がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

生活って基本地味なものだ

2014-05-09 23:38:55 | 心のリハビリ
そんな事、今頃気がついたのだ

息をつく暇もないくらい、めまぐるしく常にいろいろな事があった。
がんになって入院したときにはじめて休みが空から降ってきたような気がしたものだ。
術後は生活の質が著しく悪化してしばらくは「あれえ」という感じだった。
働きだすも、帰宅後は食事という感じじゃなく、すこしずつたべてだらだら。
ソファーで寝て、風呂入ってまた寝るだけ。
それ以上は何も出来ません。


おばさんにジャムを持っていく

福祉作業所のジャムを応援の意で買うのだ。
いろいろな付き合いがある。
おばさんには正直にその意を伝えてわたす。
「おいしいから買ったよ」じゃなくて
「応援のためなの、そう思って食べて」

おばさんは一人になっても元々マイペースに働く人なので夕暮れまで畑にいる。
ちょっとボタンが落ちかけたベストを羽織っていたりする。
おばさんは腰が曲がっていてボタンはかけないから関係ない。

そんな姿を見ると心が大きく動く。
おばさんのその地味な生活に向き合う姿がとてつもなく偉く思える。


子どもに共感

今回小さい子どもを看させてもらっている。
大きい子どもを看る事が多かったので、愛情とかの基本が身に付く小さな子どもの姿。
まだ形にならないエモーショナルな世界の中でもう子どもはあきらめを知っている。
私のようなわがままものはいない。
それも生きる力だなあと教わっている。

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