昨日ご紹介したコースの写真をば(^.^)
1)
切通し入口へつづく細い上り坂の途中。紫陽花が綺麗でした。
右下にはこの道に並行するように横須賀線が走ってます。
2)
切通し入口左手の石仏。旅の安全を祈願しつつ・・・
いざ切通しへ!
一気に薄暗~く妖しい雰囲気になります。
3)
シダに囲まれた石段を上る上る上る。
道をふさぐように突如現れる置き石。
名越切通しのメイン、大空洞!
4)
上から見た曼荼羅堂跡。大小五輪塔とやぐら群を眺めることができます。
ここは紫陽花の名所としても有名で、京極夏彦の『狂骨の夢』では次のように描かれています。
曼荼羅堂というのは名越えの切り通しの途中にある史跡である。史跡という呼び方であっているのかどうか降旗には善く解らないが、切り通しの壁を刳り貫いて五輪塔などを安置した、要は昔の墓場である。現在はどこかの宗派か、寺が管理しているはずだ。降旗も放浪中に一度行ったことがある。紫陽花が咲き乱れ、一種彼岸の様相を呈していた。美しいところだ。
学術調査が終わり、再公開される日を心待ちにしつつ・・・
ちょっと不気味な無人の洋館。
法性寺の墓地から見た大切岸の全貌。
墓地の少し先にある法性寺のお堂。
ここを見てから、元来た道を戻りましょう。
5)
やがて左手に現れる石廟。
内部には火葬骨を納めた骨壷が納められていたといわれ、鎌倉市指定文化財にもなっています。曼荼羅堂跡にしてもこの石廟にしても火葬場にしても、名越切通し一帯は葬送のイメージを強く感じます。
大切岸の崖上からの眺め。大変気持ちのいい眺めです。
写真ではわかりにくいですが、左手奥に海、中央に法性寺墓地、右手山上に洋館が見えています。
いつも四季折々の花が活けられている可愛らしい狐像。今回は紫陽花でした。
ちょっと首をかしげ、困ったような表情のお地蔵さん。微笑ましいです。
6)
衣張山ハイキングコースで最初の見晴らしのいい場所。
浅間山の頂上。
衣張山頂上。
逗子・鎌倉市街と海が一望!
ちなみにこの衣張山という名前は、「源頼朝が夏の暑い日にこの山を白絹で覆わせ、雪山に見立てて涼んだ」という言い伝えによるそうです。もちろん実際にそんなことは不可能ですから、それほど頼朝の権勢が強かったということを表わすために作られたものだろうと考えられます。
7)
衣張山を下る途中左手にある石切場。突如現れるのでぎょっとします。
この辺りは木々が欝蒼と茂り、薄暗くて一人だとかなり不気味。。。
私はさっさと通り過ぎました。。。
ハイキングコース出口の美しい杉林。
ここまで来ると、もう民家が見えています。
おつかれさまでした~。