先週末にレンタル屋で借りた映画、もう一本は『愛の流刑地』でした。 これは『失楽園』などの代表作で知られる作家・渡辺淳一さんの長編小説の映画化で、公開当時かなり話題になっていたと記憶しています。 既にその記憶も薄れかかっていたのですが、先週金曜日の『とくダネ!』(フジテレビ系)で渡辺氏の新作本・『欲情の作法』が取り上げられているのを見て興味を持ったところ、レンタル屋の棚に映画『愛の流刑地』のDVDを見掛けたもので思わず手に取ってしまいました。 かつての話題作を人の口に上らない頃になって見るとは相変わらず私らしいですけど。 レンタル屋での扱いも新作から準新作、そして今は旧作として目立たない場所に置かれていましたし...
物語は作家である主人公・菊治が愛人である冬香との”行為”の最中、「本当に愛しているのなら、私を殺して!」とせがまれ、特に深く考える事も無く夢中で首を絞めてしまったところ、本当に死んでしまったところから始まります。 何時間経っても彼女が動かない為、警察に電話して逮捕され、拘留中から裁判で刑が確定するまでの間、彼女との出会いから今までに至る全てを思い出す形でストーリーが進んで行きます... 私はそっちの方はまだ未熟なので物語のテーマとも言うべき部分は掴み切れませんでしたが、菊治には離婚したとは言え高校生になる娘も居て、冬香に至っては夫と3人もの子供がいる、私も恋愛映画は何本も見ましたけど家族が居る者同士のこれだけ激しい恋の物語は初めてです...
ヒロイン・冬香には夫と3人もの子供がいると書きましたが、劇中でも彼女は誰の目にも幸せな”仲の良い家族”としか見えない生活をしていて、別の男と激しい恋愛関係になっていたとは誰も気が付かなかった。 彼女の死によって初めてそれが明るみに出て、裁判に証人として召喚された冬香の夫も明らかに混乱していた。 よく事件が起こった後に近所の人とかが「仲の良い、普通の家族だと思っていたのですが...」と言う事があるが、あれもこんな風に表面からは何も見えないものなのかとか考えて見ていました。 日本の夫婦は外国みたいに常に愛情を確認し会う訳ではありませんし、色々と難しいところもあるのでしょうが...
ヒロイン・冬香を演じるの女優は寺島しのぶさんで、映画の公開当時も”体当たりの演技”だとかスポーツ新聞などに書かれて話題になっていたのを思い出しました。 実際、映画でも激しいラブシーンを演じていました。 彼女は以前、フランスの人と結婚していたと記憶していますが、その時の記者会見か何かでこの映画の出演依頼が来た時、さすがにちょっと悩んで(後に夫となる)彼に相談したところ、仕事の幅を広げるいい機会だから挑戦してみるべきだとむしろ背中を押してもらえたと話していた記憶があります。
それと女優の貫地谷しほりさんも主人公・菊治の娘役で出ていました。 後にNHK朝ドラマの『ちりとてちん』で有名になって最近はドラマでもよく出ていますが、劇中で高校生を演じているのを見るとこの映画の出演当時はまだ駆け出しの頃だったのかも。 今でも演技力のある女優としてドラマを中心に活躍されていますが、この映画でも突然”殺人犯”の娘になってしまいながらも父の無実を信じる難しい役柄をしっかりと演じていましたね。 これからの活躍にも期待しています...
先週金曜日の『とくダネ!』では『欲情の作法』の内容の一部をかいつまんで紹介していました。 私もなるほどと言いたくなる様なところもありましたね。 貧乏なので本は買えませんが図書館にリクエストして気長に待って読んでみたいと思っています。 テレビで紹介されたその内容の中で特に面白かったのが「二兎どころか三兎でも四兎でも追うべし。」と言う渡辺氏からのアドバイスで、これは私も大いに同感です。 一見不誠実に見えますけど、結婚だとか”深い仲”になるのはもちろん一人だけにするべきですが、それ以前の”候補”の段階の相手なら何人居てもいいはずですし、そう言ういくつもの”選択肢”の中から最後に特別な一人が出て来れば良いと思います。 ”一人だけを見る”のと”一人しか見えない”のはえらい違いで、”一人しか見えない”と失敗出来ない、絶対にこの恋は失えないと思い込んで過剰執着に陥ってストーカーなどに走るかも知れませんし、”失敗出来ない”と言う追い詰められた気分になると肝心な時に失敗を恐れて勇気が出なかったりしますから...
