先週末もいつものレンタル屋に行って映画のDVDを借りた。 リビングのテレビが地上デジタル対応の新しい機種に変わったが、今回の映画も比較的新しいからか、横長の画面一杯に映像が映っており現在の映画はハイビジョンテレビ対応で作られているのだと思わず感心してしまった。 そんな訳で今回の映画は『禅 ZEN』です。 これは曹洞宗の開祖・道元の生涯を描いた伝記風の映画です。 物語は道元の少年時代に母と死別するところから始まり、次の場面でいきなり青年になって中国に留学僧として修行の旅に来ているところに変わります。 ここで最初に目にするのは僧侶もやっぱり普通の人と同じだと言う現実で、日本から来て何も知らないからとりあえず中国の名刹を訪ねてみたけど、流暢な中国語を駆使して語り掛けてみてもまともに相手にしてくれないし、高僧も寺を維持するには偉い人との付き合いも大事なのだと言ってさっさと出掛けてしまう。 わざわざ中国まで来たのに学ぶべき師匠に出会えないと絶望していたところに本当の師匠と思える人と、そして生涯の友人との出会いがあった...
ハッキリ言って序盤はかなりテンポが速くていい感じで進んで行くのですが、中国から帰国して曹洞宗を立ち上げて行く辺りまでのくだりがちょっとストーリー展開が間延びして少しだるいです。 終盤に鎌倉に行って北条時頼と会い、自分を殺そうと思えば簡単に殺せる権力者相手に命懸けで人の道を説くクライマックスの辺りは出演者全員、迫真の演技でなかなか面白い、引き込まれる感じでしたね。 まあ映画を全編こんな調子で作れと言っても無理なんですけどね。 多分オリジナルのキャラクターだと思いますが、ヒロインを演じた内田有紀さんも戦乱の時代に不幸な境遇に負けず、強く生きようとする女性を演じ切っていて良かったと思いますよ。 オリジナル女性キャラと言えば、昨日の『天地人』(NHK総合)で長澤まさみさん演じる初音が登場してましたけど、このキャラを(かなり無理矢理)登場させた関係で石田三成の妻と言うキャラクターが”消された”てしまったのは非常に残念ですね。 三成には石田重家と言う息子を始め、複数の子供達も居たと記憶していますが...

宗教が中心の物語なのだが歴史ファンから見ると思わずニヤッとしてしまう様な歴史上の人物との繋がりが出て来ます。 物語の舞台となったのは鎌倉時代の初期から中期で、まず道元の若き日の親友として源公暁が登場、彼は寺に預けられていたが、ある時急に鎌倉に行くと言って馬で寺を飛び出してしまう。 彼は騙されていた、北条氏に父を殺したのは叔父で現将軍の源実朝だと吹き込まれて彼を討てば自分が将軍になれると信じ込んでいたみたいだが、結局は単なる暗殺者として処刑されてしまうのだから。 暗殺をやった張本人が政権を取れる事は基本的に無いのだから。(大化の改新みたいなケースもありますが...) 劇中では道元が公暁の刑死を知ったのは2年も後の事になっていました...
もう一人は鎌倉幕府の執権・北条時頼です。 劇中では道元の晩年に出会う事になっています。 時頼は『鉢の木』と言うお話で有名ですが、そこに登場する彼はもう晩年ですが、この映画の中の時頼はまだ執権の位に就いたばかりの若者です。 当時の鎌倉幕府は有力御家人同士の激しい権力争いの真っ只中、時頼は凄惨な戦いの繰り返しの中で心を病んでしまい、殺した敵の怨霊に悩まされていました。 それで見かねた家臣が道元の評判を聞き付けて鎌倉に招き、道元に人の上に立つ者の心得を説かれて迷いが覚めた時頼は禅の道へ帰依する事になり、また鎌倉武士たちが多く帰依したので鎌倉に禅寺が多く出来たのでしょう。
いつも書いている事ですが、日本の仏教界は少子高齢化によって瓦解の危機にある檀家制度と、それによって成り立つ”葬式仏教”からの脱却を図るべきだと思います。 人生に迷いも多く、3万人もの自殺者を出している今の時代です、社会の道徳も何も崩壊しています。 こんな時代だからこそ積極的に布教活動をして家単位では無く個人単位で自分の信仰を見付けるべきなのでは。 檀家制度は江戸幕府による宗教統制政策で、特定の宗教が布教によって爆発的に信者を増やして為政者にとって脅威になるのを防ぐ”謀略”です。 でも仏教界にとってもメリットはあったのでしょう。 今回の映画でも描かれていましたが、信者が増えたり、有力者の支持を得たりした宗教が妬まれて僧兵による焼き討ちや虐殺などが普通に行われていた時代もあったのです。 だからこそ”お上”が寺を運営して行けるだけの信者を確保してくれる制度は争いを無くす事が出来て有難かったのでしょう、でも今は時代状況が違いますから。 幼稚園や学校を運営している宗教やお寺はよくありますが、布教を抜きでとりあえず寺を使ってお茶やお花、書道などの文化教室をやって普段から頻繁にお寺に行く習慣を身に付けてもらうとか、何か出来る事はあると思いますし、一部の寺が既にやっているネットで自殺を思い止まらせる運動とか、やれる事はいくらでもあると思うのです。 現在、自分を”無宗教”だと思っている人は多いですが、不況で多くの人が苦しんでいる今だからこそ”葬式仏教”では無い宗教が必要なのでは...
フリーペーパー 生き残り熾烈 創刊誌数はピーク時から半減(産経新聞) - goo ニュース
どんな事だってタダでは出来ません。 どこかで収入を得ないとやって行けないのだからフリーペーパーの場合、発行を続けて行く上で欠かせなかった広告収入が減っているのが痛いみたいですね。 広島でもあるタウン情報のフリーペーパーが以前の配布方式からホームページ上での活動へと切り替わってしまいました。 でもわざわざウェブ版にアクセスしてくれる人が今までの読者の中にどのくらい居るのか、こちらもまた厳しい状況なのかも知れませんけどね。 もうただ情報が載っているだけでは厳しい、情報は情報でも何かしらの個性が必要な時代になっているみたいですね...

