がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

桜セーリングに今年も参加できました

2017-04-02 20:43:05 | ヨット
3.11以後私たちができることを楽しくやっています

賛同する艇がヨット日本発祥の地風光明媚は油壺に集まって交流し、一人3,110円をあしなが基金に捧げます。
海で遊ぶ私たちのできること。




天然の良港

外洋がドン吹きでも湖のように静かな油壺。



ここは潮位の観測点です。
3.11以後潮位は変わっているんですよ






体脂肪ないと本当に寒い!

脂肪も無駄じゃない。
こんなに厳しい世の中ですからせめて自前の救命浮き輪がいるんざます。


元気出た

海からパワーもらった

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好きなことができるのが一番

2016-10-11 00:04:54 | ヨット
今朝初めて長袖を着る

こうしてみると、文句言った暑さもやっぱ寂しいね。
実は寒くなるといろいろそれはそれで身体の使用について気遣わなくてはならず。


1日海の上で働く

庭仕事が好きじゃないのは蚊が来るから。
一個刺されたらもう終わりにします。

海の上では人がかなり嫌な仕事もなんか全然平気で。
海効果かね、同じ仕事を陸上でやれったら楽しさはない。


メンテのためマストに登る

結構風もあって今回は大変。
もちろん自力で登っては力尽きたら落ちて死んでしまうので。
セールをあげるロープで吊ってもらいながら作業をします。
片手はマストなどを掴み、体が暴れないように気をつけながら利き腕で力仕事などを確実にしていきます。
滑車の穴を除いて幅をノギスで測り、レース艇にあるランニングバックステイのトラブル、大きなワイヤーを外さねばなりません。
陸上では90度横にすればいい、簡単というも直径5ミリのステンレスワイヤー10メーターオーバーは重くて重くて
下にいる人間にワイヤーを「あげて!」というがこの大変さをよく理解できないみたい。
これはわからないよね。
実感。





即乗れる船買ってくればいいのに、こんなんしてたら孀婦岩行く目的の前に死ぬかもしれん。


でもなあ。

レースばっかだったから、セールトリムを自分でできなかったから自艇を持っちゃったんだよね。

そこから合体して私のいまや待ちいっぱいの県の施設におけてるからいいか。


花火を海から見るときに招待したい

すごく素敵だ。
だた、寿司を取っても暗いから味覚的にうまさがわかってもらえない。



養護施設のこどもを招待したい

諸磯がず〜っとやっています。

親とかとうまくいかない子が(放置など)高校生まで入所できます。
乳児施設を出た子供から18歳まで。

これは夢で夢があるうちはやりたいです!

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母港にヨット、最終回港をできました

2016-07-02 22:21:06 | ヨット
無理を押していかないと進まない

月末書類、今週担当の週のカリキュラム、持ち帰りがいっぱいなんです。
でもこのタイミングは今しかない!

たった二人で43fを回航してしまいました。


マストにスプレッダー(支え)がこんなあるフネは初めてです。



両手を広げる程の大きさ。
すぐに感覚離れましたが、私は小型船の舵につながった棒で腕から感じるのが好き。
それもいい勉強だったと今からは先に行かないと。

棺桶の前の写真が欲しい

が、そんな暇はなかった




着いてから写真とる

マストがえらい長い。
これじゃあ葬式のいい写真がまだまだ撮れない。

うんと疲れたら、レースで一緒だった仲間から長電話。

寝るスイッチがカットされ続けています。

こんな日が来てよかった。

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地上の人で将来に延ばす(日和見主義)

2016-06-25 21:17:38 | ヨット
昨夜遅くにもう分かってはいたんだが

天気図みて、無理だなと思ってはいた。
初島ダブルハンドレースも中止になったことを知る。
(この土日で逗子から初島を回ってくるレースなんですが、このレースの特徴はたった二人で2日間ヨットで回航するところです)


日和見

自然と一体になるのがアウトドアのスポーツですから、
事故は日和見ができないことが多くの原因だと思います。
休みは今日しかない、仲間も呼んじゃった、などが判断を鈍らせて海上保安庁のお世話になったりするのです。

