キリストが死ぬ、その壮烈な叫びと臨終後の静寂と沈黙は素晴らしい。この静寂がなければ私は洗礼を受けなかったに違いない。解釈は色々あり、難しいと思いますが、私の解釈はキリストが息を引き取った瞬間の天地雷鳴のあと、三日目に復活されるまでの、その沈黙の意味です。この三日の静寂の意味について私は生涯、思索してきましたが、洗礼を受けた高校時代ですら、この沈黙にとても魅力を感じました。父や母が死に、その後も沈黙ですが、あの世についての哲学は沢山あり、誰もその世界を見た頃がありません。信じて見えてくる世界がこの世にあるという事が何とも魅力的で、全てが見えたら生きる希望はなくなるように気がします。欠けているように思える世界があればこそ、神様の愛の深さが哲学出来ます。:<心の世界を飛び回る:217>
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