廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

ありがとう高橋(建)投手

2010-09-30 22:22:22 | Weblog
 昨日は広島ビッグアーチまでサンフレッチェの応援に行っていたのだが、マツダスタジアムではカープ・高橋建投手の引退試合となる横浜戦が行われていました。 ライバル・横浜は高橋投手にとってはプロ(一軍)初登板の相手であり、また高橋投手自身が横浜市の出身なので縁が深い、まさに引退試合にちょうと良いカードでもありました。 試合はまず高橋投手の娘さん二人(姉の方はプロ入り時に既に生まれていた...)が始球式を務め、高橋投手自身がバッターボックスに立って空振りする粋な演出で始まり、先発はカープが高橋投手の”後輩”左腕・斉藤投手、横浜が加賀投手で、その斉藤投手ですが3回に1点、4回にも3点を失って4回でノックアウト...と冴えない投球でした。 引退する大先輩が安心して後を託せない内容で今季はずっとこんな調子でしたね。 一方の打線は4回に四番打者・栗原選手のタイムリーヒットと”元祖・赤ゴジラ”嶋選手の3点ホームランで4点を奪って同点に追い付き、5回には連打で一挙6点を奪って逆転し、更に突き放して試合の大勢を決めました。 更に6回にも2点を奪い12-4と一方的な展開になってついに8回、お互いに勝敗を度外視して臨める場面で高橋投手が中継ぎでプロ生活最後のマウンドに立ちました...



 消化試合の上に既に試合はほぼ決まり、勝負と言うより完全にセレモニーと化していたが高橋投手は140キロ台の速球を3つ続け、打席のカスティーヨ選手も”空気を読んだ”訳でも無いでしょうがわざと振り遅れた感じの三球三振で応えました。 大リーグでも投げて来たベテラン左腕に敬意を示したのかも知れませんね。 高橋投手は打者一人でマウンドを降り、試合はそのまま12-4でカープが勝ちました。 勝ち星は2番手で好投した若手の中田投手に付きました。 中田投手も努力して来季は更なる飛躍を期待しています。 そして試合後には引退セレモニーが行われ、挨拶の後で高橋投手が場内一周して平日の消化試合にも関わらず詰め掛けた23000人強のファンに別れを告げたそうです。 高橋投手は入団の頃から知っていますけど最初の頃は期待通りの活躍が出来ませんでしたし、先発ローテーション投手になれた事だけでも驚きなのにまさか40歳で大リーグで投げるまでに成長するとはまさに努力の賜物でしょう。 いつかカープに戻って指導者として若手にその経験を伝えてもらいたいなと思っています...

                                     

オーナー会議、中身なく時間の浪費もっとサプライズを(夕刊フジ) - goo ニュース

 オーナー会議など端から期待出来る代物では無いでしょう、あくまで球団”経営者”の利害関係調整の場でしかありませんから。 アメリカ大リーグやサッカーなど他競技との競合、そしてアマチュア球界との関係強化や連携をどうして行くか、否応無く国際化の流れに巻き込まれる日本の野球界をこれからどうして行くのか、そんなグランドデザインを描ける人なんてオーナー達の中には居ない、居れば日本球界も今みたいな事にはなっていないですし。 ただ当面の収益の事ばかりしか無いのですから...

                    

ブラウン監督、電撃解任に涙「去るのは残念」(スポーツニッポン) - goo ニュース

 確かに残念ですね、ですが去年2位に躍進してプレーオフに進出しパ・リーグを沸かせたイーグルスを今季一度もプレーオフ争いに絡む事の無く最下位に低迷させ、リーグの中で”蚊帳の外”となって盛り上がりに水を指したのも事実ですから解任は仕方の無い事かと。 もちろんマーティーだけが悪い訳ではありません。 マーティーはかつてのカープみたいに低迷から抜け出すきっかけも無い、何か”起爆剤”が必要な球団には向いているが、今のイーグルスには合わなかったのかと。 強くなったから給料の高い監督を代えて人件費を浮かそうとしたイーグルス球団の人選にも問題があったと思いますよ。 マーティーにはアメリカでマイナーリーグの監督から再起して成長し、いつか大リーグの監督になって日本を見返してもらいたいですね...

                                     

 今日の試合も昨日に続いてマツダスタジアムで今度はスワローズを相手に行われました。 試合はカープがエースの前田(健)投手、スワローズが館山投手とこちらもエース格ですね、カープは彼を苦手にしています。 カープは2回に石原捕手のタイムリーヒットで1点を先制するものの、その後は館山投手の前に追加点を取る事が出来ず、一方の前田投手は先週の試合で同じ館山投手相手に投げ合って完封されて負けてしまっていたので、今度は自分がと最初から完封を意識していたそうで、その通りにスワローズ打線を粘り強く抑え見事に1-0で完封勝利を収めました。 たった1点しか取れなかった野手陣ですが守備では好プレー連発でエースを支えてくれたみたいです。 昨日引退試合を終えた高橋投手を今日は若き新エースが見事な投球で送り出してくれましたね。 ここまで来たら前田投手には勝ち星・防御率・奪三振の”三冠王”を是非獲得してもらいたいものです...



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 ...以上です。
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