がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

Adam's needleが咲いて、通勤路は西海岸と思える~

2013-05-24 19:40:16 | 初夏
和名糸ランという、ユッカの一種がずっと植わっている道




この僻地の田舎道、わたしには西海岸かナポリ島に見えるのだ。
とても幸せになれる。

Adam's Needleという名前の由来は葉っぱが裂けると糸になるから(繊維ばっか)
この名前も想像力をかき立てる。

通勤路は四季折々色々な町に変貌する
薄暗くて寒々しい日の夕刻は、日本敵家屋も所々に建ってはいるのだが、うっすら暗闇にまぎれる。
たまにぽつんと集落があると、もうドイツとか、オーストリアの奥の方にいる気分になれる。

何たって江ノ島がモンサンミッシェルに見える人ですから。

海があれば何にだって見える。
あ、なくても見える。海が見えないと大陸の奥にいる気分になれる。

自分が好きな場所を走っている妄想で幸せになれる。
本当に楽しい。
基本的に乗り物全てが好きで、健康な頃は一人で長い距離のクルマの運転も苦ではなかった。
電車も、夜行寝台の旅を若い頃はこよなく愛し、窓から流れる踏切の景色と音、橋を渡る感じ、大好き。
飛行機もつらいけど、好きなアルコールを飲んで日本語訳じゃない映画を見てほぼ寝ないで過ごす。行きは。
そんなに大した旅をしたことはないけど。

驚異的空想力はないところから育った
こどもの頃夏は海に連れて行ってもらった。

海の壮大さがどうしようもなく好きだった。

男に恋いこがれてもすぐきらいになったが、海への憧憬は幼い日から今まで変わらない。
ますます好きになる。

こどもの頃、坂を上ったらそこに海がある、とか想像して南の風を受けて走っていたりしていた。
もちろん海がないことはわかっているのだが、海に向かって走っていく気持ちが大事だった。

欠乏が本少女だった私のイマジネーションを育てた。
ちゃぶ台をひっくり返すと私は荒れた海をわたるロビンソンクルーソーだった。

なんか、そのまんまの人生って感じもしなくはないが、海を思うだけでは飽き足らず、潜り、ヨットで海を渡ったりして、
大海原に出た時の幸せ感。
こどものまんまだなあ、私。苦笑。

ぽちっとな
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近頃やっと、ログインして情報を診ることが出来るようになったんですが、
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自分が病気してもなお、わからない術後があります。
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