昨日の続きです。
「鶴の舞橋」がかかる大きな湖は「廻り堰」とも呼ばれていますが、
10月末から3月、4月までは、水鳥たちの休み場になります。
今はカルガモのような留鳥以外はほとんどいません。
この日湖にいたのは、カンムリカイツブリ。
すっかり夏羽になり、カンムリが上に立っています。
きっと彼女が近くにいるに違いないですね。
数分後、突然現れたもう1羽、やはりカップルでした。
冠がだんだん立ってきますよ。
ほらね!
角度が違っていたら冠がハート型にも見えますよ。
求愛ダンス(ディスプレイ=首を上下、左右に交互に動かします)
を見せてくれたのですが・・・。
私が別の場所に移動し、リスを堪能してから、
またここに戻って来てみると、
こんな事になっていました。
オスがメスを追いかけ回して、
メスが逃げまくっているのでした。
あんなに仲良く、息もぴったりだったのに、
この数十分の間に何があったのだろう???
と、思っていたところ、鳥に詳しい方によると、
この行動は、嫌いになったのではなく、
むしろこれも愛情表現なのですって。
そして、追いかける距離が長いほど、
愛情も深いそうですよ。
へーー! 新しい発見でした。
なんだか、嫌いな振りをして(本当は好きなのに)、
女子にかまっていたずらしている男子のようですよね。笑
*カンムリカイツブリ(冠鳰)*
カイツプリ目 カイツブリ科
全長46~61cm 冬鳥(琵琶湖、霞ヶ浦、青森などで繁殖)
ピンクの嘴、短い冠羽、赤い虹彩が特色。
幼鳥は顔から首に縞模様がある。
***
5月半ば、八重桜がまだたくさん咲いていました。
八重桜の甘い香りが漂っていましたよ。
今はもう桜もりんごの花もおしまいの津軽。
田んぼのイネが風に揺られています。
田植えシーズン真っ盛りです。