真好味の後は前途多難か

昨日、茅場町の名店『真好味』の事を書かせていただきましたが、本日早速ながら跡地にできた『昭和』へ行ってきました☆
店内のカウンターは当時と同じ１０席、中で働いてらっしゃるスタッフは３名と、『真好味』時代と同じです☆
麺上げ担当のご主人は年の頃なら４０前後と言ったところでしょうか、眉毛は濃く男っぽい印象でした☆
『真好味』のご主人は麺上げは自信の勘で茹で上げていましたが、こちらは全自動の麺上げ機を使用しています☆

カウンターに座り、メニューを見ますと、「ラーメン」と「しらすごはん」のみ☆
　　　　　　　　　　　　　　　　
とてもシンプルなので、これはこだわりを持ったラーメンだな！　と、期待に胸が膨らみます☆

カウンターの上には、「森の水だより」の２リットル入りペットボトルがあります☆
「（これはお水の追加用なんだな、、、それにしても、グラスが出ないな～）」☆
そう思っていた私の元へ、前から氷入りのグラスが出てきました☆
「水はセルフになっています」　スタッフの中年女性がそう告げます☆
「（空のグラスを出すなら、予めカウンターの上に置いておけばいいのに、、、）」☆
私は、ペットボトルのキャップをひねり取った後、お水を注ぎます☆
「（これは面倒くさい）」☆

待つ事５分、ラーメンの到着です☆
具材を見ると、シャーシュー、メンマ、もやし、ネギの４種類☆
メニュー同様こちらもシンプル☆
まずはスープを飲み込みます☆
鶏がらのスープですが、少し濁りを感じてしまいました☆
これは灰汁なのでしょうか、少々苦め☆
たれは塩ですが、たぶん山塩と海塩のブレンド系でしょう、甘みがあるタイプです☆
麺は玉子が練りこんであるようで、黄色い縮れ細麺☆

チャーシューはロースの質がいいタイプですね、歯ごたえが安いものと違っていました☆
もやしはいわゆる路地物のようで、身が細いタイプ☆
メンマ、ネギは普通に思えました☆

お店ができたばかりで、まだ全体のリズムが上手く回っていないのか、スタッフ同士が目を見合わせる事もしばしば、そのスタッフの不安感がそのままお客さんまで届いてしまうので、見ているだけでもこちらがハラハラしてしまうほど☆
前途多難ですね☆

ご主人は、「麺の量は普通以上あります」と他のお客さんに説明していましたが、私の印象としては、この周辺のラーメンの量と変わりない量でした☆

代金は８５０円、この内容では高い気が、、、☆
中央区茅場町周辺は、昔から食通が集まる街、お客さんが納得いかないお店はすべて退場しています☆
ラーメンが８５０円というのは、たぶんこちらのお店しかないのではないでしょうか☆
もしかすると、お水の代金込み？☆

今後の企業努力に期待してます！☆

『昭和』
中央区日本橋茅場町3-8-12（真好味跡）