今月の31日に発売される、伊坂幸太郎さんの新刊「フィッシュストーリー」のあらすじ紹介に「あの作品に登場した脇役達の日常は? 人気の高い「あの人」が、今度は主役に!」という煽り文句があってぐらぐらしました。「あの人って誰!?」という訳で、あちこち検索していたらもうちょっと中身が判りました。今回の新刊は、新潮で発表された短編と中篇を集めたものなんですね。
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>「影山さんですよ~」Kage様 http://blog.so-net.ne.jp/kagesan1/2006-11-01
○フィッシュストーリー
小説新潮2005年10月号に掲載されていました。これは短編ですが、近々他の短編と合わせて単行本になるという噂が。。。
二十数年前、現在、三十数年前、十年後と四つに分かれています。が、もちろんそれぞれに何らかの繋がりがあるわけです。というより、はっきり連鎖が、意図しない連鎖があり、それぞれが他人を救うことに繋がっている。面白い。
○動物園のエンジン
小説新潮2001年3月号に掲載されていることを知り、読んでみました。
私と一緒に登場するのが、5年先輩の河原崎さん(「ラッシュライフ」の河原崎さんの父)、同級生の伊藤(「オーデュボンの祈り」)、恩田。恩田が動物園職員なので、私と河原崎さんは夜の動物園に行くのである。伊藤は直接は登場しないけど、このミステリ?にヒントを与えてくれる。元動物園職員でシンリンオオカミの檻の前で寝ている長澤さん、1頭減ってしまったシンリンオオカミもなかなかいいキャラです(笑)。さて、昼間はマンション建設反対でプラカードを掲げている長澤さんの真の目的は何でしょうか?
>「読書の時間」huku2_99様 http://blog.goo.ne.jp/huku2_99/e/303730d6ff67c534a11ca7154506b99e
○フィッシュストーリー
今度はハイジャック!?とびっくりしたことはさておき。
フィッシュストーリーという曲を作ったバンド。
その曲を聴いている途中、暴漢に襲われた女性を助けた男。
その男の息子はハイジャック犯をやっつけ。
そこに乗り合わせた女はコンピュータセキュリティの穴をふさぐ。
毎日読んでた時は、関連が見えてなかったのだけれど
もう一度通して読み直してみたら、4人の話が繋がりました。
正義感に満ちているわけではないけれど、結果として周囲を危機から
救ってしまった男女の謙虚な物語。
短編だからそんなに盛り上がりがあるわけでもないけど、伊坂節は快調でした。
※こういうのが読めるのが新潮ケータイ文庫の良いところだと思う。
なかなか雑誌にまで手がのびないので・・・。
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さぁ、後は発売を楽しみに待つだけですが、huku様の書かれている「新潮ケータイ文庫」というモノを、私は初めて知りました。
>新潮ケータイ文庫 http://www.shinchosha.co.jp/keitaibunko/
書き下ろしあり、連載あり、過去に発表された名作ありと、とてもバラエティに富んだコンテンツのようです。ショートショートには「日がわり星新一」なんていう素晴らしいコーナーもあって、これはもし携帯を持っていて、ちょっと暇な時間が出来たら読んじゃいますね~。「なかなか雑誌にまで手が伸びないので・・・」とお書きのhuku様のお気持ちが判りました。
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>「影山さんですよ~」Kage様 http://blog.so-net.ne.jp/kagesan1/2006-11-01
○フィッシュストーリー
小説新潮2005年10月号に掲載されていました。これは短編ですが、近々他の短編と合わせて単行本になるという噂が。。。
二十数年前、現在、三十数年前、十年後と四つに分かれています。が、もちろんそれぞれに何らかの繋がりがあるわけです。というより、はっきり連鎖が、意図しない連鎖があり、それぞれが他人を救うことに繋がっている。面白い。
○動物園のエンジン
小説新潮2001年3月号に掲載されていることを知り、読んでみました。
私と一緒に登場するのが、5年先輩の河原崎さん(「ラッシュライフ」の河原崎さんの父)、同級生の伊藤(「オーデュボンの祈り」)、恩田。恩田が動物園職員なので、私と河原崎さんは夜の動物園に行くのである。伊藤は直接は登場しないけど、このミステリ?にヒントを与えてくれる。元動物園職員でシンリンオオカミの檻の前で寝ている長澤さん、1頭減ってしまったシンリンオオカミもなかなかいいキャラです(笑)。さて、昼間はマンション建設反対でプラカードを掲げている長澤さんの真の目的は何でしょうか?
>「読書の時間」huku2_99様 http://blog.goo.ne.jp/huku2_99/e/303730d6ff67c534a11ca7154506b99e
○フィッシュストーリー
今度はハイジャック!?とびっくりしたことはさておき。
フィッシュストーリーという曲を作ったバンド。
その曲を聴いている途中、暴漢に襲われた女性を助けた男。
その男の息子はハイジャック犯をやっつけ。
そこに乗り合わせた女はコンピュータセキュリティの穴をふさぐ。
毎日読んでた時は、関連が見えてなかったのだけれど
もう一度通して読み直してみたら、4人の話が繋がりました。
正義感に満ちているわけではないけれど、結果として周囲を危機から
救ってしまった男女の謙虚な物語。
短編だからそんなに盛り上がりがあるわけでもないけど、伊坂節は快調でした。
※こういうのが読めるのが新潮ケータイ文庫の良いところだと思う。
なかなか雑誌にまで手がのびないので・・・。
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さぁ、後は発売を楽しみに待つだけですが、huku様の書かれている「新潮ケータイ文庫」というモノを、私は初めて知りました。
>新潮ケータイ文庫 http://www.shinchosha.co.jp/keitaibunko/
書き下ろしあり、連載あり、過去に発表された名作ありと、とてもバラエティに富んだコンテンツのようです。ショートショートには「日がわり星新一」なんていう素晴らしいコーナーもあって、これはもし携帯を持っていて、ちょっと暇な時間が出来たら読んじゃいますね~。「なかなか雑誌にまで手が伸びないので・・・」とお書きのhuku様のお気持ちが判りました。