中止する勇気。


明日もダメそうだ

陸の倍くらい風力が強い洋上。
西風だ。

無理していけたって楽しくもなんともない。

母港に戻るセーリングのためにヨロオネスパークリングワインを用意してある。
舳先から浴びせかけ、私たちもいただきアンカーをあげたいのだ。


地上で仕事から離れてささやかに遊ぶ

ちょっと偏屈なクルマに乗っているのでその辺(田舎です)でオイル交換できません。
ヨット回航休みとっている仲間に1日つき合わせて、過ごす。



正直言って休日になって動くと体力のなさを実感。
なんとかせねばな、と思った。

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術後本格ヨットデビューするぞ

2016-06-24 21:22:29 | ヨット
4年です

その間東京湾横断し、民宿に雑魚寝して船底作業したり、
NPOの海洋を守る団体を乗せたりしています。

でも、遊ぼうよ、という乗り方はしていません。

まあ、日頃メンテも多くいつも洋上の人になれたわけでもなかったのですが。

洋上で舵をとると海の人、風と潮と一体になって他に何も考える余裕もない。
全ては海時間。


明日、天候が良ければ

無理はしません。
日和待ちということを私たちは知っています。
天気がよかったら、ヨットで洋上の人。




これでやっと術後です

神様はまだ私に生きていいと言ってくれる。
本当の私が戻る。
その感動、素晴らしさ故に心広い後の人生が私に訪れますように。

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楽しい夜遊び再び?

2016-06-04 21:12:37 | ヨット
術後はあまり夜遊びしていません

この夜遊び人間が信じられません!
日曜日にヨットレースがある時は作戦会議と称する飲み会、レースがない時は肩振りと称する飲み会。
PTA役員だった時は先生とのむ機会がえらく多くあり、先生も大変だなと思った。

今はといえば、昔は遠し。
なんたって働くだけでいっぱいいっぱい。
体力も神経も使うのよ。

体力ケチになって、つかれるんじゃないか、ばかり気にして一週間をやっとやっと過ごす。

とか言っちゃって、一人で国内旅行、海外旅行をこっそりしてる。


仲間が状況を用意してくれる

なんと北海道からでかいヨットを回航してきた。

話せば長いが(短くしか話せないくせに)元々はオーナーではなくクルーだったわたし。
何も覚えられなくてつまんなくなって係留権付きの25feetの中古艇を購入。
釣り好きのおっさんが買ったはいいが操船できず手放したもので直すまでに気の遠くなるような作業があった。
が、女一人でやっていれば仲間が集まり、みんなみんなの力でできちゃうわ、セールは買い換えるからあげるなどなど山のように集まり。

そのフネが欲しいという人が現れ、レース仲間と共同オーナーになって30feetのフネを見つけて回航する。
このフネで伊豆諸島を色々参りました。
レース仲間とクルージング好きなわたしのコラボです。

わたしはそのまんまで良かったが、マリーナじゃなく自主係留のハーバー、
冬の低気圧の際だらしない係留邸に何回も壊されてしまうのです。

係留に関しては個人でやるとできないこともあるのでクラブでやる方法を長年頑張るも、
繰越し金を割戻せと言う初心者らが現れて、長老たちは次々なくなってしまい、もうやめちゃおうかと思いました。

ヨットのことだけ思えば好きだからやれた。
帆走してばかりじゃなく、クラブ運営、県との交渉、本当になんでこんな大変なこと抱えちゃったんだろうと思った。
でも他はどうあれこれだけは付随する嫌なことも全部なんとか頑張れた。


