『赤毛のアン』の実写版かぁ~などと、軽い気持ちで録画して観始めたんですが、いやぁ、重い。
原作を元に、現代ならこんな問題提起を含んだ作品になるだろうなぁというアレンジ感が、お好きな方は楽しかったかもしれないんですが、当時のイギリス女性の暮らしや在り方の描かれ方が、今の私の歳だから感じるんだと思うんですが、とにかくしんどかったです。
ネットで調べたら、シーズン3まで作られて完結している作品だそうで(まぁ、最終回の含みたっぷりの下宿人二人の登場で、あそこでお話が終わる訳がないとは思いましたが)続きが気にはなりますが、私はもう観ないです。
☆「NHK / アンという名の少女」公式HP( https://www.nhk.jp/p/anne/ts/37R5MJZ1WZ/ )
このアレンジ感で、ウェブスターの『あしながおじさん』や、バーネットの『小公子』が実写版になったら、これまた現代風にいろいろ詰め込まれてずっしりと重い話になって、しんどいんだろうなぁと想像してしまいました。
子どもの頃に夢中になって読んだお話には、その時の想いが心に残っているから、あまりアレンジされた作品に触れると、しんどさが増す感じがします。大人になった分、新たに共感できる部分はあって楽しめる気持ちはあるんですが、やっぱりその残っている想いが、壊さないでと主張するんですよねぇ。
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