【近ごろ都に流行るもの】「魔女」急増中 中年美女のヒミツは(産経新聞) - goo ニュース
『奥様は魔女』じゃあるまいし”魔女”とは失礼ですが、要するに日々の生活に手一杯で若き日の輝きを捨てるしか無かった時代から変わっているのでは? 男だって今は50歳くらいでもまだまだ若々しいですし、もうすぐ定年だと言われて意外に思う様な若々しい人も増えています。 まあ今は結婚したとしても専業主婦になるとは限りませんし、仕事をしていなくてもずっと家の中に居るのでは無く積極的に外に出ていますから一目を常に意識していれば老けるのが遅くなる事はあるのではないかと思いますけど。 もちろん悪い事では無いのでは...

カープは今日は移動日、午前中は練習をして午後からスワローズとの三連戦に備えて東京に移動しました。 毎日負けられない戦いの続くカープですが、明日からの三連戦もプレーオフ争い生き残りの為には絶対に負けられない直接対決です。 まさに”第一次東京決戦”ですね。 選手達には重圧になると思いますけど私はガンガン煽って行きますよ。 だって入団した時からずっと低迷期を過ごして来たカープの選手達にとってずっと待ち望んで来た”負けられない戦い”を今の時期に出来る事は幸せだと思い、心から今と言う時を楽しんでもらいたいと思っていますから...
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...以上です。
ハッキリ言って序盤はかなりテンポが速くていい感じで進んで行くのですが、中国から帰国して曹洞宗を立ち上げて行く辺りまでのくだりがちょっとストーリー展開が間延びして少しだるいです。 終盤に鎌倉に行って北条時頼と会い、自分を殺そうと思えば簡単に殺せる権力者相手に命懸けで人の道を説くクライマックスの辺りは出演者全員、迫真の演技でなかなか面白い、引き込まれる感じでしたね。 まあ映画を全編こんな調子で作れと言っても無理なんですけどね。 多分オリジナルのキャラクターだと思いますが、ヒロインを演じた内田有紀さんも戦乱の時代に不幸な境遇に負けず、強く生きようとする女性を演じ切っていて良かったと思いますよ。 オリジナル女性キャラと言えば、昨日の『天地人』(NHK総合)で長澤まさみさん演じる初音が登場してましたけど、このキャラを(かなり無理矢理)登場させた関係で石田三成の妻と言うキャラクターが”消された”てしまったのは非常に残念ですね。 三成には石田重家と言う息子を始め、複数の子供達も居たと記憶していますが...