「二兎でも三兎でも追えと言ったって相手なんて居ない。」と言われる人も居るかも知れませんので、ここでは私流のやり方を紹介します。 私流のやり方と言うかアドバイス(未婚で彼女も居ないのに恐縮ですが...)は「とにかく外に出る。」と言う事ですね。 今はもう全て諦めて自室で一人で楽しんでいる人が多いそうですが、家に居ては何も状況は変わりませんし、人の目を意識しなくなったら本当に諦めるしか無くなってしまいます。 私のやり方は女性の店員が居る場所、スーパーでもコンビニでも喫茶店でもレンタルビデオ店(ここばかりは男性店員だけの方が良かったりして...)でもメイドカフェでもラーメン屋でもいいですが、そう言う場所の常連となって少しでもいいから女性慣れする事です。 よくハウツー本などに街で道を聞くなどしてとにかく話し掛けるとか書いてあるみたいですが、それよりは敷居が低いかも... そう言うのを何箇所、最低でも3箇所以上作っておけば挨拶程度から徐々に慣れて来ますし、一度だけなら美人だとかそう言うので判断しがちですが、何度も会っていれば美人では無くても好感が持てる人に出会えると思いますので...
今こうして書いていて不意に思い出したのが『同級生』や『下級生』などの”H系”恋愛シミュレーションゲームで、プレイヤーが操る主人公は学校やそれぞれの家、お店や駅、繁華街などをひたすら歩き回って女の子と遭遇してイベントが発生すると言うゲームなどですが、店員など決まった場所に居る女性キャラにはその場所にひたすら会いに行くのが親しくなる一番の方法で、それを一箇所、一人では無く複数箇所で何人も同時進行でやります。 特に意識していた訳ではありませんが、私もゲームと同じ事をずっとやっていた事になります。 馬鹿馬鹿しいと思うでしょうし、それで簡単に成果が出るものでもありませんが、家に篭っているよりはナンボかマシで少しでも可能性だけはありますからね...
星島被告に無期懲役判決 江東区マンション女性殺害事件(朝日新聞) - goo ニュース
私は多分、死刑にはならないと思っていました。 犯人は罪を認めて反省し、死刑も覚悟しているみたいな事は言っていたみたいですし、死体をバラバラにして捨てたのは問題ですけど殺した人数が一人でしたし... 遺族感情を考えれば死刑が良かったのでは、前から書いている通り死刑か無期懲役では無く、もっと多彩な刑罰があるべきだと思っています。 しかし遺族感情としては死刑にすればと言えますけど、刑罰のもう一つの意味である再発防止と言う点では犯人を死刑にしただけでは解決しないのではと思う様になりました。 今回、死刑求刑から減刑された最大の理由の一つは性的暴行(あえて抑えた表現にします)目的で拉致・監禁していながら結局そっちの目的は達成出来ず、だからと言って開放も出来なかったところ警察が動いたのを知って慌てて殺したと言う事件の展開があったと思います。 殺す、殺さないと言う問題以前に事件そのものが発生しないで済む道もあったのではないかと思うと...
今回の裁判では犯人がHビデオやH漫画(ハッキリ言って見るに耐えないほど酷い内容の物もある)で膨れ上がった”妄想”を具現化しようと犯行を起こし、ここからは私の想像ですが生身の女性であり人間である被害者の激しい抵抗やキツイ言葉を投げ掛けられた事により感じた”空想と現実の違い”に萎えてしまい、相手の自由を奪っていながら何も出来なかった。 部屋に一人で空想にふける生活では無く、違う生き方をしていれば今回の犯罪をやろうとする発想自体が無かったのではないかと思うと... 何か最近、女性とどう接して良いのか分からなかったのではと思われる様な男による異常犯罪が多い気がして。 以前あった佐世保銃乱射事件も、犯人が被害女性に好意を持ったもののどうして良いのか分からなく、そして”彼女しか見えなかった”事が異常な事件が発生して犠牲者が出た事に繋がったのではと思って。 今日のこの一文はそう言う事を考えて書いていました...
企業ばかりか結婚相手も中国移転? 働く女性に広がる“上海人ブーム”(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース
中国は儒教文化の国で”男尊女卑”だとばかり思っていましたが上海みたいな外国人も多い大都市は違うのですね。 でも日本の男だって全員が家事も子育てもやりたくない、非協力的なのかどうかは分かりません。 単に仕事が忙し過ぎて余裕が無くなっているのではないかとも思いますけど。 よくメディアで言われている通り、働かせ過ぎを是正してワーク・ライフ・バランスを実現させれば日本の男性ももっとモテるのではないかと思いますが...
