ヤハリ駄目に成る。本当に人間は楽な方へ流させるな~。どうでも良い落書きに目が行ってしまうのと似ている。不毛だ。学んでいる方が遥かに楽しいし、身に成るのに。こうして見ていると、医者になっている人って、自分の欲求を迷いなく直感・直観的に把握し、更に相手との対話などの場合、満足な結果が得られない事が間々在るが、そういう場合は相手の気付いてないコトを引き出す質問などを投げかけられる人が多いようにも見える。訓練も受けてはいないのに。そして自分の内なる不満の芽にも事前に無意識的か意識的か対処する術を持っている。そして信念か。
大したもんだ。自分は己に付いては混乱し、己を失い、方向性も失い、更には自暴自棄になったり、自己否定もし、自分を殺そうともした。所謂、自殺念慮から自殺願望そして自殺決心。まで行った自分。あと一歩で超えそうになった。方法と場所。場所は決めていた。犬吠埼と。だから実際は方法だけだった。当時の自分は流浪に剣心の蒼紫に共感し心酔していた。
そんなような者と比べようもしないが、現在でも想像もつかない心境になる。親戚の女の子もこんな風に頭が明瞭だったんだろうか。。
その子の母が私のような人と結婚し為さいと娘に話していたが、私には不相応に思えるのだが..。その時に好きな人なんて誰もい無いと話したら、物語でも良いというので、当時流行って居たxファイルのスカーリーだと答えた。彼女の信念と慈愛そしてモルダーが何を言っても呆れず、嫌がらず、暖かく接して冗談で返してくれたり、理論的に返したり、何が返ってくるか分からない様が、昔、幼い頃4歳か5歳の頃一人で孤独でレンズ遊びをしている時に見た「暴れん坊将軍」の町娘が長崎へ医の道へ憧れながら、お金が無く毎年短冊へ願いを書き大岡越前が恋をする話の大岡のようになり、現代だったらそんな姿を想像してしまったからだった。
彼女の家庭も混乱はしていた。親戚の伯父さんの事をゴミとか奥さんぐるみで罵倒したりしてもいた。
確かに甲斐性は無い人では在ったが、そこ迄いう事は無いだろうと感じてしまう。戦後のアイディンティティブロークン世代は辛い世代だろうと思うし。
自分について漸く努力出来る様にはなった。しかし、歳が若くは無い。これは致命的か。要求するレベル迄の年齢で達する事が出来るのか。北条早雲は60歳から国を起こした。起こせたのは時代が要求していたせいもあるだろうが、それまでずっと現れなかったんだから、誰でもなれるわけではないだろう。57歳までずっと学問をしていたというんだからこれもまた凄い。現代はこんな風な時代では無いので厳しいだろう。
私は「年金」というお金は支給せず、食べられるだけの土地をあげればいいのじゃないかと思う。モノ支給であるから財政などは関係なくなるし、仕事も出来る。それが嫌であれば、其れまでの人生でお金を貯めておけば良いのであるし。
そんな事を考えてしまう..