生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

人生での夢への健全な強さがその人の生命力となる!

2012年11月28日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
人生での夢が、その人を逞しくする場合もあれば、ノイローゼとなりその人を破滅させていく場合もあります。現実吟味力の問題です。持統天皇は一時は相当参ったようですが、厳しい現実を的確に判断しつつ、その夢を現実化させます。周囲に相当、優秀なブレインが沢山いたようです。特に藤原氏(明治時代までその氏は逞しく生き延びていきます。近衛という氏にしたり、その時代に相応しく分裂させつつ藤原の血を拡げます)の祖・鎌足の子・不比等の現実吟味力は天才です。この知恵と生命力は島国の知恵でなく中国の大陸の知恵のようです。良い悪いは視点にしないで、生き延びる力という視点で見て欲しのですが、私たちもこの生き延びる生命力を学習したいものです。生き抜く生命力、生きる喜びのような情動の強さは、その夢を燃やす現実的な能力と正比例するようです。

:<心の世界を飛び回る:235>

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