小説家、反ワク医師、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、反ワク医師、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

バットに当てるには

2015-11-24 23:09:20 | 武道・スポーツ
さて。バッティングの続き。

バッティング・センターで打つ時は、ボールの芯をとらえて、ライナーを、打てばいいのである。

私は、野球をしたことが、小学三年の時に、ちょっと、あるだけで、それ以後は全くない。

試合だと。ボールの芯をとらえて、ライナーを、打っても、ライト正面だと、簡単に、捕られてしまって、外野フライということになる。

試合の場合は、野手の間を抜かなくてはならないのである。

打ち損じでも、野手の間に落ちてくれれば、ヒットになるのである。

また、試合なら、フライより、ワンバウンドさせて、ゴロにした方が、バッターの足が速かったり、ワイルドピッチで、ヒットになることもある。

ヒット、エンド、ランをかけるときには、むしろ、ワンバウンドさせた方が、安全である。

それは、試合の場合である。

しかし。バッティング・センターで打つ時は、ボールの芯をとらえて、ライナーを、打てばいいのである。

それが、一番、気持ちがいいからである。

さて。ボールをバットに当てるには。どうすればいいか。

まず、構える時には、下半身(脚)に力を入れる。こうすると、上半身や、手の力が、抜けてくれる。

バットは、ゆるゆる、にして、力を入れて、握りしめなで、ただ、バットが落ちないよう、支えているだけの、脱力状態にしておく。

ゆるゆるに、握っておいても、バットは、880g程度で、1kgもないから、バットの握りを、ちょっと、動かせば、ヘッドは、容易に動かせる。

バッティング・センターのボールでは、インコース、アウトコースの、左右の、乱れはない。それは、ピッチング・マシンの性能からである。

ただ、ピッチング・マシンの性能からして、上下には、一定に来ない。高い球もあれば、低い球もある。

これに、対処して、球を打つには、どうすればいいか。

それは、スイングの始めは、脱力して、バットを握っているが、球の高さを、予測できたら、バットの握りを、動かして、それによって、ヘッドの位置を、調整して、球の高さに合わせるのである。

(これは、私、個人の、今の段階の考えであるが)

つまり、ギリギリまで、ボールをよく見て、バットのヘッドの位置を調節することによって、ボールがバットに当たってくれるようにすることである。

バットの握りは、インパクトの時も、脱力したままでもいいが、飛距離を出すには、インパクトの時、グリップを力強く、ギュッと、握りしめると、パワーが出る。しかし、これも、必ずしも、絶対の法則ではない。

硬式は、知らないが、軟式の場合は、そして、ボールのスピードにもよると思うが、バットにボールが当たった瞬間から、グリップを力強く、ギュッと、握りしめて、力を加える、ということも、出来る。のである。

そこで気づいたことであるが、(思い切り打つより)当てることを、最優先にすると、ボールをギリギリまで、見ようとするから、ボールを打った後でも、視線が、残るのである。

テニスでも、野球でも、打った後までも、当たった所に、視線が残る、というのは、スイングにおいて、非常に良いことなのである。

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バッティングの理論2

2015-11-24 01:26:12 | 武道・スポーツ
前回の続き。

さて。バッティング・センターには、大人用の、長い重い、バットと、子供用の、短い軽いバットが置いてある。

大人は、もちろん、大人用の、長い重い、バットで打つ。

子供用の、短い軽いバットで、打つと、いわば、暖簾に腕押し、で、力が入らない。

だから、当然、大人は、もちろん、大人用の、長い、重い、バットで打つ。

大人は、子供用の、短いバットでは、力が入らない、と頭から思い込んでしまっている。

しかし、大人でも、子供用の、短いバットでも、打てるのである。(大人用のバットほどには飛距離は出にくいが)

それには、どうすればいいか、というと、インパクトの時、手首を、体から離して、伸ばして打てば、いいのである。

野球のスイングは、バットの遠心力によって、打っている。

この、遠心力は、バットの長さ、だけによって決まる、と勘違いしているからである。

あとは、バットのヘッドの遠心力を、速くするためには、体重移動や、腰の回転、が遠心力を出す要素だと思ってしまっているからである。

しかし、手首を、遠くに伸ばすことは、いわば、腕を、バットの長さの、一部にしているようなものなのなのである。

大体、バッティング・センターでは、プロ野球選手と同じように、出来るだけ、ホームベース寄りに、近づいて、打つ。

なので、近づきすぎて、インコースにボールが来てしまうこともある。

そういう時、どうすればいいか。

一つには、古田敦也氏が言っているように、前の肘を曲げて、打つことである。

しかし、もう一つの方法がある。

それは、インコースだと、分かったら、体を後ろに倒すことによって、ボールに近づきすぎないで、ボールとの距離をわざと作って、打つ、という方法である。

バッティング・センターの、120km/h程度、の球なら、この打ち方で打てる。

テニスのボレーでも、一番、打ちにくいのは、自分の、真正面に来た、スピードボールである。

自分の、真正面に来た、スピードボールは、まず、フォアで、打つか、バックで打つか、で、迷う。

まあ、真正面に来た、ボールは、バックで、打つのだが、正面だと、力が入りにくいから、わざと、体を横にずらして、ボールとの距離を作って、打っている。

それと、同じ理屈である。

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