がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

元気のきっかけをつくろう

2013-06-16 20:13:43 | 心のリハビリ
事態は変わらなくても気持ちが変わった
しばしば人生において、自分のキャパシティを超えるショックなことは起きる。
「だいじょうぶ」といわれてもそう思えないこともあるし。
また、悩みなんて人にいえるようになった時にはもう悩みではなくなる部分もある。
一人で抱えている時はつらい。

悩みは悩みのまま何ら進展もないが、気のもちようが変わることが出来た。

受け入れることが出来かけている。
それは自分の力だ。
でもそれって自分の力じゃなく、自然の力だし、人の力だ。

梅雨の合間に田舎道を歩く
田んぼと、休耕田のあぜ道を在郷アンテナショップまで歩く。観光バスの来る物産市場?

娘と歩いた。
何もない道だが、彼女は生き生きと空気を吸っていた。
懐かしがっていた。
梅雨の晴れ間。




変態したばかりの本当に小さな雨蛙。
お財布に入れちゃいたいくらいの大きさ。
可愛いねえと見る。

見知らぬ雑草(雑草じゃなかったらごめんなさい)


一時でも悩みを忘れると、気分は変わる
すっかり気分が変わるとまた別な発想も出来る。

以前、療養中、気分が優れない時は散歩を長くして、ふと無心になるまでうろうろした。

ぐるぐる回りは自分を責める方向にしか行かない。
それは不毛だ。

人の力
相談したら、方法を一緒に考えてくれる友人がいた。
ブログにも支えてくれる書き込みをもらった。

中学の友人から(映画評論家)コンティキという海洋映画のパンフが送られてきた。

こういう幸せが私なのかな、と力をもらう。

心の問題は面倒くさい
本当にベテランなんてない。
誰にとってもいつもつぶれそうな気持ちになったりすることはあるんじゃないかと思う。

私はこどもの心の成長に関与する職業。
こどものなかのくすぶりを乗り越えるきっかけをつかんだ時は天職かと思う。
こどもの心の状態が悪いまま、アピールのため悪いことばかりする。
改善の糸口が見えて来ないと、困り果てて止めたくなる。
ネグレクトな親との対応も空回りばかりが続く。
親を変えないとと言うのが本筋だが出来なければここからしかやれない。
こどもはヒステリックに他児への暴力行動に出る。
その現場は怒らなければならない。
いけないことはいけない。
怒る以上にいっぱい接したい。
現場は忙しい。じゅうぶんに出来たか?
現場はそんな思いが渦巻く。
心も問題を抱えるこどもとの対処は体力がいる。気力もいる。

だから他者のちからが必要だ。
仲間で心を支え合う。

きつい職場(どこもきついよん)でも、この職場は人の心(見えないけど)を見ようとする人がいる。
心と向き合うのはきついが、出来る限り働く。

職業でもきついと思うことがあるのだ。

また、娘は、生きる死ぬのこどもを預かっているから(小児科医)本当に別な苦労があろう。
命を愛するスタンスの違いだろうな。

私も、たくさんの人の力で今日に来ている。
そんな気分。
(悟ると死ぬぞ、ぎゃあぎゃあ騒いだ方がいいんだろううなあ)

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