4月~5月にかけて出会ったシギとチドリをアップします。
まずは、近くの田んぼで会ったシギです。
タカブシギでしょうか?2羽いました。
設定が少し明るすぎたみたいです。
とにかく逃すまいと、設定そっちのけで撮影してしまいました。
後で加工処理するつもりが忘れて、そのままです。(^^;)
*タカブシギ(鷹斑鴫)*
チドリ目 シギ科 全長19~21cm。
旅鳥(関東以南で越冬)、水田、湿地などに棲息。
学名に「小石原」という意味の語が使われているようで、
羽の模様が石が並んでいるように見えるからだそう。
次は、5月に海岸で会ったシギたちです。
キアシシギだと思われます。
陸からかなり離れたテトラポットの上に10数羽いました。
別の写真を拡大してみると、
足が黄色、羽の模様や色からキアシシギかと。
*キアシシギ(黄足鴫)*
チドリ目 シギ科 全長23~27cm
旅鳥(南西諸島では少数が越冬)。干潟、岩礁、水田にいる。
「ピューイ」と鳴く。
キアシシギを見た同じ海岸で会ったのは、
キョウジョシギです。中央と右端にキアシシギも。
(先ほどのキアシシギとは別個体)
キョウジョシギたちもかなり遠かったのですが、
初見、初撮りでした。
私の地域にもキョウジョシギが来るんだと思って、
驚き&感動でした!!
(もっと近づくと良かったのですが、この日はスニーカーを履いていて、
満ち潮の為に、近くまで行くと間違いなく波をかぶる事に。
泣く泣く諦めました。)
*キョウジョシギ(京女鴫)*
チドリ目 シギ科 全長21~25.5cm。
旅鳥(西南諸島で少数越冬)。水田、海岸、干潟、岩礁等にいる。
「京女」と言うのは、模様が京都の女性の着物に似ているからとか。
そして、英名の「ruddy turnstone」は、
石をひっくり返して餌をとるからだとか。
面白いシギですね。
次は1年ぶりのトウネンですが、初めての夏羽でした。
トウネンが2羽のみ。
夏羽はオレンジ色がはっきり。
冬羽の灰色とはだいぶ違いますね。
一瞬トウネンとは思いませんでした。
ちょこちょこと忙しく動くので追いかけました。
飛ばれないようにしないと。
*トウネン(当年)*
チドリ目 シギ科 全長13~16cm。
シギ科の中で一番小さい。
今年生まれの鳥のように小さいので
「当年」という名がついた。
トウネンから少し離れた所に動くものを発見。
こちらは以前も紹介した事がある「シロチドリ」。
灰色の砂と同化してしまい、目を離すとわからなくなります。
こちらはトウネン以上に早足です。
先日アップした「コチドリ」よりも目立ちませんね。
そんなわけで、シギチを紹介しました。
先日見た「チュウシャクシギ」と「コチドリ」と合わせて、
今季はいろんなシギチに会えて嬉しいです。
ですが、逆に毎年会えていた「ムナグロ」(チドリの仲間)が、
今年は全く見られません。もしかすると来ていないのか、
それとも、すでに来ていて、去ってしまったのか。
いずれにせよ残念です。
海岸にハマナスがもう開花。
早い気がします。
浜エンドウ。海辺らしい植物ですね。
浜エンドウの群生もありました。
これは何でしょうか? 海岸近くにありました。
花の大きさは直径2㎝くらいあったように思います。