生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

情動は不思議な世界

2012年11月27日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
人の情動は、その場の雰囲気に支配されますが、そればかりでなく、成育史上の理想にも支配されていきます。その場に流されながらも成育史上の理想、こうありたい、という熱い想いが咄嗟にその場の情動に上乗せされていくものです。あ、しまった、大人げない感情に流されてしまったと思うのが普通の人の人生です。藤原不比等との力関係の中で、どうも持統天皇はその情動に振り回され晩年は藤原氏にしてやられていく自分の人生に悔しい想いをしているようです。してやられた、と想いながら自死を選んだのか、毒殺されたのか、誰も知りませんが、古代史は不思議な想像を私を駆り立てます。

下記命題の引用はテキスト「生き甲斐の心理学:140頁参照下さい」:
命題6:情動は、前述のような目標指向的な行動をともない、かつ、一般的には、このような目標指向的な行動を促進するものである。情動の種類は、行動の追求的様相が完成的様相に関連しており、情動の強さは、有機体の維持と強化に対する意味についての知覚と結びついている。


:<心の世界を飛び回る:234>

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