鞦韆(しゅうせん)って何だ?

2014-03-08 20:20:00 | 空見屋のスマホで絶句

「鞦韆」というのは「ぶらんこ」のことでございます。この鞦韆(しゅうせん)で詠んだ、インパクトの極めて強い俳句に↓三橋鷹女のこんな句が。名前が「鷹」ですから、気も強いのかもしれません。


鞦韆は漕ぐべし愛は奪ふべし 三橋鷹女


「奪うべし」なんて言うのです、誰か別の女性の恋人か夫なんでしょうね。他人の物を欲しがる人は、それが誰かの所有物だから欲しい、というのもありますねきっと。まぁ恋愛経験皆無の私が語れることではないですが、たぶん「愛」と思っているほとんどは、甘い錯覚か偏った思い込みに、自分が何となくロマンチックとか、せつない気分に酔っているだけですよ、たぶん(笑)

最近知ったことですが、45才で妻子に許しを乞い、部下の若い女性と愛を成就させたはずの人は、現在元の家族のもとに戻っているらしいのです。なんだ、そんなもんかよと驚きました。しかしさすがにケツの座りが悪いのか、中国へ単身赴任しているとか。もう定年間近い歳ですけどねぇ。これやはり死ぬまで負い目になりますよ~「死の棘」みたいに?

ま、いい時はいい思いしたんだから、それでいいんじゃない、と言えばドーデモいいことなんでしょうけれど f(^ー^; これが年老いて病気になりますとね、愛人も面倒を見切れず、結局元の家族へ戻されたという話も聞きますが、第三者が考えてもそらオソロシイ○○○○、とも思われます。さて写真は↓3年前に撮ったセツブンソウ(節分草)であります。今年は寒いのでまだまだですね。






鞦韆や奪ひし愛は棄つる愛 空屋





コメント    この記事についてブログを書く
« 小散歩de「啓蟄」の晴れたり... | トップ | 青萄の俳句~2月のまとめ »
最新の画像もっと見る

空見屋のスマホで絶句」カテゴリの最新記事