でした。

で、もういいや、封印しようと思っていたんだが、またフネが来た。


仕事があるが出かける

なんとなく自分の中に持て余している部分があったんです。
なんか頑張るも合致しない。

好きなことしてないんだ、と思う。


好きなことした結果



本寝していました~~~汗

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今日は海のボランティアで1日

2014-11-15 22:01:57 | ヨット
4年続けてきた海洋調査

NPOの協力を続けています。
私がヨットクラブの役員の数年間は賛助会員として協力させてもらいました。

なんか、病気の間にクラブは割れて解体してしまいましたが。

仕方ないよね。
と思っています。

海の環境を守っていくためのデータ作りです、今回も。


こんな感じだよ



なぜ写真がないのかっていうと撮るヒマなんか全くないんだ。
ヨットは仲間と二人で。
NPOのそんなにフネに慣れていない方も乗せています。
神経を使います。

プロのダイバーのカメラは超高価。
重いので、事前に一回潜って確認して手渡し。

また来年ももう少し広げてやりたいとのことです。


きらめく海を見て

元気だった頃、セイルを広げて風を拾いかっ飛んでいた時間が蘇ってきた。
他に何にも趣味ってなかったものね、本当に。

夏休みの島巡り。
それは好きな人にとっては楽しいが、好きじゃない人にはつらいばかりで何が楽しいの?だと思う。
美しく展開されているセイルの下でフネの操船たら、奴隷のようかもしれない。

わたしは小さなヂーゼルエンジンを補機として静かにセールで帆走できるフネで陸を離れてどこまでも行くイメージが大好きだ。
ヨットレースも私は好きだ。

そんな感情が心にいっぱい溢れてきた。

でも、疲れちゃっていますが。

よかった、海に出て。

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BSで太陽がいっぱいを観る

2014-09-06 00:10:18 | ヨット
有名ですね、フランス映画

若い頃のアランドロンもなかなか素敵ですし、
ストーリーも面白い。

でも、ヨットがいいんだなあ。
ヨット仕立てのお話なのがいい!


週末なのでのんびり映画出来るのが嬉しい

何時まで起きてても平気な週末の解放感。
一週間働いたご褒美。
働くとはありがたいものである。


All is Lostを明日はゆっくり観るんだ

ロバートレッドフォード主演のヨットのサバイバル映画。
予約していたDVDがAmazonより届く。
2ヶ月前に先行販売の予約をした。
なんか、予約した時よりも¥61安くなってました。
Amazonやっぱりいいよね。


超忙しく暑い一日でした

蒸し暑い夏が関東では続きます、
南の海の熱風が吹き上がる気圧配置。
この夏は本当に暑かった!
今日も暑かった!


ふと思う雑感



いい加減の勧めでしょうか?

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今年も桜セーリングに

2014-04-05 22:46:45 | ヨット
3.11以後始まった桜セーリング

海でたくさん、たくさんの命がなくなった津波。
遊びフネを自粛するんじゃなく、集い合って一人3,110円を津波孤児のあしなが育英資金にする。
これがまたすごいいい仲間が集結しているんだなあ。


昨年は自艇で参加

日帰りしたので大変で、行ってかえって。
帰りは吹いて吹いてきつかった。

今年は陸路参加

といってもフェリーに乗って。クルマでピックアップしてもらってフネに。


さくら~






桜えび~

駿河湾で上がった桜えび。
しょうが醤油で




お礼に桜えび入りピザ返し






こいのぼりも




久しぶりの仲間と交流、元気にならなくちゃ

早く一人前に戻らないと


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久々に海に出た

2013-09-22 23:14:45 | ヨット
海の上の竜巻が見えた
ほとんど雨に遭わなかったけど、積乱雲が崩れだした雲があるからいやだなあと思っていた。
海の上では雨域が見える。
見渡せるからで、広いところなら注意していると雨域は簡単に見える。
雲の下が陸、または海まで暗いグレーになっている。

ふと見ると。
きれいなはっきりした竜巻が見えた!
あわてて舵を渡して携帯を取にいっている間に竜巻は曖昧になってしまった。
でもよおく見るとかすかな上昇気流がまだ残っている。




ヨットはどんなときもわたしにプレゼントをくれていたんだなあ
丁稚奉公の時代(クルー)ひどく物を知らないオーナーのフネに乗せてもらうと、航海を知らないから、心地よいクルージングが出来ない。
いやだから降りるとはいえない。
しかし、海はいつもわたしに信じられないプレゼントを贈ってくれていた。
夜中になってもつかないとき、マリントイレ(海水)を流すと夜光虫がきらきら。

