What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

伊坂幸太郎・新刊「フィッシュストーリー」&新潮ケータイ文庫

2007年01月25日 13時30分42秒 | 
 今月の31日に発売される、伊坂幸太郎さんの新刊「フィッシュストーリー」のあらすじ紹介に「あの作品に登場した脇役達の日常は? 人気の高い「あの人」が、今度は主役に!」という煽り文句があってぐらぐらしました。「あの人って誰!?」という訳で、あちこち検索していたらもうちょっと中身が判りました。今回の新刊は、新潮で発表された短編と中篇を集めたものなんですね。

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>「影山さんですよ~」Kage様 http://blog.so-net.ne.jp/kagesan1/2006-11-01

○フィッシュストーリー

 小説新潮2005年10月号に掲載されていました。これは短編ですが、近々他の短編と合わせて単行本になるという噂が。。。

 二十数年前、現在、三十数年前、十年後と四つに分かれています。が、もちろんそれぞれに何らかの繋がりがあるわけです。というより、はっきり連鎖が、意図しない連鎖があり、それぞれが他人を救うことに繋がっている。面白い。


○動物園のエンジン

 小説新潮2001年3月号に掲載されていることを知り、読んでみました。

 私と一緒に登場するのが、5年先輩の河原崎さん(「ラッシュライフ」の河原崎さんの父)、同級生の伊藤(「オーデュボンの祈り」)、恩田。恩田が動物園職員なので、私と河原崎さんは夜の動物園に行くのである。伊藤は直接は登場しないけど、このミステリ?にヒントを与えてくれる。元動物園職員でシンリンオオカミの檻の前で寝ている長澤さん、1頭減ってしまったシンリンオオカミもなかなかいいキャラです(笑)。さて、昼間はマンション建設反対でプラカードを掲げている長澤さんの真の目的は何でしょうか?


>「読書の時間」huku2_99様 http://blog.goo.ne.jp/huku2_99/e/303730d6ff67c534a11ca7154506b99e

○フィッシュストーリー

今度はハイジャック!?とびっくりしたことはさておき。

フィッシュストーリーという曲を作ったバンド。
その曲を聴いている途中、暴漢に襲われた女性を助けた男。
その男の息子はハイジャック犯をやっつけ。
そこに乗り合わせた女はコンピュータセキュリティの穴をふさぐ。

毎日読んでた時は、関連が見えてなかったのだけれど
もう一度通して読み直してみたら、4人の話が繋がりました。

正義感に満ちているわけではないけれど、結果として周囲を危機から
救ってしまった男女の謙虚な物語。

短編だからそんなに盛り上がりがあるわけでもないけど、伊坂節は快調でした。

※こういうのが読めるのが新潮ケータイ文庫の良いところだと思う。
なかなか雑誌にまで手がのびないので・・・。

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 さぁ、後は発売を楽しみに待つだけですが、huku様の書かれている「新潮ケータイ文庫」というモノを、私は初めて知りました。

>新潮ケータイ文庫 http://www.shinchosha.co.jp/keitaibunko/

 書き下ろしあり、連載あり、過去に発表された名作ありと、とてもバラエティに富んだコンテンツのようです。ショートショートには「日がわり星新一」なんていう素晴らしいコーナーもあって、これはもし携帯を持っていて、ちょっと暇な時間が出来たら読んじゃいますね~。「なかなか雑誌にまで手が伸びないので・・・」とお書きのhuku様のお気持ちが判りました。



 
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特撮・小話

2007年01月25日 11時11分04秒 | 日常
 いやもう、ちょっとした小話ですから。

 新年度から始まる「獣拳戦隊ゲキレンジャー」の配役なんですが、

★ゲキレッド・漢堂ジャン→鈴木祐樹さん(D-BOYS所属 テニミュの大石さん役&シネプリでも大石さん役)

★悪の首領・理央→荒木宏文さん(D-BOYS所属 テニミュの乾さん役) 

 なんだそうです。どんどんD-BOYS押して来てますね~、さすがワタナベエンターテインメント(笑)チェックしてみると、あちこちのドラマに、脇役などでD-BOYS所属の俳優さんが出演されています。「テニミュ」で腐女子の人気を勝ち取り、お正月の「かくし芸大会」で一般人にもアピールして実績を伸ばしてきた彼らですから、戦隊には当然のキャスティングでしょうね。

*小さい声で*
 イケメン集団で名のとおった方たちなんですが、どうも食指の動くお顔がいないんですわ・・・あくまで流行に逆らう私です(笑)
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「B型の彼氏」 ロマンティックな攻撃に女性は弱い??

2007年01月25日 09時56分59秒 | 映画
 つい先日、血液型の話で盛り上がりましたが、タイムリーな映画のお話が「WOWOW MAGAZINE 2」に載っていました。

題して「映画&海外ドラマから学ぶ 恋愛成就の方程式」

WOWOWで放映される、六つの恋愛映画とドラマのお話を紹介しているんですが、その中の一作をご紹介します。

>B型の彼氏(韓国映画:主演:イ・ドンゴン/ハン・ジヘ)

*あらすじ*

 間違いメールをきっかけに、ある男性と出会ったA型の女子大生。「彼氏にしたくない血液型NO.1」に選ばれたB型男性だった彼の、大胆で積極的な性格に惹かれるものの、慎重派の彼女は次第に彼の自分勝手な行動に傷ついてしまう・・・。

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 結局ハッピーエンドなんですが、問題は彼がとった最終手段「彼女の家の前で愛のセレナーデを歌う→彼女はその”ロマンティックな”行動に感動、再び恋に落ちる」

 ありえねーーー!!(爆笑)私ならドン引き。

「いつもドキドキさせてくれる彼への想いと、他人の評価との間で揺れる少女の想いをコメディタッチでリアルに描き、自分の心に素直になる大切さに気づかせてくれる」

 だそうですから、乙女な皆さん、ぜひご覧になって下さい。(2月13日午後2:20~放映)私が観たら、もう突っ込みに忙しくて、ロマンティックに浸るどころではないでしょうから(笑)


注1:伊丹市民様をはじめとするB型男性の皆様、戯言はどうぞ太っ腹に笑って許して下さいね。

注2:散々二次元で妄想暴発させてる私ですが、三次元でこっぱずかしい真似をされると、いたたまれなくてダメなんですわ。なのでこの類の「恋愛映画」は、映画大好きな私ですが、例外的にまったく観れません。
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