谷が第2子妊娠=出産後に「ロンドン」目指す-柔道(時事通信) - goo ニュース
谷選手がしばらく休養すると言うニュースは既に聞いていましたが、その理由は実は妊娠だったとは知りませんでした。 おめでとうございますと言わせてもらいますが、ブランクも考えるとロンドンオリンピックは難しいのでは? それもありますけどもうオリンピックは止めた方がいいのではと思っています。 何も柔道そのものを止めるのでは無く、サッカーの”代表引退”みたいに現役生活は続けるけど国際大会からは身を引くと言うか... 北京オリンピックの時も代表選考会となった大会で負けていながら選ばれて物議を醸していましたし。 子育てと競技を両立しているからと応援する世論もあっての事だと思いますが、今の若手は世界と戦う谷選手に憧れて柔道を始めたのでは? ロンドンへの挑戦は彼女達の夢を奪う事にもなるのではと思いまして...
カープの日南キャンプも明日で終わり、明後日からはオープン戦が本格的に始まります。 チームも順調に仕上がっているみたいですし、開幕が今から楽しみです...
...以上です。
物語は作家である主人公・菊治が愛人である冬香との”行為”の最中、「本当に愛しているのなら、私を殺して!」とせがまれ、特に深く考える事も無く夢中で首を絞めてしまったところ、本当に死んでしまったところから始まります。 何時間経っても彼女が動かない為、警察に電話して逮捕され、拘留中から裁判で刑が確定するまでの間、彼女との出会いから今までに至る全てを思い出す形でストーリーが進んで行きます... 私はそっちの方はまだ未熟なので物語のテーマとも言うべき部分は掴み切れませんでしたが、菊治には離婚したとは言え高校生になる娘も居て、冬香に至っては夫と3人もの子供がいる、私も恋愛映画は何本も見ましたけど家族が居る者同士のこれだけ激しい恋の物語は初めてです...
ヒロイン・冬香には夫と3人もの子供がいると書きましたが、劇中でも彼女は誰の目にも幸せな”仲の良い家族”としか見えない生活をしていて、別の男と激しい恋愛関係になっていたとは誰も気が付かなかった。 彼女の死によって初めてそれが明るみに出て、裁判に証人として召喚された冬香の夫も明らかに混乱していた。 よく事件が起こった後に近所の人とかが「仲の良い、普通の家族だと思っていたのですが...」と言う事があるが、あれもこんな風に表面からは何も見えないものなのかとか考えて見ていました。 日本の夫婦は外国みたいに常に愛情を確認し会う訳ではありませんし、色々と難しいところもあるのでしょうが...
ヒロイン・冬香を演じるの女優は寺島しのぶさんで、映画の公開当時も”体当たりの演技”だとかスポーツ新聞などに書かれて話題になっていたのを思い出しました。 実際、映画でも激しいラブシーンを演じていました。 彼女は以前、フランスの人と結婚していたと記憶していますが、その時の記者会見か何かでこの映画の出演依頼が来た時、さすがにちょっと悩んで(後に夫となる)彼に相談したところ、仕事の幅を広げるいい機会だから挑戦してみるべきだとむしろ背中を押してもらえたと話していた記憶があります。
それと女優の貫地谷しほりさんも主人公・菊治の娘役で出ていました。 後にNHK朝ドラマの『ちりとてちん』で有名になって最近はドラマでもよく出ていますが、劇中で高校生を演じているのを見るとこの映画の出演当時はまだ駆け出しの頃だったのかも。 今でも演技力のある女優としてドラマを中心に活躍されていますが、この映画でも突然”殺人犯”の娘になってしまいながらも父の無実を信じる難しい役柄をしっかりと演じていましたね。 これからの活躍にも期待しています...
先週金曜日の『とくダネ!』では『欲情の作法』の内容の一部をかいつまんで紹介していました。 私もなるほどと言いたくなる様なところもありましたね。 貧乏なので本は買えませんが図書館にリクエストして気長に待って読んでみたいと思っています。 テレビで紹介されたその内容の中で特に面白かったのが「二兎どころか三兎でも四兎でも追うべし。」と言う渡辺氏からのアドバイスで、これは私も大いに同感です。 一見不誠実に見えますけど、結婚だとか”深い仲”になるのはもちろん一人だけにするべきですが、それ以前の”候補”の段階の相手なら何人居てもいいはずですし、そう言ういくつもの”選択肢”の中から最後に特別な一人が出て来れば良いと思います。 ”一人だけを見る”のと”一人しか見えない”のはえらい違いで、”一人しか見えない”と失敗出来ない、絶対にこの恋は失えないと思い込んで過剰執着に陥ってストーカーなどに走るかも知れませんし、”失敗出来ない”と言う追い詰められた気分になると肝心な時に失敗を恐れて勇気が出なかったりしますから...
