あっさり譲る謙虚さを。。ユズリハ

2009-01-04 20:25:38 | Weblog
40、50と年をとってくると、何かを間違えていても(なかなか)誰も教えてくれなくなります。私は元旦と元日の区別があまり分らず、これまで適当に書いていた年賀状もありました。

元旦は一月一日のことですから、「一月元旦」というのはチョット変ですよね。まぁこのブログをご覧になる方々には、そんな人はほとんどいらっしゃらないと思いますが・・私だけ?(笑)

しかし、似たような間違いは”周到な生き方”をしている人にも、ままあるようです。
お餞別などで、祝儀の熨斗袋に「志」と書いて渡す人がいました。「志」は不祝儀に限られる使い方のようです。

そんなことを知っていて「ありがとうざいます」と頂く方は、少しばかりココロがざわつくのを抑えなければなりません。下さる方のご厚意ですから、間違いを正すこともできず結局そのままです。

なので。。教えてもらえるうちが華、ということでここは〆ますね。


 譲り葉の実


季節の変わり目にあたっては祝い事をする日を、節日(せちにち)というそうです。節日に作るお料理が「お節料理」で、特にお正月用の料理を指すようになったとか。

科学的に天候や気候を測るものがなかった頃には、森羅万象に人間の知恵を働かせて、自然界の動きを知ろうとしたのでしょう。

一年を十五日ずつに区切って、二十四節気というものを作りました。一つの節気をサラに五日ずつに分けたのが七十二候。二十四節気の”気”と七十二候の”候”をとって、「気候」と言うのだそうですね。

陰暦での季節の言葉は、現代の日常でもよく遣われております。冬至とか大寒とか。時期的には二十四節気の方が、実際の気候より早くやってきます。そこで私たちは、その言葉から早めに季節感をいただいているのです。

ちなみに明日、一月五日は「小寒」です。一月二十日は「大寒」のようですから、皆さま風邪を引かないように致しましょう。


  ゆずりは


寒い公園では今、ユズリハ(譲り葉)が頑張っています。それにたくさん実が付いていたので、また小躍りして写真を撮りました。十本の木がありましたが、実をつけているのは二本ほどでした。

お正月の飾りに用いるのだそうですが、私は知りません。新しい葉が成長すると、古い葉は垂れ下がって退くので、譲り葉(ユズリハ)と。新旧の交代が比較的ハッキリしているために、そう名付けられたのだそうですね。親子草とも言います。














話変わりますが、お正月そうそう「イヤミとウラミごと」を聞かされるのは、気分の悪いものですね。お正月くらい笑顔で楽しくしなくっちゃネ!自分がされて嫌なことは人にしないよう、私も重々気をつけたいと思います。とっても意味不明でしょうが、どうぞお気になさらないで~(ξ^∇^ξ) オホホ (*o☆)\バキッ! ごめんなさい愚痴りました~失礼しました~ 

コメント (18)    この記事についてブログを書く
« 年の初めの初モノと縁起モノ | トップ | 正月七日は七草 松の内もそ... »
最新の画像もっと見る

18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
元旦 (勿忘草)
2009-01-04 22:17:44
元旦の旦の字は、水平線に日が昇る意味で
朝のことを言いますよね。
元旦は元日の朝のことをいい、一月一日の朝に限ります。
美味しいおせちをいただきましたか?
僕はお節介(おせちかい)をしました~♪

返信する
こんばんは~^^ (空見)
2009-01-04 23:35:43
勿忘草さん、「下谷七福神めぐり」をありがとう~

東京に来たら声を掛けてね!と言ってくださる方がおりますので、一度行きたいのですが、完全におのぼりさんです(;^_^A アセアセ・・
元旦は元日の朝ね、なるほど・・

今日のサトイモの煮付け、すごく売れました。農業をしている方から土つきを頂いて、ありがたい土の恵でした。お節はとっても美味しかったです(='m')ウフッ
誰にオセチカイしたのですか~
返信する
ユズリハ (山小屋)
2009-01-05 09:44:45
ユズリハはお正月の神棚に飾るしめ縄に挟みました。
「先祖代々ゆずる(引き継ぐ)」ということからのようです。
子供の頃、祖父に頼まれて長靴を履いて雪の山に行きました。
田舎では深い山に入らないとない木でした。
帰りは竹スキーで一気に滑り降りてきました。
鏡餅には枝ごと突き刺して供えました。
もうこんな風習は残っていないのでしょうか?
都会では神棚がありません。
思い出だけ飾ってあります。(笑)
よい血筋だけは子孫に譲り受けていきたいですね。