ウミガメ、いるか。
いるかは嬉しかった、群れでいる。

ひどいフネに乗るとヨットにとって何がいけないかがよくわかる。
自分の位置を失う人。
のんだくれて「ままよ」というひと。
ただ威張る人。
食料関係がチープ。
整備不良で海に出る。

巧い人は怒鳴らない。
下手な人はマゼランかのように自慢する。

一人で乗っていた時代、わたしはヨット仲間が増えた
ヨットは一人で乗っちゃ、いけないんです、本来。
一本の手はヨットを支えるため、一本の手は自分を支えるため。
なので一人で乗る人はシングルハンドといいます。

信じらんないくらい人が寄って来て、作業を手伝ってくれたりしました。

あの頃が花だったんだな。
一番どうしていいかいつも困りながらやってた時が良かったんだなあ。


どうしよっかな
趣味的人間のわたしは、ヨットとか趣味とかが自分の背骨になっている。
もう一回一人でもつのは無理無理無理。
あの頃に戻ってみたい気持ちが強くなるばかり。

こんな気持ちになってしまうなんて。

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どこにも行かれないわたしに訪問者

2013-09-01 00:39:38 | ヨット
セミ訪問
よる、気温があまり下がらず、熟睡できなかったなあ~と起きだした。
階下の窓を開けたらけっこう大きな物体がごんごん網戸を叩く。
じき、とまってしまった。
アブラゼミ。

なんか、とても子供心をくすぐられた54歳。
写真に撮った。





腕が悪いのでコックローチに見えなくもない写真になってしまって残念。

お腹を見せてとまっています。

しばし、蝉を見る。

こういう訪問者って人の気持ちを和ませるなあ。
この余韻を大事にしつつ、だらっとする。


大風
一日、暑くて大風が吹く。
ハーバーには行かない。
昔はヨットが心配で台風や冬の低気圧が来ると出かけていった。
見るだけしか出来ない。
もし、フネが流れても壊れていくのを見ているしかないという世界。
今はしっかり舫っているのでそれを信じている、しかないからそうしている。

趣味がヨットしかなかったから、昔から風が吹き荒れると本当の意味で休日になる。
ヨットは結構な喜びと疲れもくれるのだ。
わたしは昔、皆勤賞でいける限りフネに行った。

操船、整備、航行法、色々な技量が必要だ。
船乗りは子どもを産む以外は何でも出来ないといけないという。
なのでわたしはスーパー船乗りかも。
好きだったんだよなあ、帆船で海に出る。
大きなエンジンでいくんじゃなくて風の力でどこまででもいく夢を持つのが。

小さなガスコンロがあり、そこで手早い海メシをこさえるのは右に出るものがないかも、と思っている。
おいしいものがあるとハーバーでは仲間が集まって来るし、
島巡りは位置を出し、進路をだし、メシをだす、
その合間に舵を持つのが楽しくてたまらなかった。

その楽しさを思い出し、卑屈にならないで体力の回復を働きながら待ちたい。

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海に出ました、ナイトクルーズ

2013-08-09 02:47:33 | ヨット
夏の恒例、ゲストを呼んで涼やかクルージング
イカ焼きや寿司を用意して夜の海に出ます。
ナイトクルーズもいいものです。
適当なところでアンカリングしてゆっくり夕食。
この日はゲストにあわせて穏やかに過ごします。


海に出ると私の元気が出てくる
本当に久しぶりの我がヨット。
共同オーナーが管理をこの一年やってくれていて、仲間にも感謝です。
海はいい。
陸でのつらさも何もかもない。
海は万人に平等で、スキルだけで海の機嫌の良い時に遊ばせてもらっている。
この感じが何ともいい。
ゲストも海からの眺めをよろこんでくれ、見慣れた町の海からの光景に驚いている。
日射しもなく、肌寒いくらいの納涼感。


王様には王様のヨットの持ち方、乞食には乞食のヨットのもち方
いやみったらしいくらいの大金持ち(嫌みな人は海にはあまりいないが)な人もいる。
そういう人は業者に任せて、高~いマリーナに係留する。
庶民は県の施設に置き、全てを自分で整備する。
ニュージーランドは決して豊かな国ではないが、国民あたりのヨット保有数は世界一だ。
NZLの本屋には雑誌はクッキングとガーデニングとヨッティングしかなかった(今は変わってるかもしれない)
娯楽はこれでいいと思う、私は。
海は乞食船だろうが豪華ヨットだろうが等しく荒れ、等しく美しい光景を与え、等しく操船スキルを求める。
私は乞食でも充分である。
日本は海に囲まれた国である。
多くの人がシーマンシップに導かれ、海に出られるといいといつも思っている。


ハーバーでダラダラして日付が変わってしまった
ゲストを返したあと、片付けながらダラダラくっちゃべって気がついたら深夜だった。
これなんだよなあ。
楽しかった。
今日はビールも飲んだ。
のんだら胃がいっぱいになって泡だけ少し吐いたりした。気持ち悪くて吐くんじゃないけど。
からだにいいことばかりじゃないけど、すごく楽しかった。
皆も私が元気でよろこんでくれて、海の話は尽きない。
こんな日があってもいいじゃないか。
生きて帰れてよかった。
一番好きな時間を過ごせた。


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本当の休日が過ごせた、海に出た

2013-06-09 19:52:58 | ヨット
ば~らがさいた~、ば~らがさいた~

庭のバラが咲いた。
がん療養のおかげでNHKの園芸番組なんか見ちゃって(T.V.つけてること多し)
春、いい新芽のすぐ上で剪定しろっていうから、やった。
それまで野方図だった。
今年はおかげさまで木の勢いが素晴らしく大量に花が咲きだした。
いい日になりそうな気分になる。

やっと天気もよし、ハーバーへ行くことに
ヨットの共同オーナーたちは、長い付き合いだが、今回本当に感謝している。

昨夏は島巡りをしなかった。全くどこにも行かなかった。
私が病床でひがんではあまりに可哀想だと思ったのだろう。
自粛して痛みを分かち合ってくれていた。
(私がいないとやる気が失せるというかすかな説もあるが、何つうか、連帯責任みたいな意識なのだと思う、他人の病まで連帯してくれるのはみんな大人だと思う)
私の回復を待ってくれていた仲間。
スタンバッてくれていた。

久しぶりの操船、いきて帰ってよかった
久しぶりに舵を持つ。
港を出て、帆を揚げる。
エンジンを切ると海の音だけ。風の音だけ。
この時間が好きだ。

海鵜が大群でいて逃げない。
鵜のなかをセーリングする時間が結構あった。

暑くも寒くもない、本当に幸せな時間。
そういう時は幸せとも感じない。
何も思わない程、自分に近い時間。

しかし、洋上、腹痛に襲われ、少しの間うんうんいう
ちょっと容量超えて食べると1~2時間後に腹痛、下痢。
(ヨットは通常トイレと簡単な台所がある)
今食べたコメまで形のままでてしまう。
でも食べたものが全部出てしまうと、腹痛は収まる。
この体、本当に大変。
何もなかったようにデッキに上がる。
冷や汗たらたら。

隣のヨットと、お茶
私はもう空腹。
また、おにぎりを食べている。
話はいっぱい弾む。

たかが一日の海で元気をもらう
いや、半日。それ以下。
しかし、こんなに気が晴れたことはなかった。
海との距離は離れてはいない。
海はなくならない。
海時間が待っていてくれている。

わたし、宝石とか要らんわ。
美肌も。

こんな時間を過ごせれば。
きっちりうみで遊んでおれれば、よいや。

あ~~~、もっともっと元気になりたい。

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今日という日は新しいステージ(ヨット周航の友人に学ぶ)

2013-06-06 19:12:44 | ヨット
ヨットの旅
私は島巡りが特に好きである。

ヨットの旅は海を制覇したなんて言葉の対極にある。
海の機嫌の良い時に渡らせてもらった、という感じがする。
一度いったからもう知ってるよ、ということはない。
季節によっても日によっても毎回海は違う。
新しい顔で新しい旅がある。
ベテラン程、準備は怠らない。
海は言い訳は通用しない。

