実行へのヒント-499

健康と生きがい、周りの人のために働く、という考え方

そう考える人はまだ少ないかもしれない。
まだ若いのだからと。

やることは沢山ある。
確かに収入も伸ばせねばならないし、いざというときの蓄え（資産形成）
も、若いならば必要である。

しかし、だ。

成熟した日本が、突然高度成長を再度始めるわけではない。
個々の企業やSOHOは伸びる事はあるにしろ、それはどの程度なのか。
我々は営業努力を積み重ねつつ、次の二点を何度か考えるてみるべきである。

つまり、
・日本にあっては、新しい国の目標、すなわちあるべき姿を求める時。
・自分の人生にあっては、足るを知る、が鍵になるという考え。

これは成熟国のトップランナーとしての「日本」と「日本人」の自覚を意味する。

ガンガンお金のためだけに、しかも盲目的に働く時代はその峠を過ぎた。
サラリーマンもホトホト疲れた（収入も伸びない）。
そもそも心にドライブがかからない。

草食系、覇気がない、と言われる若者のしなやかな動きは、時代の最先端を象徴して
いるのではないか。

色々と考えるにつけ、日本の国家目標はもはや「成長」ではない。
やはり「成熟」である。

事実、「成熟」に舵を切った時の日本は世界のトップランナーである。