生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

親密になるのを何故、恐るのか?

2011年10月26日 | 第11章:これからの勉強の方向は?
男女とも子供の頃からの色々の体験から親密になる」事には気を配るようになります。これは当然の事ですが、この親密さを求める人間の心理にも健全なものと病的なものがあります。例えば信仰の世界で神様の愛を求める度合いにも、生育史での体験が大きく支配していますので、宗教心理学での愛の親密度測定は難しい領域です。この求め具合で神経症になったり精神病の遠因となりますので、事例ごとに慎重な対応が要求されるわけです。家庭環境、所属社会の倫理道徳、民俗学的な社会制裁の有り様、その人が住んでいる文化環境、そんな中で、何が健全で、何が病的かが、決まります。心理療法の対象者は身体症状に既に出ていて、眠れない、食欲がない等の症状を改善するのが対応の目標なので何が病的かは事例毎に対処するので、その人の親密性について健全か、病的かを一般論としては定義出来ません。愛し愛される関係の中での愛の姿を検証し愛の原型を分析し、その上で、明るく元気に爽やかに愛に生きていかれるように治療していきます。:<愛は訓練:423-2>:

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