国家公務員共済組合連合会の謎は深まるばかりです。でも、誰も教えてくれません。本当のところはどうなのか?
この団体がどれ程凄いかもう少し説明しましょう。まず総資産約8兆6978億8千万円、負債は僅か41億2千万円で、負債比率はたった0.05%の超優良団体です。しかも15年度の運用収益は約2280億5千万円で、日本企業の同年度の経常利益トップ10に相当します。日産自動車の連結総資産が約7兆8600億円、利益が約2281億円ですから、同じ収益レベルなのです。総資産ではトヨタ自動車が単体で約8兆8170億円とほぼ同じくらいです。どの位すごい団体かおわかりいただけましたか?
ところが、この団体は単独での存続はなくなりました。今後地方公務員共済と統合されることになったようです。国庫から毎年一兆円以上もの資金を投入し、利益も日産自動車なみにあげている団体が何故存続をやめるのか?
それは共済を構成する組合員の数にヒントがあると思います。長期組合員数(要するに将来年金受給権者になってゆく人達、今安定して掛金を払う人ってことかな?)が昨年度より1万人少ない109万2千人に対して、年金受給権者数は昨年度より2万7千人多い93万3千人なのです。この時点で年金貰う人1人に対して年金掛金払う人が1.17人しかいないんですね。この傾向は今後も続き、たぶん数年で逆転してしまうのでしょう。いわゆる団塊世代がどんどん退職するし、受給者数は増えてゆくわけですから。
国庫から散々金を引っ張った挙句、受給者を支えられないと見るや統合に切り替える、という寸法です。そんなに大変な財政事情なら給付金額を下げればいいんじゃないの?元来多くもらってるんだから。今まで小賢しい小細工して貯めた裏金あるんだし、自分達で支えあえばいいんじゃないの?って言いたくなるよね。マジで。まあ、天下りとかでガッポリ退職金とか稼ぐのは一握りの人で、多くの末端の人達が高給取りの年金までは支えきれないのが実情なのかもしれないけど。
ちなみにこの共済の役員たちは全員官僚出身者で、これもうまい汁の吸い方とか決まってるんだろうかね、内情はしらないけど。組合員の掛金もだけど、国庫から入った国民のお金が、こうした役員の年俸1千数百万とかに化けちまって、稼がれてしまうんですよ、末端のみなさん。退職金もね!やっぱり理事長職は持ち回りとかなのかな?「次はおたくの局長クラスで・・・」なんてね。
もう一つ謎がある。厚生年金の運用先でも問題になってる財政投融資関係ですね。
この共済も運用先として財政融資資金というのがある。これは特殊法人等の事業に貸出して金利を受け取るもので、利回りは断然高い。そりゃそうだわな。政府の債務保証とかついてるから安心だし、って全然安心じゃないよ、ホント。債権先が破綻した時政府がオケラならどこからも金は戻ってきませんからね。この団体は約4兆1500億円をこれに預けてるんだけど、受取利息が約84億1400万円が未収になってます。焦げ付きじゃないよね?
おもしろい現象も見られます。一般貸付というのがあって各組合(省庁ごととか職務区分で個別の組合がある)に貸してるんですが、貸付総額約8900億円(ちなみに特別住宅貸付はずっと少なく約13億円)で、最も借りてるのはダントツで防衛庁2640億円、次が郵政公社1976億円、以下財務省876億円、文科省722億円、国交省695億円といった具合です。防衛庁は何でこんなに借りてるの?って思います。組合員がこんなに借りるのか、それとも組合そのものの運営に借りてるのか知りませんが、ざっと防衛庁の組合員一人当たり百万円借金してることになりますね。
謎に満ちてる国家公務員共済組合連合会は地方公務員共済に混ざって、今までの不明点も大勢に紛れさせてしまうんでしょうかね。どう思ってるんでしょうね、地方公務員の組合員さんたちは。
この団体がどれ程凄いかもう少し説明しましょう。まず総資産約8兆6978億8千万円、負債は僅か41億2千万円で、負債比率はたった0.05%の超優良団体です。しかも15年度の運用収益は約2280億5千万円で、日本企業の同年度の経常利益トップ10に相当します。日産自動車の連結総資産が約7兆8600億円、利益が約2281億円ですから、同じ収益レベルなのです。総資産ではトヨタ自動車が単体で約8兆8170億円とほぼ同じくらいです。どの位すごい団体かおわかりいただけましたか?
ところが、この団体は単独での存続はなくなりました。今後地方公務員共済と統合されることになったようです。国庫から毎年一兆円以上もの資金を投入し、利益も日産自動車なみにあげている団体が何故存続をやめるのか?
それは共済を構成する組合員の数にヒントがあると思います。長期組合員数(要するに将来年金受給権者になってゆく人達、今安定して掛金を払う人ってことかな?)が昨年度より1万人少ない109万2千人に対して、年金受給権者数は昨年度より2万7千人多い93万3千人なのです。この時点で年金貰う人1人に対して年金掛金払う人が1.17人しかいないんですね。この傾向は今後も続き、たぶん数年で逆転してしまうのでしょう。いわゆる団塊世代がどんどん退職するし、受給者数は増えてゆくわけですから。
国庫から散々金を引っ張った挙句、受給者を支えられないと見るや統合に切り替える、という寸法です。そんなに大変な財政事情なら給付金額を下げればいいんじゃないの?元来多くもらってるんだから。今まで小賢しい小細工して貯めた裏金あるんだし、自分達で支えあえばいいんじゃないの?って言いたくなるよね。マジで。まあ、天下りとかでガッポリ退職金とか稼ぐのは一握りの人で、多くの末端の人達が高給取りの年金までは支えきれないのが実情なのかもしれないけど。
ちなみにこの共済の役員たちは全員官僚出身者で、これもうまい汁の吸い方とか決まってるんだろうかね、内情はしらないけど。組合員の掛金もだけど、国庫から入った国民のお金が、こうした役員の年俸1千数百万とかに化けちまって、稼がれてしまうんですよ、末端のみなさん。退職金もね!やっぱり理事長職は持ち回りとかなのかな?「次はおたくの局長クラスで・・・」なんてね。
もう一つ謎がある。厚生年金の運用先でも問題になってる財政投融資関係ですね。
この共済も運用先として財政融資資金というのがある。これは特殊法人等の事業に貸出して金利を受け取るもので、利回りは断然高い。そりゃそうだわな。政府の債務保証とかついてるから安心だし、って全然安心じゃないよ、ホント。債権先が破綻した時政府がオケラならどこからも金は戻ってきませんからね。この団体は約4兆1500億円をこれに預けてるんだけど、受取利息が約84億1400万円が未収になってます。焦げ付きじゃないよね?
おもしろい現象も見られます。一般貸付というのがあって各組合(省庁ごととか職務区分で個別の組合がある)に貸してるんですが、貸付総額約8900億円(ちなみに特別住宅貸付はずっと少なく約13億円)で、最も借りてるのはダントツで防衛庁2640億円、次が郵政公社1976億円、以下財務省876億円、文科省722億円、国交省695億円といった具合です。防衛庁は何でこんなに借りてるの?って思います。組合員がこんなに借りるのか、それとも組合そのものの運営に借りてるのか知りませんが、ざっと防衛庁の組合員一人当たり百万円借金してることになりますね。
謎に満ちてる国家公務員共済組合連合会は地方公務員共済に混ざって、今までの不明点も大勢に紛れさせてしまうんでしょうかね。どう思ってるんでしょうね、地方公務員の組合員さんたちは。