What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

「透明醤油」を食べてみました  (追記あり)

2020年09月14日 19時33分54秒 | 日常

 ただいま室温23度&湿度73%です。しとしと霧雨が降って薄暗いせいで、なおさら涼しく感じます。土曜日からの雨が、いっきにお天気を夏から秋に切り替えてしまった感じです。 

 

 先日、「透明醤油」を初めて見つけて思わず買ってしまったことを、ここに書きました。

とうとう昨日の夕飯時に、使ってみました。(お刺身が、鯛にハマチにホタテにと、白身魚ばかりなのは私が大好きだから)

小皿の下側の模様が、ぼんやりしている部分に透明醤油があります。ワクワクしながら食べてみたら、しょっぱい! 

普段から使っておられるご当地民の方からしたら、東北民はたじょっぱいの好きなのに、しょっぱく感るの?!と思われるかもしれませんが、普段使っている地元の醤油よりも、しょっぱく感じました。そしてね、これも失礼になってしまうのかもいれないんですが、味わいがちょっぴり。まったく無いとは言いませんが、お塩の替わりに使うといいくらいの塩梅です。

なので「料理に(醤油)色をつけたくないけれども、しっかりと(塩)味がつく」という説明は、正解でした。

さて、あとは自分のイマジネーションだけなんですが、私には焼きおにぎりくらいしか思いつきませんでした。白い焼き飯だと思ったら、味がしっかりあってびっくり!って感じはどうでしょうか?(発想がしょぼい)

 

(追記)

 焼きおにぎりを作ってみたんですが、めっちゃ美味しいです!ありありのありです。 (米は新潟の「新之助」)

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「”めご めご めご”と言って丸めるんだよ」

2020年09月14日 15時19分49秒 | 日常

 十年以上前に、94歳で亡くなった私の父方の祖母は、宮城県の大和町吉岡の生まれだったんですが、お正月用のお供え餅を丸める時に、「”めご めご めご”と言って丸めるんだよ」と話してくれました。”めご”=めんこい=愛らしい、可愛らしいという意味の方言で、たぶん東北全般で使われているんじゃないでしょうか。

祖母が、つきあがったホカホカの餅のかたまりから手にのるサイズにとってくれたお餅を、粉だらけの手で”めご めご めご”と丸める作業は楽しかったです。神棚にお供えする小さいお餅は子どもたちが丸めて、床の間用の大きいお餅は大人たちが作っていたように思います。

そう、伊達政宗の正室・愛姫も「めごひめ」と読みます。本当のお名前もあったそうですが、子どもの頃からたいそう愛らしいお姫様で、父上が「めごいなぁ」と呼んでいたので、成人してからも”めごひめ”と呼ばれるようになったと、どこかの昔話で読みました。

もう半世紀も前の話になってしまいましたが、↓ このお話を読んで、ふと思い出しました。

 

☆フードエッセイストの「白央篤司 @hakuo416」さんのツイートより引用

 岡山県御津群の延江さんは、ばらずしの作り方を紹介。すし酢は必ずごはんが熱いうちに混ぜて、と。そうしないと「ごはんがずわずわするんですわ」この音がいいじゃないですか。ずわずわ。お国言葉も郷土料理と一緒でどんどん貴重希少になる。『私の作る郷土料理』107ページ。

 
 青森県弘前市の工藤さんたちは、粉を練るときに「めぐなれ、めぐなれ」と唱和するように言われていたそう(68ページ)。うまくなれ、うめえくなれ、うめぐなれ、めぐなれ、ということ。私の父は南部だから弘前のほうとは言葉違うんだけど、やっぱり耳にまだなじむものがあります。
 
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