
ばあさんが持ってきた一冊。
最近、わたしもこの作者の小説が好きになりました。
帯の宣伝文。
これまで読んだのは推理小説だったのですが、これは怪談です。
怖いです、しょっぱなから怖さ全開の話です。
6編からなるオムニバスと思いきや、これらには共通する謎がありました。
6編ともそれぞれ秘めた謎があって十分に怖いのですが、最後の「禁忌」により、恐怖が180%アップ(当社比)します。
どうです?怖いでしょう?と作者の高笑いが聞こえてきました。
普段は怪談を書かない小説家の怪談って地道に怖いです。三島の「雛の家」や「月澹荘綺譚」のような不気味さを感じた一冊でした。
初出はこちら。
書誌情報。
作者プロファイル。
他の作品も読んでみたいと思ってます。
p.s. 軽く飲んで帰っても、それだけで一日分の摂取量。外飲みは実に体への負担が大きい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます