比べたらかなり安くできる。
変な添加物はいってないものが出来るし。
はじっこ切って味見。
マカデミアナッツがおいしい。ちょっと嬉しい。

一日置いて明日考えて対処しよう
明日で済むことは今考えない。
そうしてみよう。
夜は下らないお笑いとかをみよう。
明日、考える気が怒らなかったらもう考えないことにしてみよう。
けっこう何とかなるような気がしてきた。
(こう思えればしめたもの)


恐れ入りますが(恐れ入谷の鬼子母神、という言い方しませんか)励みになっています。
ぜひ、ぽちっとな。
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再発したくないので、ストレスの元を絶っていく

2013-02-21 19:10:53 | がん・腫瘍全般
同じ生活をしていたら・・・・・
ちょっとばかかな、と思うのです。
原因、結果のみで語れない偶然的なところもありますが、がんのリスクファクターは減らさないと。
せっかく今こうして生きているんだから。
今回は最も大きなリスクファクター、ストレスについて自分を考えています。

リハビリで気がつくことは大きい
今、リハビリ生活はすごく時間に余裕がある。
ミニチュア家具をこさえたり、庭仕事をしたり、好きなことに時間を使える。
身の回りの掃除、整理整頓がはかどった。
月に一度の古紙ゴミ、大量に要らない本、書類を出すことが出来た。
今日おまけに入浴剤を作った。
(すごく簡単、これは仕事始めても楽勝にできる、でも、作ってみよう、と思いつく余裕がある)

焦りが全くない訳ではない。
また、のんきなわたしであるが、傷病手当暮らしである。
考えないで済むことは考えないで日々を過ごすようにしている。
この無為な時間は自分にとって気付きをもたらしていると思っている。

ストレスの元を絶っていこう
日々忙しく追い詰められると自分にとって何がストレスかわからなくなる。
こなすことで精一杯で、効率悪くがむしゃらに自信を追い詰めて働く。
そういう部分、離れてみるとよく見えてくる。

この、離れて自分を見るということ。
これだけは大事な財産なので忘れたくない。習慣化したいと思う。

ストレスな部分、それは切ってしまうしかないと思う。
切り方は大人なので、関わり方を変えるという方法がいいと思っている。

ストレス。
がんと共存するより、共存が難しい問題かもしれない。
気遣いしないようにしようと言っても無理である。
一つ、二つなら抱えてもやっていける。
これが多すぎてがんじがらめになっていたから身動きが取れなくなっていたのだ。
良い人ぶっていろいろ働きすぎること、その辺がネックになっている気がしている。
頼まれると断れない。
母子家庭で忙しいのに、常にいつも色々な役を受けてしまっていたり、
母子家庭だからだらしないと言われたくなくて休む間もなく頑張ってしまったりしてきた気がする。
「無理」と言って笑えばよかったんだなあ。
熱があったって働いてきて、そういうのってよくないとこの頃思う。

がんのリハビリ休み。
何かを変えていこうと思ってはいるのでした。

「やだ」「むりかも」
これが言えるようになったらいいんだな。
そうしたら一人前だと。

「またがんになるから、むりかも」
「がんになりそうだから、やだ」
こう活用したら言えるかもしれない。

人間関係から、うまれる、ストレスは。
どうつきあうか。
そこまでは気がつけたのだった。

ストレスフリーを目指す。

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2度目のヘアカット、ようやく普通です。

2013-02-20 17:51:52 | 心のリハビリ
抗がん治療後2度目のヘアカット
どうにもおかしな髪型になっていた。
一部残った髪はのびる。
産毛が伸びてきて、短い髪が多数ある(ありがたや)
髪は寝ないで上へ上へとのびるので薄めのスーパーサイヤ人スタイルに。

天気もよいし、髪を整えてもらいにいく。
抗がん治療は7月上旬、8月上旬におこなった。
すでに半年以上経っている。
地肌は見えなくなったがへんてこりんにのびている。

ベリーショート
今回、また苦労してカットしてもらい、ベリーショートに。(しかならない)
でも、ようやく普通になった。
まだ薄いがヘンではないと思う。
ダチョウのような頭が(本当にそっくり、地肌が透ける感じが)半年でもとに戻った。