行く先までの距離を測り、
海流、潮流を計算する。
天気予報から風の向きや強さを予想する。
航海計画を立て、舫を解く。

自転車くらいの速度で海を渡る。
風を拾って、長い時間を飽きもせず海をいく。


海の上は気象はかなり陸よりめまぐるしく変わる。
きつい時もあるが、どうしようもなく美しい大海原。
好きな海だが、早く着きたいと思う退屈さ、しんどさ。
降りたら、また乗りたいと思うし、矛盾しているが、好きだ、ヨットが。

日本周航の友人と生存確認の連絡をし合っている
その昔、彼が始めての日本周航の旅に出た時は、もう少し役割のある生存確認をさせてもらった。
連絡が絶えたら遭難したとみなし、海上保安庁に通報するとの気迫に満ちたものだった。

その後彼は数回の日本周航を重ねている。
今回は、どちらかというと、生存確認をしてもらっているような気もしなくはない。
いや、そうだろう。
術後の私の元気のために連絡をしてくれているのかな。

友人の連絡から、思いを馳せる
毎日が違う海。

今日と明日はおんなじさ、なんてことはない。

状況は毎日違う、本当に違う。

でも、そこに一杯のヨットがあり、操船する人がいつもぶれずにそこにいる。

それは私も一緒だ
毎日、毎日が新しい風、新しい潮流があるように、私の一日一日も、毎日新しい、違う。
早朝に出航連絡をもらうと毎日そう思う。

皆そうなんだ、昨日と同じ流れの今日はない。

そう感じて今日を過ごすと、とても気持ちがいい。
今日ぼろくそだったとしても、明日は違う風をとらまえればいいや、と思える。

こんな体になっても、ヨット狂いの日々がたすけてくれているのかな
ほんと、信じたものは救われる、ではなくて
信じたものに救われる、ですか。

今後の回復を待ちながら、日々をなんとかこなしている(?)。
動けなくなってもヨットマンなのかな。
そうありたい、陸でもヨットマンとして


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ヨット乗りたい~と思い始める(もう乗ってはいるけど、もっともっと海に出たい、と本気で思い)

2013-05-11 18:00:31 | ヨット
通勤途中の漁港の風景
保育園に向かう道は海沿いである。
東に向かっていき、西に向かって帰るので行きも帰りもまぶしい。
光のなか、海辺を走る。

これだけで私は嬉しい。

金曜日の朝、波も立てず静か~に港に入る漁船をみた。

こころに焼き付いている
正確に言うと眼に焼き付いている。

漁船はエンジンを逆回転させ勢いよくはいってくるものが多い、ここらでは。
エンジンはとおにニュートラルにして船のいき足だけで白鳥のように入港してくる姿にヨットを感じた。

ヨットは帆で走るのでとても小さなエンジンしかなく、船体は重い。
モーターボートや漁船のように曵き波をざんぶざんぶ立てて入港したりしない。
静かにいき足ではいるが、入港は技術がいる。
わたしには漁船がヨットに見えていた。

私が入港させて舫いを取りたい。
無性に思った。
乗っている人をうらやましく思った。
そんな日常を過ごせる人をねたましく感じる程うらやましかった。

新しい港に入る瞬間、母港に帰ってきた時の安らぎ、色々なことが思い返されてくる。

このような体は過酷なヨットには不向きで、
がん手術でこんなにクオリティオブライフ(生活、生きる質)が劣悪になるとは知らなかった。
また、島巡りが出来るだろうか。

何をしていいかわからない余暇
中学のとき、家庭科で余暇の充実が大切だと学んだ。
仕事だけじゃいけないと。

育児も終わり、体力もなくしたわたし、
休みたい、けど寝てばかりもつまらない。
色々考えてみるが他に何も楽しみがない。

がん発覚直前には特殊海上無線士の資格を独学で学び取った。
陸にいても海に出ることと仕事しかない。
別にいい服もきたくないし、清潔ならそれでいいや、だし。

ヨット、乗っていけるのかなあ。
不安ではあるが、この夏は1秒でも多く海のうえの人になろうと思う。

今日のような雨の休日は持て余してしまう、あんなに休みたいっていっていたのに。

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