廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

SFアニメじゃ無い

2009-02-23 22:22:22 | Weblog
 先週末も近所のレンタル屋で借りた映画2本を見た。 その内の一本は『エヴァンゲリヲン新劇場版・序』だった。 この作品は既に映画館で見ているのだが、先日ニュースで2作目の『エヴァンゲリヲン新劇場版・破』の公開が6月に決まったと聞いてその前にもう一度見ておこうと思いましたもので。 ちなみに『新世紀エヴァンゲリオン』は既に”劇場版”として2作品が存在しますから”新劇場版”となる訳です。 元々はテレビシリーズから始まったのですがテレビ東京系列だったので支局の無い広島では見る事が出来ず、世間一般をも巻き込んだ大ブームになってから広島ローカル局が慌てて買い付けて昼間のアニメ再放送枠で私も見る事が出来たのですが。 そのテレビシリーズがストーリー的な部分での結末となっておらず、物語の中で提示された謎を何一つ解明しないままだった(ただし物語のテーマと言う面ではあの”最終回”で正しかった)ので、賛否両論を巻き起こして映画版でテレビシリーズとは違う結末を見せるとして物語を再構成した一本目と、もう一つの結末を描いた二本目の映画が作られて私も見たのですが...

 そしてあの大ブームから十年以上経って突然、リメイクと言うか”再製作”として新作映画が四部構成で創られる事になり、公開された第一作を私も映画館まで見に行ったのですが、私個人的にはちょっとがっかりしたと記憶しています。 確かに作画は時間的な余裕が無いテレビシリーズと比べるべくも無い程の描き込みが最新のCGアニメ技術も使ってされており、効果音やBGMも力が入っていて素晴らしいのですが、ストーリー的にはテレビアニメ版と変わらないのでそんなのをわざわざ十年以上も後になって今更創る必要も無かったのではと当時は思いました。 ただ、映画のラストシーンにテレビアニメ版では最後の最後に登場したキャラクター・渚カヲルが登場し、エンディングの後の”次回作予告”で明らかにテレビアニメ版とは違った展開になりそうな描かれ方だったのでその面では期待していましたし、今こうして久しぶりに見直してみるとやっぱりエヴァンゲリオンは面白いな...と。

                        

 ところで、この物語の舞台である『第3新東京市』を見ていると以前ニュースなどで取り上げられて騒いでいた首都移転構想を不意に思い出しました。 北関東や中部、東北など各地で候補地として名乗り出る地域が続出して面白いと思ったのですが、東京都など首都圏の各自治体や政治家などにも反対論が続出して結局忘れられていつの間にか話題にも上らなくなりました。 でもエヴァンゲリオンを見ていると国の中枢機能だけを集めた新しい首都を造るのもテロ対策や安全保障の面で面白いのではないかと思う様になりました。 モデルとしてミャンマーの新首都・ネピドーをイメージしてもらえると分かりやすいかも。 それで新しい首都の場所はどこにするかと言いますと、以前は色々な候補地がありましたが私が考えるのは信州南部の山間部です...え、意味不明ですか? エヴァンゲリオンを見て首都移転の事を考えた時、ふと前から話題になっているリニア新幹線構想を思い出したもので。 確か信州南部を通って名古屋方面に抜けるルートを建設者のJR東海が考えていたと思います。 そのリニア中央新幹線のルート上に新首都、東京ならぬ”中京市”を造ると言う構想を考えました。 山中に造るので自然破壊になるのが難点ですが...

 具体的に言いますと国会や中央官庁、そして各政党の本部や政治家と役人達の住居などを造る。 外国から要人が来日した場合の為に街外れに迎賓館くらいは必要になるかも知れません。 それともちろん住民が居るのだから商店なども必要ですけどね。 人口は大体10万人から30万人くらいになるのでは。 交通手段は新幹線の駅と限られた道路だけだから不審者の侵入は難しく警備がしやすい。 街の中を走る車は商用も合わせて電気自動車などのエコカーのみにするから環境対策もバッチリです。 リニア新幹線の路線も駅も地下ですし、シェルターなどの地下空間を充実させて万が一の時の対策も万全です。 この首都移転によって東京への一極集中も緩和され、それがきっかけでなかなか進まない地方分権や道州制の導入なども実現に近付くのではないかと思います。 それに大公共事業だから景気対策にもなると思いますよ...



