私の地域にはバンもオオバンもいるのですが、
オオバンが多くて、バンは少な目です。
減っているのでしょうか?
先日、数年ぶりにバンに会えました。
独特の赤い「額板」と先端が黄色の嘴、黒茶灰色のボディ、
黄色く太い足。
ここは、小さめの池です。
最初1羽しかいないと思いましたが、
後でもう1羽いるのがわかりました。
同じ個体です。
後ろと横に白い部分があるのですね。
これはもう1羽の方です。
夫婦かと思いましたが、あまり仲が良くないような?
けんか?していました。
植物の間を通り、やがて茂みの奥に入ってしまいました。
目の表情が面白いですね。横長の目?
果たして彼らは夫婦なのかどうか。
もしそうなら、ここで繁殖するのかもしれませんね。
この地域にバンがもっと増えてほしいと思いながら、
この池を離れました。
*バン(鷭)*
ツル目 クイナ科 全長30~38cm
留鳥、関東以北では夏鳥。
赤い「額板」が目立つ。淡水~汽水域の水辺に棲息。
「クルル、クッ」と鳴く。
江戸時代には、水戸藩から天皇に献上された「三鳥二魚」の中の一つとして
バンが含まれていたそうです。
(うわっ、食べられていたんだ。衝撃!
確かにバンはクイナ(水鶏)の仲間だから、鶏肉のような味なのかも?!)
「三鳥」とは、「ツル」「ヒバリ」「バン」、
「二魚」とは、「鯛」と「アンコウ」だそうです。
***
バンのいる池の周囲の風景です。
ここは、我が家から車で30分くらいの場所。
岩木山の形が、私の地域とは違います。
(ここから見ると3つ山型、私の所からは三角型)
バンはこの大きな池ではなく、
奥にある小さな池にいました。
まだりんごの花が開花したての頃。
山とりんごの木のコラボは毎年撮りたい風景です。
***
弘前公園がようやく解放になって1週間。
私が気になっていた「カイツブリの巣」。
巣もろとも無くなっていたそうです。あぁ・・・残念。
卵も数個あったのですが。
カイツブリ夫婦はきっとまた次の繁殖をすべく、
園内の別の堀にいるかもしれませんね。