小説家、反ワク医師、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、反ワク医師、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

奈良県立医科大学の同窓会

2015-11-16 17:01:48 | 医学・病気
昨日、奈良県立医科大学の、同窓会があった。

シェラトン都ホテル大阪、の、中華料理、四川、という所で、行われた、ようだ。

「ようだ」、と書いたのは、私が、間違って、今月の19日(木)と、カレンダーに書いておいた、からだ。

だから、私は、出席していない。

確か、二ヶ月、くらい前に、同窓会の、知らせ、が来た。

行くか、行かないか、で非常に迷った。

同窓会は、卒業した時の、クラスで行われる。

私は、大学四年の時、病気で、一年、休学した。

だから、卒業した時の、クラスでは、友達がほとんど、いない。

入学した時のクラスでは、(友達、とまでは、言えないかもしれないが)話せる相手は、たくさんいた。

顔と、名前は、ほとんど、全員、知っていた。

しかし、留年して、卒業した時の、クラスでは、知っている人は、ほんの少ししか、いない。

私は、卒業してから、一度も、母校に行ったことが無い。

行くか、行かないか、で非常に迷っていた。

なので、作戦として、出席する、と、通知しておいて、その間に、じっくり、考えて、やはり、やめようと思ったら、やめにしよう、と、思っていた。

結局、出席しない方が、いいと、昨日、決断した。

6年前に、母校の自由学園の、高校の同窓会があったが、あれは、迷うことなく、出席した。

高校時代のクラスは、「オレと、お前」、の関係だったからだ。

実際、同窓会の後では、誰とも会っていないし、おそらく、これから、一生、会うことも、ないだろう。

奈良は、ともかく、遠い。

近くの、横浜市立大学医学部に、入れなかったことが、私の人生の、最大の、とまでは、いわないが、非常に大きな失敗である。

私は、奈良県立医科大学にしか、入れなかった、ということに、劣等感を持っている。

模擬試験の結果から、合格できて、当たり前だったからだ。

だから、合格を知っても、たいして嬉しくなかった。

まあ、その劣等感が、私のエネルギーの源泉には、なっているが。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする