生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

あなたにとっての暗い色を一つあげて下さい

2008年05月14日 | 第5章:暗い感情の領域
若いころ、イギリスの大学研究室での心理療法の期末試験に<あなたにとっての暗い色を一つあげて下さい>というのがありました。世界各地から来ていた青年たちがあげた色を、それぞれが、その違いと解釈に驚き、そして、暗い世界、病理の世界をもたらす遠因について何かを悟ったようです。私が<暗い>と感じていた色をイギリス人のw君には喜びの色でしたし、インドからきていたN君には愛の色でした。このように暗いと感じているものを絶対に信じてはいけない、暗いと解釈して自殺などしてはいけない、心の病に自分を追い込んではいけない、と私も他の研究生も気づいたようです。:<暗い色:171-2>:
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