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寝首を掻かれた谷垣総裁

2012年09月10日 19時28分54秒 | 政治って?
谷垣さんは、真面目な人なのだと思う。それとも、正直な人なのだろう。


今の自民党の中では、一番まともな次期総裁候補だった。


とりわけ、石原某のような、卑怯で世渡り術に長けた下らん人間に比べれば、はるかに総裁候補に相応しいのが、谷垣さんだった。


にも関わらず、石原某に道を開けるという。
その気持ちが全く分からない。


森だの、古賀だの、伊吹だのといった引退したも同然の、半分棺桶に足を突っ込んでいる連中なんぞ、首根っこを締め上げてやればいいだけなのだ。彼らの言い分なんぞ、木端微塵に粉砕してやればよかったのだ。

真っ向から戦いを挑むのが当然だったのだ。


なのに、どういうわけか、総裁が自ら身を退くという。
リングに上がらなければ、勝利などあり得ない。最低条件は、まずそこからだろう。


喧嘩が下手なのだな、と思う。
谷垣さんは、基本的にいい人なのだろう。

自分では、自民党の為に、というような大義を思って、身を退いたのだろうと思うが、そんな綺麗事に付き合ってくれる人は、他にはいないぞ。谷垣さんだけ。他の連中なんて、ドロドロの権力闘争を好きでやっているに過ぎない。


谷垣さんは、そういう闘争が嫌いなんだろう。醜く争いたくない、というような美学のようなものがあるのかもしれない。

執念のようなもの、それが欠けていたのかもしれない。


どうして、誰も谷垣さんを鼓舞してやらなかったのだろう。
周りの人間たちは、何をしていたのだろう。


残念ではある。
自民党への失望は、もう回復困難ではあったけれども、今後もっと悪い選択となってゆくだろうと思うと、それはそれで自民党は本当に終わったな、と確信できたわけだが。


よりによって、石原伸晃に譲るとは。
石破と石原という、イシイシコンビだけは、もう本格的に最悪だ。
日本が終わるレベル。