山手線の終点、次は『田端駅』★
田端には、大正から昭和にかけて、芥川龍之介、菊池寛、萩原朔太郎など近代文学を代表するような文士などが、集まり住んでいたそうです★
また、 田端は坂の多い街でして、「田端の坂巡り」は結構知られているようです★
地元の案内から坂の由来などを抜粋しました★
不動坂(ふどうざか)
場所: 田端駅南口の改札を出たところ
坂名の由来: 昔、田端駅東口付近に石造不動明王立像が安置され、不動の滝があったため。
現在はこの不動明王像は、田端不動尊となっています。
江戸坂(えどざか)
場所: 田端文士記念館のところ
坂名の由来: 田端の台地から下谷浅草方面へ出る坂道で、坂名もそれに由来するもののようです(説明板より)。
与楽寺坂(よらくじざか)
場所: 与楽寺のところ
坂名の由来: 坂下に与楽寺があるため
幽霊坂(ゆうれいざか)
場所: 与楽寺の脇の道を進んだところ
坂名の由来: 不明(説明板なし)。幽霊が出るという話でもあったのでしょうか。
東覚寺坂(とうかくじざか)
場所: 東覚寺のところ
坂名の由来: 昔は田端八幡神社の別当寺東覚寺墓地への参道だったことから。
ポプラ坂(ぽぷらざか)
場所: 田端保育園のところ
坂名の由来: 明治41年ごろ、洋画家の小杉放庵(未醒)が作ったテニスコートポプラ倶楽部によります。
田端保育園はポプラ倶楽部の跡です。ポプラ倶楽部は田端に住む洋画家の社交場でした。
八幡坂(はちまんざか)
場所: 上田端児童遊園のところ
坂名の由来: 坂下に田端八幡神社があるため。
なかなか、馴染みがない駅かもしれませんが、ぶらりと途中下車して散策するのもおつですよ★
田端駅はその昔、常磐線の方向転換駅だったのはご存知でしょうか★
現在は、三河島から日暮里まで急カーブとなっていますが、以前はこの区間がなく、田端駅で上野に向かう列車はスイッチバックをしていました★
昔は、苦労してたんですねー★