おしゃれって
装う心って大事だな、と思う。
元気にしてくれるな、と思う。

わたしが言ったら大嘘つき、という感じなのでごめんなさいですが。
感性ずれてる、とよくいわれてきましたが。

でもこうしてきれいに髪をカットしてもらうとこんなわたしでもけっこうみられる(と思う)
ショーウインドウに映った自分から眼をそらして逃げるようにしなくても、「ま、いいか~」とみられる。
それで心の中までさっぱりする。
こういう嬉しさを忘れないでいようと思う。
げっそりしていた体も体重は増えなくても徐々に元気さを取り戻している感じがする。
面倒くさくてなにもしたくなくなることもあるだろうけど、髪を整え、いい服を着て元気になれるのがオシャレかも。
元気になるにつれてやる事が増える。
最低限努力したいな。

パジャマから普通の服に変わるのはすっごいハードルがある。
おしゃれが普通に嬉しく感じること、それがどれだけありがたい事か、今日はしみじみ感じている。

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雪。遠い旅行をした気分。

2013-02-19 19:22:25 | 早春
雪が降った


ちょっと出かけて午後になったら雪が降ってきた。
雪国の人なら普通の光景だろう。
でも、わたし雪の威力に圧倒される。
きれい、で、怖い。
いつも通る道は全く違う表情。
同じ毎日なんてないんだよな、とか思う。
雪、でした。

雪というと
思い浮かべるのは怪獣ジャミラである。
わたし世代はウルトラマンシリーズで育った。
怖さもさることながら、怪獣の哀れさ、可愛さも人気の理由だった。
ジャミラは宇宙へ行った科学者だった。
どこかの星に不時着し、救出を待つうち怪獣に化してしまう。
待ち望む思いは星に適応し怪獣になると同時に変形してしまい、地球に帰り着いて攻撃してしまう。
元人間である事を隠され、やっつけられてしまった。
その時、雪が降る。
なんと壮大なストーリーか。
みた人ならわかってくれるだろう。
滅多に降らない雪が降るとちょっと思い出してセンチメンタルになる。

作り話だが、生きているのだ。
あの頃子どもだった人の心の中に。

そういうの、すごくすきだ。

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雨の日、ミニチュア家具を作った

2013-02-18 16:42:42 | 早春
雨と風がつよいねえ、天気が変わりやすい、春なのだ
2月3月はけっこう寒くて、特に今年はうんと寒いと感じている。
大風が吹いたり、雨が降ったりすれば散歩はお休み。
一雨ごとに春が来ている。
人間は寒くて縮こまっているけど、雑草はしっかり生えだしている。

桜咲く頃には
職場復帰できるだろうか。
毎日そう思う。
春は来てくれるんだろうか。

ゆっくりなおせばいい、ゆっくり、ゆっくり。

手術から半年。
症状固定の今、どこかでエンジンをかけないと、と思う。

雨の日の楽しみ

ミニチュア家具を作る。
わたし、縮尺がかかったものがすごく好きなのだ。
ちさきものはみなうつくし。
時間があるってことだよね。
これが楽しいけどけっこう大変で、わたしは手がでかい。
ピアノはオクターブともう一音、届く。
女物の手袋はすぐ破けるので男性用を買っている。
でかい手でちさきものをこさえる。
作っている図はガリバーが小人の国に侵入して何かしている、です。
レトロな鏡台が出来ました。

大きな手ですが、小さなおにぎりを握る事も得意です。

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代替療法批判に声が届いて、気分はブルー

2013-02-17 17:52:20 | がん・腫瘍全般
ダンピング時のためにひまわりチョコケーキ焼く

心安らかじゃない時は料理。
ダンピング時、チョコレートかエンシュアを常備していますが、ま、こんなのもいいか。
断面をみるとわかると思うが、オーガニックヒマワリの種がけっこうはいっている。
ケーキ生地はつなぎ程度でナッツがいっぱい。
これがけっこう自画自賛、イケルんです。
このところケーキ焼くことが多い。
わたし的にはイレギュラーなことです。
家中にいい香りがするし、人に出せるのでほめられて調子に乗っている。
で、心穏やかじゃない時ってこういう事にはまるのだ。

昨日のブログに声が届いた
間違っている療法でも、信じる人にはフラシーボ効果がある。
だからこう書くべきだ
「わたしには一切効かなかった、わたしの体に関しては体調を害するものだった」と。

え~~~~~~っ
考え込んでしまった。
ケーキを焼いても気分はいまいち。

責任のない療法かな
医者に「肉はダメ、魚もダメ」と言われそれを実行し、歩く事すら出来なくなってしまったとしたら、(仮です、たとえです)
治療方法が間違っていたという訴訟がいっぱい起きるだろう。
でも「末期がんが治った(ケースもある)」からこういう食事療法をしませんか、という医療行為じゃないものは本人の意思。
この差は大きい。

がんが解った当初、なおるものは何でもやりたかった。
この切実な思いはみんな同じだろう。

だから、違うよ、と言いたかったんだ。
そのあとの判断はみんな個々人が出来るだろう。
わたしはそう思う。

サプリメント、漢方薬を取り入れるというのはばんばんやってきた。
食べられなければなおの事、足りないものを補うため。
そういう療法と大いに異なるゲルソン療法。

わたしには体調を害するものだった。
痩せている人には向いていない。
これから手術をする人には向いていない。
既に食養をやってきた人にも向いていない。
体内でアミノ酸が作れる人には向いている。

こう書けばよかったのだろうか。

なんか、しんど。

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代替療法を私は信じない、マインドコントロールでしかないと思う

2013-02-16 13:52:25 | がん・腫瘍全般
本当に信じて死んだ知人
乳がんが見つかり、とある玄米菜食で直す療法を実践し、じきに動けなくなり、なくなった友人がいる。
幼い子が写真を持ち、雨の葬儀のなか立っていた姿がつらかった。
「彼女の生き方、思想だったから仕方ないね」そういいながらみんなつらかった。

ゲルソンの大家はちゃんと現代医学で助かってから言っている
敵に回すには怖い事だが、はっきり書いてしまおう。
わたしもがん克服中、そして疑問や不安を話す仲間もいる。
ここはわたしの日記なので今日思ったことを書いてもかまわないはず。
がん患者のブログから知ったランチの会
ゲルソンやってからも再発し、それを放射線で直している。
信じてなくなった彼女の一途さが無念で悔しく感じている。
好きじゃない、現代医学を批判しながら。

わたしは蛋白抜きの代替療法を支持しない
なぜか多くのがんの代替療法はタンパク質を禁止する。
がんの栄養源を立つためだと、大きくしないためだという。
でも、がんは血液中のタンパク質を奪うので、私たちがんの大家がいきている限りがんの栄養は供給されてしまう。
タンパク質が供給されないと、体はいきのびるために筋肉を減らす。

オーガニックパンやさん(がんの治療食もやっている)がたくさん最新の本を貸してくれた。
どの本もたくさんタンパク質を取って、体を維持するようにという内容だった。
日本のもの、アメリカのもの、アプローチの仕方はそれぞれ異なっていたが、ゲルソンの批判を化学的にしていた。
医師の娘も同意見だった。
通常のひとよりも体力をつけておく必要があるとのこと。
術後の感染症を回避するためにも栄養を取ってくれとスッポン鍋セットを送ってきた。

人間は、自らアミノ酸を作れない、牛とは構造が違う。
食べるものからしかタンパク質の元アミノ酸は供給されない、中学の家庭科でもそう教わった。
その後この変更は報じられていないのでこの事実は変わっていないだろう。

代替療法をすすめる人もいたが、そのひとたちは皆がんではなかった。
そこから収入を得ている人たちだった。

食べて、免疫力をつける
抗がん治療中、わたしは免疫力をつけるために、いい物を積極的に食べることにした。
手術がどんなに体にダメージを与えるか知っていれば、もっとしっかり食べたであろう。
また、手術しないでがんを治す、という食餌療法、わたしは取りたくなかった。
わたしの体なのでわたしが決めた。

ゲルソン療法にはいい点もある。
アメリカのジュース健康法を取り入れている点。
精白しない穀類をとるなど、オーガニックの人々の食餌を取り入れている事。
それだけはいいと思う。
それ以上ではない。

信じてきた人にはごめん、気分悪いでしょう
心の支えで、生活の規範だものね。
現代医療は悪いという。
抗がん治療や手術、放射線照射は肉体を痛めつけると。
病気どころか大家までやっつけていると。
タンパク質抜きの食餌療法、一体どこが違う?
危険な事だと身をもって感じている。
現代医学を憎んで代替療法を選ぶのは間違っている。
体は一つ。
何何医療なんて言うのは関係ない事だ。と、私は思う。
元気になろうという心でいっているという事でお許しもらえませんでしょうか。

今日こそ、特にお願いのぽちっとな。
気弱なわたしを応援してください。

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がん後の人生の過ごし方

2013-02-15 17:37:27 | がん・腫瘍全般
自由なのだ
術後、一応ドクターにはこうしたいんだけど、という希望を相談してきた。
最初から全て「いいですね」とにこやかに言ってくれる。
異常があれば病院に来るように、と言って。
例外なく、そうである。

