生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

「不安感」は宝もの。

2011年10月17日 | 第11章:これからの勉強の方向は?
「不安感」に悩む人々に向かって「不安感は宝物」などと言ったら怒られそうですが、実はこの「不安感」は幸福になる為のシグナルなのです。不安感はその人の生育史が生む幻聴、幻覚である場合が多いのです。生育史がもたらす理想の領域<こうありたい、こうあらねばならない>という概念と現実とのギャップがこの不安感ですので心理療法家はその人の理想の領域を慎重にあぶりだしていきます。そこには神聖な理想もあれば、病的な理想、現実吟味力の欠落した理想もあります。そしてその人の現実の解釈にも神聖な解釈もあれば、病的な解釈、現実吟味力の欠落による解釈もあります。理想と現実を点検するわけです。そうすると、どの方向に歩くべきか、どの方向がその人にとって幸福への道なのか、本人が明確化しだします。:<人間とは何か:421-3>:

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