「二兎でも三兎でも追えと言ったって相手なんて居ない。」と言われる人も居るかも知れませんので、ここでは私流のやり方を紹介します。 私流のやり方と言うかアドバイス(未婚で彼女も居ないのに恐縮ですが...)は「とにかく外に出る。」と言う事ですね。 今はもう全て諦めて自室で一人で楽しんでいる人が多いそうですが、家に居ては何も状況は変わりませんし、人の目を意識しなくなったら本当に諦めるしか無くなってしまいます。 私のやり方は女性の店員が居る場所、スーパーでもコンビニでも喫茶店でもレンタルビデオ店(ここばかりは男性店員だけの方が良かったりして...)でもメイドカフェでもラーメン屋でもいいですが、そう言う場所の常連となって少しでもいいから女性慣れする事です。 よくハウツー本などに街で道を聞くなどしてとにかく話し掛けるとか書いてあるみたいですが、それよりは敷居が低いかも... そう言うのを何箇所、最低でも3箇所以上作っておけば挨拶程度から徐々に慣れて来ますし、一度だけなら美人だとかそう言うので判断しがちですが、何度も会っていれば美人では無くても好感が持てる人に出会えると思いますので...
今こうして書いていて不意に思い出したのが『同級生』や『下級生』などの”H系”恋愛シミュレーションゲームで、プレイヤーが操る主人公は学校やそれぞれの家、お店や駅、繁華街などをひたすら歩き回って女の子と遭遇してイベントが発生すると言うゲームなどですが、店員など決まった場所に居る女性キャラにはその場所にひたすら会いに行くのが親しくなる一番の方法で、それを一箇所、一人では無く複数箇所で何人も同時進行でやります。 特に意識していた訳ではありませんが、私もゲームと同じ事をずっとやっていた事になります。 馬鹿馬鹿しいと思うでしょうし、それで簡単に成果が出るものでもありませんが、家に篭っているよりはナンボかマシで少しでも可能性だけはありますからね...
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私は多分、死刑にはならないと思っていました。 犯人は罪を認めて反省し、死刑も覚悟しているみたいな事は言っていたみたいですし、死体をバラバラにして捨てたのは問題ですけど殺した人数が一人でしたし... 遺族感情を考えれば死刑が良かったのでは、前から書いている通り死刑か無期懲役では無く、もっと多彩な刑罰があるべきだと思っています。 しかし遺族感情としては死刑にすればと言えますけど、刑罰のもう一つの意味である再発防止と言う点では犯人を死刑にしただけでは解決しないのではと思う様になりました。 今回、死刑求刑から減刑された最大の理由の一つは性的暴行(あえて抑えた表現にします)目的で拉致・監禁していながら結局そっちの目的は達成出来ず、だからと言って開放も出来なかったところ警察が動いたのを知って慌てて殺したと言う事件の展開があったと思います。 殺す、殺さないと言う問題以前に事件そのものが発生しないで済む道もあったのではないかと思うと...
今回の裁判では犯人がHビデオやH漫画(ハッキリ言って見るに耐えないほど酷い内容の物もある)で膨れ上がった”妄想”を具現化しようと犯行を起こし、ここからは私の想像ですが生身の女性であり人間である被害者の激しい抵抗やキツイ言葉を投げ掛けられた事により感じた”空想と現実の違い”に萎えてしまい、相手の自由を奪っていながら何も出来なかった。 部屋に一人で空想にふける生活では無く、違う生き方をしていれば今回の犯罪をやろうとする発想自体が無かったのではないかと思うと... 何か最近、女性とどう接して良いのか分からなかったのではと思われる様な男による異常犯罪が多い気がして。 以前あった佐世保銃乱射事件も、犯人が被害女性に好意を持ったもののどうして良いのか分からなく、そして”彼女しか見えなかった”事が異常な事件が発生して犠牲者が出た事に繋がったのではと思って。 今日のこの一文はそう言う事を考えて書いていました...
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中国は儒教文化の国で”男尊女卑”だとばかり思っていましたが上海みたいな外国人も多い大都市は違うのですね。 でも日本の男だって全員が家事も子育てもやりたくない、非協力的なのかどうかは分かりません。 単に仕事が忙し過ぎて余裕が無くなっているのではないかとも思いますけど。 よくメディアで言われている通り、働かせ過ぎを是正してワーク・ライフ・バランスを実現させれば日本の男性ももっとモテるのではないかと思いますが...
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カープの日南キャンプも明日で終わり、明後日からはオープン戦が本格的に始まります。 チームも順調に仕上がっているみたいですし、開幕が今から楽しみです...
...以上です。