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昨日のマダイ沖上がり後、余程悔しそうな顔していたのか^^;、気を遣ってくれたのか、明日のフグはお客さん少ないけど、、と船長。
おしっ!千倉連荘です。
東京湾をルーツに大原に広まったショウサイフグ釣り。
それが外房、常磐、南房、伊豆、駿河湾、三重と各地に広がり一大ブームに。
バージンポイントの頃は各地とも爆発釣果を上げていたのですが、ここ数年はどこも落ち着いている感じです。
そのなかでも千倉沖のショウサイフグはポテンシャル抜群のポイントなんですが、今日はどうだろか。
特に今は白子が入っている時期なんで、ショウサイ・デカプリオくんを期待です。
ビューティフル朝焼けを眺めながら、千倉西沖へ。
潮が動かなくてアタリは少ないですが、おなかぷっくぷくの中型ショウサイフグがポツポツと上がってきます。
昨日のマダイもそうですが、ちょっと潮が変わってスイッチ入るとここのフグはバリバリ食ってくるんで、誘いを繰り返しながら時合を待ちます。
しかしこの日の船長、見切りが早かった^^;
一時間ほどで真沖へと移動。
こちらでもポツポツあがります。
さっくりとツ抜けして、今日は40尾くらい楽勝かなー?というペース。
しかし、だんだんと手が合わなくなります^^;
カワハギさん。
ガンゾウくん。
フグが元気なときは、仕掛け落としたとたんにガツガツって穂先が震えて、何も考えずにしゃくるだけでグイグイとでかいフグが引っ張ってくるんですが、この日は誘って、寄せて、待って、誘っての繰り返しの中に出てくる小さなアタリを取って掛ける釣りです。
まあ、これが本来のフグ釣りの楽しさではありますが^^;
良型のトラフグを釣っている人もいました、うらやましい。
さて、私の方は朝の勢いがどこへやら、後半はへろへろになって目標を下方修正して20尾に^^;;
沖あがりも近くなり、やっと20尾めがきたーっ!と思ったら、、
サバフグでした、、、しょんぼり。
そんなわけで、19尾でフィニッシュ。
白子時期のフグをこんだけ釣れば上等です。
フグさんとの駆け引きを存分に楽しめて、面白い釣りでした。
トップは32尾、この日の船長ブログはこちら。
熱いのでフグは氷漬けにしておきます。
昭和スタイルでフグを捌きます。
棒身は海水で洗わない、血まみれで持って帰るのがポイントよ♪
んー、ちょっと白子率が低いかな?まだ未成熟な白子を持っているのもけっこういたので、千倉沖の本格シーズンはもうちょっと先というところでしょうか。
でもまあ、白子はこんくらいで十分です、尿酸値あがるし^^;
現在は乗っこみ好調のマダイをメインに出船中で、希望によりフグ、深場など。
そして、これからはスルメイカが熱い季節になる千鯛丸です。
家に戻ってさくさくっと捌いて、切身は38本。
禁断の魔味、白子も下拵えが完了。
さて、これを肴に飲みましょう、とワインを空けたら当然のごとくバタンQでした。
夜中に足がつって目が覚めたのだけど、尿酸値上がると足つりやすくなったりするのかな?
[千倉港 千鯛丸]
http://blogs.yahoo.co.jp/chidaimaru
http://www.marines-net.co.jp/cgi-bin/hp.cgi?to=chidaimaru
下記地図は集合場所&出船場所
棒身をブラッディで持ち帰るのは健流です。
野毛屋フグ取材では洗わずに袋に入れてくれたでしょ?フグを捌いてくれるほとんどの船では海水につけますが...
洗って持ち帰ると身の表面がちりちりになるような感じに対し、洗わずに持ち帰ると弾力と透明感がキープされます。
完全に館山道イノシシ呪縛から解き放たれましたね^^
ところで棒身は海水で洗っちゃいかんの?昭和スタイルの場合あたしゃ結構海水で洗ってたなー