最強サムライ28戦士が決定、4番は稲葉(日刊スポーツ) - goo ニュース

 昨日、カープ・栗原選手の代表落選と石原捕手の最終メンバー入りについて書きましたが、今回の最終選考で唯一”?”だと感じたのは和田投手と松中選手(共にホークス)の落選ですね。 和田投手はWBCの前回大会に加えてアテネ、北京と2度のオリンピック出場経験を持つ国際試合経験豊富な投手ですし、松中選手だってアトランタ(この時はアマチュア)とシドニーの2度のオリンピック出場、そして何より前回のWBCで四番打者を務めて日本の優勝に大きく貢献していましたし。 和田投手の落選は西岡選手(マリーンズ)の落選同様、国際試合に強い選手をなぜ外すのかと納得行かない部分もありますが、原監督の戦力構想と諸事情もあるでしょうね。 既に(基本3人の)先発はダルビッシュ投手(ファイターズ)、松坂投手(ボストン)、岩隈投手(イーグルス)で決まっており、4人目も杉内投手(ホークス)となっている中、中継ぎ、果ては敗戦処理でも起用されるかも知れない投手の枠には自分のチームの投手の方が気兼ねが無くて良いとの判断でしょう。 もちろん他の”大人の事情”もあるのだろうが... でもジャイアンツの現役監督である原さんを選んだ時点で多少こう言う事があるのは覚悟の上ですし、原監督も自分が普段使っている選手がチーム内に居た方がやり易かったでしょうから。 松中選手の場合は北京オリンピック敗戦の教訓を生かして経験よりも怪我を押しての起用を避ける方を選択したのだと思います。 とにかく、選ばれなかった選手は悔しいでしょうけど岩隈投手が北京オリンピックでの落選をバネにして最高の成績を挙げ、文句無しにWBCで選ばれたみたいに奮起してシーズンで好結果を出して欲しいですね...

                          

日本を“ナメ”てる? WBCへ各国いぜん「温度差」(夕刊フジ) - goo ニュース

 この記事にある通り、アメリカ代表とかは本選が始まる3月になってやっと代表召集だそうですね。 それに対して日本はご存知の通り先週から一週間の強化合宿をやって更に6試合もの練習試合をこなしてからアジアラウンドに臨み、韓国や台湾も早くから合宿や練習試合をやって準備をしてWBCに臨みます。 それに対してアメリカやドミニカなどの取り組みの遅さ...この”温度差”とは何なのか、アメリカにとってWBCとはその程度のものかと言う記事でしたが、辞退者が続出している事でも分かる通り、大リーガーの招集は困難を極めており、少しでも長く所属球団のキャンプでやらせてペナントレースの準備をギリギリのところまで優先させると言う”妥協案”なのだと私は解釈します。 日本と違って大リーグのキャンプは半月ほど遅いですから、日本と同時期に代表合宿を始めると所属球団のチームメイトと顔を合わせるのが開幕直前と言う事になって問題が多いのではないでしょうか。 ちなみに、なぜ日本の選手は代表チームへの早期合流が許されたのかと考えましたが、多分日本のプロ野球で長く実績を残したから日本で調整させてもしっかりシーズンへの準備も怠り無くやってくれると信用されているのだと思います。 だから同じ日本人でも日本の球団に”足場”の無い田沢投手(ボストン)が将来WBCに選ばれたとしたら大リーグのキャンプを優先させられて代表合流は遅くなると予想されます...

                                

WBC代表候補合宿終了 6日間で24万人超動員 最終日は空席も ファン「連覇を」(西日本新聞) - goo ニュース

 合宿最終日の昨日は昼前から雨が降り出したりしたので客足が落ちたそうですが、それにしても異常としか言い様が無い大フィーバーぶり、ふと思い出したのは日本がWBCで優勝したあの日、新聞の号外に人が殺到して怪我人まで出たとか、翌朝のスポーツ新聞がバカ売れして私が昼からコンビニに買いに行ったら九州スポーツ(東京スポーツ・大阪スポーツ)しか残っていなかったとか、そう言う当時の異様なバカ騒ぎぶりですね。 やはり優勝する、勝つ事が世間一般の話題を呼ぶと言う事なのでしょうか。 また今回は前回に比べて日本人大リーガーの参加が増えている事や、イチロー選手(シアトル)の強烈なカリスマ性もこの異様なフィーバーぶりに繋がっているのかも知れませんね...



 最後にエヴァンゲリオンの話に戻りますが、改めて見てやっぱり面白いなと思いましたし、CGなどの最新技術を取り込んでテレビ版以上に描き込まれた世界観も良かったです。 この映像の質で思い切って作り変えた続編はどれだけ凄いのか期待感が高まります。 第一作では未登場だったアスカに加えて先程も書きましたカヲルの登場、そして同じくテレビアニメ版では終盤に登場した参号機が早くも登場し、果ては四号機に伍号機、しまいには月から六号機までやって来ると予告編で言っていましたし、次は映像の質に加えてテレビシリーズ以来のファンをも驚かす展開で楽しませてくれそうです。 広島地区では前作同様、シネツイン2に掛かりそうですし、私もいつもと同じくメンズデーに窓口で「男一枚!」と言ってチケットを買うでしょう。 6月の公開が今から楽しみです...

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 ...以上です。