宗教が中心の物語なのだが歴史ファンから見ると思わずニヤッとしてしまう様な歴史上の人物との繋がりが出て来ます。 物語の舞台となったのは鎌倉時代の初期から中期で、まず道元の若き日の親友として源公暁が登場、彼は寺に預けられていたが、ある時急に鎌倉に行くと言って馬で寺を飛び出してしまう。 彼は騙されていた、北条氏に父を殺したのは叔父で現将軍の源実朝だと吹き込まれて彼を討てば自分が将軍になれると信じ込んでいたみたいだが、結局は単なる暗殺者として処刑されてしまうのだから。 暗殺をやった張本人が政権を取れる事は基本的に無いのだから。(大化の改新みたいなケースもありますが...) 劇中では道元が公暁の刑死を知ったのは2年も後の事になっていました...
もう一人は鎌倉幕府の執権・北条時頼です。 劇中では道元の晩年に出会う事になっています。 時頼は『鉢の木』と言うお話で有名ですが、そこに登場する彼はもう晩年ですが、この映画の中の時頼はまだ執権の位に就いたばかりの若者です。 当時の鎌倉幕府は有力御家人同士の激しい権力争いの真っ只中、時頼は凄惨な戦いの繰り返しの中で心を病んでしまい、殺した敵の怨霊に悩まされていました。 それで見かねた家臣が道元の評判を聞き付けて鎌倉に招き、道元に人の上に立つ者の心得を説かれて迷いが覚めた時頼は禅の道へ帰依する事になり、また鎌倉武士たちが多く帰依したので鎌倉に禅寺が多く出来たのでしょう。
いつも書いている事ですが、日本の仏教界は少子高齢化によって瓦解の危機にある檀家制度と、それによって成り立つ”葬式仏教”からの脱却を図るべきだと思います。 人生に迷いも多く、3万人もの自殺者を出している今の時代です、社会の道徳も何も崩壊しています。 こんな時代だからこそ積極的に布教活動をして家単位では無く個人単位で自分の信仰を見付けるべきなのでは。 檀家制度は江戸幕府による宗教統制政策で、特定の宗教が布教によって爆発的に信者を増やして為政者にとって脅威になるのを防ぐ”謀略”です。 でも仏教界にとってもメリットはあったのでしょう。 今回の映画でも描かれていましたが、信者が増えたり、有力者の支持を得たりした宗教が妬まれて僧兵による焼き討ちや虐殺などが普通に行われていた時代もあったのです。 だからこそ”お上”が寺を運営して行けるだけの信者を確保してくれる制度は争いを無くす事が出来て有難かったのでしょう、でも今は時代状況が違いますから。 幼稚園や学校を運営している宗教やお寺はよくありますが、布教を抜きでとりあえず寺を使ってお茶やお花、書道などの文化教室をやって普段から頻繁にお寺に行く習慣を身に付けてもらうとか、何か出来る事はあると思いますし、一部の寺が既にやっているネットで自殺を思い止まらせる運動とか、やれる事はいくらでもあると思うのです。 現在、自分を”無宗教”だと思っている人は多いですが、不況で多くの人が苦しんでいる今だからこそ”葬式仏教”では無い宗教が必要なのでは...
フリーペーパー 生き残り熾烈 創刊誌数はピーク時から半減(産経新聞) - goo ニュース
どんな事だってタダでは出来ません。 どこかで収入を得ないとやって行けないのだからフリーペーパーの場合、発行を続けて行く上で欠かせなかった広告収入が減っているのが痛いみたいですね。 広島でもあるタウン情報のフリーペーパーが以前の配布方式からホームページ上での活動へと切り替わってしまいました。 でもわざわざウェブ版にアクセスしてくれる人が今までの読者の中にどのくらい居るのか、こちらもまた厳しい状況なのかも知れませんけどね。 もうただ情報が載っているだけでは厳しい、情報は情報でも何かしらの個性が必要な時代になっているみたいですね...

【近ごろ都に流行るもの】「魔女」急増中 中年美女のヒミツは(産経新聞) - goo ニュース
『奥様は魔女』じゃあるまいし”魔女”とは失礼ですが、要するに日々の生活に手一杯で若き日の輝きを捨てるしか無かった時代から変わっているのでは? 男だって今は50歳くらいでもまだまだ若々しいですし、もうすぐ定年だと言われて意外に思う様な若々しい人も増えています。 まあ今は結婚したとしても専業主婦になるとは限りませんし、仕事をしていなくてもずっと家の中に居るのでは無く積極的に外に出ていますから一目を常に意識していれば老けるのが遅くなる事はあるのではないかと思いますけど。 もちろん悪い事では無いのでは...

カープは今日は移動日、午前中は練習をして午後からスワローズとの三連戦に備えて東京に移動しました。 毎日負けられない戦いの続くカープですが、明日からの三連戦もプレーオフ争い生き残りの為には絶対に負けられない直接対決です。 まさに”第一次東京決戦”ですね。 選手達には重圧になると思いますけど私はガンガン煽って行きますよ。 だって入団した時からずっと低迷期を過ごして来たカープの選手達にとってずっと待ち望んで来た”負けられない戦い”を今の時期に出来る事は幸せだと思い、心から今と言う時を楽しんでもらいたいと思っていますから...


...以上です。