なのでわたし、このブログを立ち上げる前、術後間もなく、ヨットで東京湾を渡った。
どうしてもそうしなくてはならない事情もあった。
医者は良いと言った。
初心者ではないわたし、真冬の海の上がどれだけ寒いのかは熟知している。
仲間が二人、厳しいがなんとかなる。(元気でもきつい)
わたしのカムバック。
その日は雨だった。
体脂肪10%になってしまったわたしは震えてニコニコして位置を出したり、ただいるだけだった。
皆はあきれて「よく医者が許したもんだ」と言った。
ちがう、全ては自己責任なのだ、余生は。
ドクターは本人の意思を最上級にしてくれる。
あれはダメ、これはダメとは言わない。
体はもう元には戻らない。
本人がやると言えばやらせる。
予後とはそういう世界なのだ。

意思なのだ
また、精神論なの!と言われてしまいそう。
でも、Will Powerってあると思う。
たったそれだけで人は生きられるし、事実すべてが変わると思う。
精神の力はよくも悪くも大きい。

思い込み
人はすごくイマジネーション豊かで事実認識の際、自己感情を織り交ぜる。

わたしが親を苦手だというのも、100のうち親が悪かった部分が70あったとして30はわたしが妄想しねつ造まではいかないが増幅している物だと思う。
だから、あいにいくのが苦しい。
でも、あいにいけばいつも思い込みが増幅する部分があったと認識する。
だから、やり直せる。きついが、毎回やり直せる。

この思い込み力というのは結構なパワーがある。
わたしをたじろがせたりもするが、多くの場合助けてくれてきた。
「根拠もなく溢れ出る自信は何?」と言われる事が多くあった。
確かに、実績ないわたし。
でも、迷わず立ち向かうしかない。負けてしまう。
思い込み力である、わたしは。
なおりたい!と思えばなおる。
なおんないかもな、と思うとなおらない。
病気の海でいつまでも溺れていたくないから、一個でも二個でも自分に普通の世界を引き寄せておきたい。

がんになっても好きなことをしていい(多少の弊害はあっても)
むしろがんになったから好きなことをしていい(余生だからと威張れる)


すきなことをつみかさねよ~~~よ

文章へたですが、共感してくだされば、ぜひ、ぽちっとな。

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術後5ヶ月半。通院

2013-02-14 18:48:38 | がん・腫瘍全般
一人で病院、遠路はるばる
遠いねえ。病院。
今回は一人で自家用車とバスと電車で行った。
だいたい4時間弱かかる。
手術前は一人でこうして往復8時間。検査がある時はホテルをとって2日がかりだった。
退院時、入院時、術後の通院は子らと友人等がクルマで(2時間かからない)運転してくれていた。
全部無理でも途中まで送ってくれたり、それも朝早くとかもあった。
元気になってきたので一人で行ってみる。そして普通にこなせた。
東京泊。
東京でいろいろ用事を足すという予定もこなせた。
立ちっぱなしの電車とか、いっぱい歩く東京駅とかも難なくこなせた。
電車からは母校も見えた。
これっていろいろいい面も多いよ。

改めて思う。感謝 to 医師と病院他諸々
閉塞感をもったこともある病院であるが、来てみるとありがたい感じがする。
よくやってきたな、と思う。
始めて来た時は「ここにいる人みんな癌なんだ」と思った。
若い母親が子どもといるのをみてつらく感じ、お年寄りをみてこれ以上体力をなくすのかと同情していたりした。
今は、違う。
みんななおりたくて治療中なんだ、と思う。
胸はって元気そうにしていたい気持ち。

ドクターは相変わらず働きすぎて眼が充血、髪はぼさぼさ。
そしてにこやかである。

なおらなくても普通な事、いけない事にわけて話を聞いてみる。
腸閉塞は仕方ない事、なったら絶食して点滴を受けるだけ。問題ない。
吐くのも、腸が痛くなるのも仕方なく、普通。
体重が全く戻らないのも仕方ない。
で、いくら元気でも、2年間は要チェックで転移についてはしっかりみていかなくてはならないとの事。

感謝。

思い切って内視鏡を受けなければ今頃も働いていただろう。
がん細胞を養い、転移させながら。
そして動けなくなってからでは、別の生き方をしなければならない。
そうであった可能性がいっぱいだった。わたしの生活スタイルでは。

大事に生きて、いっぱい働いて無関係かもしれないけど、人の役に立ってお返ししたいものである。

自分へのご褒美ってこれ~~~?
結果これだった。
バスのなかで呆然。

うきうきと買ったのはコーヒー豆とスープ用のマメである。
あたしってそういう人なのかもしれない。

げんきにぽちっとな。
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