涼しさやほの三日月の羽黒山 はせを

2012-08-28 22:20:00 | Weblog

こんばんは、とうとう八月も終りに近くなりました。のぼる月を見て↓あのアームストロング船長は亡くなったというニュースから、今昔などを思い出しております。


        


さて、松尾芭蕉の「おくのほそ道」です。当時の芭蕉は40代だったらしいですが、今の年齢感覚では7掛けだそうですから、60代後半見当と思えば外れていないようです。

日光道中で「かさね」という名の女の子と出会い、その子が子どもらしい子供で興を惹かれたのか、私にもし子が授かったら「かさね」と名付けよう、などと河合曾良と戯れに話したというのです。こちらを参考にどうぞ~
後に曾良の代表句となった「かさね」ちゃん。人間、どこで宝の拾い物があるかわかりません。



             かさねとは八重撫子の名成べし 河合曾良



遙かなる、みちのく出羽三山を思い浮かべてみましょう。・・↓この俳句で少し涼しくなると良いですね(笑)



             涼しさやほの三日月の羽黒山 松尾芭蕉








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9 コメント

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Unknown (こんの)
2012-08-29 09:08:38
> 涼しさやほの三日月の羽黒山 松尾芭蕉
ここまできたら、どうしても次の句ですねぇ

   雲の峰いくつ崩れて月の山  芭 蕉

暑き日を海に入れたり最上川 芭蕉
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Unknown (ディック)
2012-08-29 09:33:10
句と写真と、どちらもきれいです。
「奥の細道」は抜粋で読んでまして、すべてを通して読んだことはありません。一度通して読んでみたい、と思っています。
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Unknown (空見)
2012-08-29 13:24:53
こんのさんこんにちは~ありがとうございます。
今更ながら’みちのく’の素晴らしさを再認識しております。
月山にはよく登られているこんのさん、またいろいろと教えてくださいね。

ディックさんこんにちは~ありがとうございます。
芭蕉の石碑を見て廻るバスツアー、それで俳句がうまくなるならね、なんて嘯いていましたワタクシです。
こちらでは黒羽が芭蕉崇拝のメッカです。今度ミーハーの観光客に紛れて行ってみようかしら・・なんて(笑)
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Unknown (ななごう)
2012-08-29 21:06:45
空見さん、こんばんは。

良い句が有るんですね。
残暑厳しき折ですが、夕方の空の暮れるのがにわかに早く成って来た感じです。

そちらですと、山が近いですから尚更でしょうね。
芭蕉崇拝のメッカ、黒羽。
良い処ですね。
佐良土付近より北側、幟が多いです。(笑)
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Unknown (空見)
2012-08-30 11:23:31
ななごうさんこんにちは、いつもありがとうございます。
>佐良土付近より北側、幟が多いです。(笑)
あ~お詳しいんですね、そちらの人かな?(笑)雲巌寺には矢板インターで下りるのが一番分りやすいですか?
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Unknown (ななごう)
2012-08-30 15:31:18
いやー、空見さんの方が詳しいですよ。
今市からですと、矢板インターで降りて国道461で東行きが良いでしょうね。
一般道で行ってもさほど変わらないかもです。
同じく今市から461利用。
但し、どちらも早い時間帯です。
日中ですと、時間は読めません。
徳次郎からでしたら、293で馬頭廻りで雲厳寺まで。
ナビ案内で2時間半くらいでしょうか。
馬頭付近、田んぼの案山子に注意して下さい。
動きだすかも判りません。大(笑)
赤い旗持った方が、いらっしゃいしている場合も有ります。
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Unknown (nekocchi1122)
2012-08-30 21:16:12
晩夏が感じられる・お写真です^^
どうしてこんなに素敵な句がよめるのでしょうね? こういうセンスがほしい…と無い物ねだりのnekocchiでした。
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Unknown (空見)
2012-08-30 21:22:30
ななごうさんこんばんは、またありがとうございます。
高速を使わず461で何となく行けそうですね、行くときは娘の運転に頼って(笑)
馬頭ですか~遠いですね~それと雲厳寺の山門の階段を上れるかどうか、それも不安です^^;
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Unknown (空見)
2012-08-30 21:32:05
nekocchi1122さんこんばんは、ありがとうございます。
今日は又ことのほか暑く感じました。雨の予報でしたが、一粒も降りません、植物も耐えています^^;
俳句は小説と違って、読者が容易に作者になれる分野です。ただし、名句というのはそうは簡単にできません。
たぶん一度見て、二度と忘れられないのが名句の条件でしょうね。
ただ破綻なく巧い句というのは、実はどこにでも転がっております。でも、心の片隅にも残らないんです。それを世間では月並俳句、とかいろいろ申しまして(笑)
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