昨日まで泊りがけできていた孫娘は賢くなりました。
私に似たのでしょうか。(笑)
返信する
ユズリハ (とんちゃん)
2009-01-05 14:05:33
空見さん、おめでとうございます!
ユズリハってこのことだったのかと今分かりました。よく目にしていたのに名前が分からずにいました。
ユズリハという名前もなんだか奥ゆかしくていいですね。でも譲ってばかりで主張がないのもなんですけど・・・
だんだん歳を重ねてくるとなんでもどうでもよくなっていけません。人様の間違いも自らの間違いもまあいいかで終わってしまうようになりました。
勘も鈍くなり感情もうすくなりメリハリがなくなってきました。これではいけないと年始に当たって反省です。
今年も空見さんらしい発想で発進してください。
返信する
山小屋さんへ (空見)
2009-01-05 16:22:05
何でもご存知ですね~、勉強になりました。
山小屋さんの場合、実体験に基づいた「ものしり博士」ですから、いろいろ感動的です(^-^)//""パチパチ

昔はユズリハの枝を飾ったのですか?縁起がいいなら私も一枝こっそりと。。(*o☆)\バキッ!
お孫さんが賢くなったとのこと、たぶんお爺さんのDNAですね~(爆)
返信する
とんちゃんさんへ (空見)
2009-01-05 16:30:41
遅くなりましたが・・謹賀新年<(_ _)>

この木、見たことありますでしょう?私も去年から見てはいたのですが、茎が赤くなる葉っぱだなぁ・・と特に関心もなくて(笑)
私は神経質なのか、自分の間違い、他人の間違いも気になるほうだと思います。右から左に流せればいいのですが。。(今年は流したい)ゞ(≧ε≦o)

とんちゃんの今年の抱負はナンですか?今日はそればかりを考えていました。二つほど頭に浮んでいます、内緒だけど。。(・∀・)
返信する
生き方学ぶ?! (noriko)
2009-01-05 18:07:05
この木の存在は知っていましたが、日差しを浴びたユズリハが新鮮に見えました。
めでたい木という程度の知識でしたがこの木に生き方を学ぶ必要至る所でありますね・・。
後継者を育ててあとを譲るってことが少ない社会ではないかしら・・・
しかし自分に引き当てるとどうなんだよって言われそうです・・・
(;゜)ウッ!
縁起のいい木なのですが我が家にもいつの間にか芽吹いて大きくなっていてバランス的にはいかが?という感じです。きっと鳥が落としていった種から発芽したのでしょうねぇ。

返信する
Unknown (ディック)
2009-01-05 19:49:59
ユズリハ、葉柄が赤いのが目立ちますね。目印になりそうです。
返信する
空見さん・こんばんは^-^ (じぃじ)
2009-01-05 19:56:30
 空見さん、ご訪問ありがとう^-^
 今年もよろしくね。

 よく勉強しているね。
 「元旦」の「元」は「はじめ」「旦」は「朝」
 初めての朝は「1月1日の朝」だものね。
 でも、「志(こころざし)」は「不祝儀にだけ限る」はどうかな?

 正月早々「イヤミとウラミごと」は、じぃじの
ことかな^-^
 じぃじはボヤキのつもりだったんだけれどね。
 またね~~

 
返信する
norikoさんへ (空見)
2009-01-05 21:27:00
まぁ~、そちらのお庭にはユズリハもあるんですか~
無いもの(植物)探した方が良さそう。。かなっ?(笑)木が大きくなりそうですから、剪定もバッサバッサと!
家の庭にもナニヤラ合歓の木のような植物が出てきて(たぶん鳥関係だと)。。他所で見るのはいいんですが、自分のところでは流石にマズイかと、しばらく見ていましたが抜きました~(*・ω・)ノ
譲ると言うのもいろいろで、政治の世界では根回しをしたあとに”禅譲”というのがありますね(爆)
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事