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ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

東京湾エビタイ、寒くなっても衰えず

2014-11-24 16:57:37 | 釣りレポ 2014

三連休の最終日は勤労感謝の日。
野毛屋のエビタイが夏以降好調に釣れてます。行きたいと思いつつもなかなか機会がなく行けずじまいでした。勇治船長からは、かねがね今年の釣れっぷりを聞いていました。なんでもアタリが多いけどバラシも多くて、いろいろ釣り方も工夫がいるそうな。

そんなが11月になってもまだ続いてて、これはラストチャンスでしょう。
今年はエビタイ始まって以来の長帳場。
普段ならもうアオリ専門になっている頃。なんせ去年の勤労感謝の日はアオリが好調に釣れていてその取材してたくらいですから。

そんなわけで野毛屋へGo!
いつもよくお会いする加藤義司さん夫妻にもバッタリ。
その他、あんな常連さんやこんな常連さんで、濃い面子での出船となりました。
ふと思ったけど、最近野毛屋では顎鬚が流行ってるんかな?

空はどんよりと曇り空。
マダイにはいい条件ですね。第三海堡エリアへと直行です。

現在は冷凍エビ。

私はいつものテンヤに頭しばり。
ちょっと古いスタイルです。エビの姿勢がよく落下時のアピール度が高いのが特徴。

最近流行は球形の遊動式テンヤです。
こちらは落下が早くて底を取りやすいメリットがあります。あとバラシも少なくて食い込みも良いですね。
写真は加藤さんの自作テンヤを撮らせてもらいました。勇治のガンガンテンヤもMisakiから市販されています。

期待の落と潮ですが、これがいい潮です。うわっちおもしんも素直にぐんぐん流れてる。
最初はテンヤを底から1m浮かせて、しゃくりを入れて誘います。
船ではけっこうアタリがあるのですが、私や加藤さんのいる左舷胴の間は音無しの構え^^;
ダメダメ左舷を尻目に、右舷にいたこちらの方はラバージグで本日最大2kgのビューティフルなマダイを上げて活躍してます。

左舷ダメダメ胴の間で、ひとり気を吐く加藤さん(^^)

本日のおにぎり。

本日の水産庁。
fisheries inspectionの文字が見えます、漁業取締船でしょうか、くわばらくわばら。

本日の潜水艦。

本日の大型船。

と、わたしは午前中はマダイのアタリが一度もないまま、まったり。
あー、こりゃやらかしちゃったかなー、、、まあ、エビタイのボはしょうがない、と半ばあきらめ気分。

が、しかし、But、上げ潮が利いてくると右も左もアタリ活発になってきましたよ。

わたしにもやっとてえのアタリ。
しゃくり上げた竿先に重みが伝わり、そのままゆっくり竿を掲げて合わせを入れるとキューンと突っ込んでくれました。

300g。
ころころ太った超最高級極上飛び級スペシャルブランド脂のりのり美味マダイなのでキープ!
小さいけど、これが針ガカリしにくいサイズなんですよ。

続いてスコーンと食って、600gの食べ頃サイズマダイもゲット。
しかし、ばらしも多い、ばらしというか、掛け損ねですね。
結局、5打数2安打でした。

上げ潮が残ってても食い続けるもんだから、勇治船長粘る粘る^^;

4時になる頃、やっと竿上げの合図となりました。

マダイは2枚だったけど、操舵室直下の席だけあって、勇治船長から、叱咤?激励?愚痴?ぼやき?世間評論?などなど、さまざまな話題があってとことん楽しめた一日でした^^;

そんな日の船長コメントはこちら。

タイ(エビシャクリ)

匹 数 0~5枚  船中36枚 大きさ 0・4~2㎏ ポイント 横須賀  
コメント  

絶好調 午前中はポツポツとアタり、午後からはバリバリ! 一日通して絶好調!! 終うに終えず、気が付いたら4時でした。やっぱりやめられません。アオリは小潮回りのみになりますが、タイをもう暫く続行します。お客様は12人で、ベテランの石原さまのみ型を見られませんでしたが、7回もヒットさせていました。全体では、66回ヒットで36枚ゲットでした 明日、明後日は雨でも出船します。釣りたい方、来てください。金平さまお待ちしています。りなみに、外道はイシモチホウボウ、テンヤは10~12号でした。 年老いたキャプテン勇治。

船宿を後にする頃には5時近くなってあたりを夕闇が覆い始めてますよ^^;

ホント、マダイって釣っても食べても、さらに眺めても、釣魚の頂点に座する魚だと思った日でした。

ところで、今日の収穫はいろいろありました。
最新式のシャクリダイ釣法に触れられたこともあります。これは機会あればまた紹介することにします。

もうひとつ、タイラバの優秀性。
これまで東京湾タイラバは、(1)春先の遊泳層が広い時期に通用する。(2)大型には効果あるが中小型には餌釣りに分がある。という思い込みがあったのですが、秋の底狙い、しかも中小型でエビ餌を凌駕するのを目のあたりにして、考えを改めました。
東の伝統的なエビタイ釣法に対して、西の鯛玉、北のブラーなど新進の釣り方はあれど、所詮ベストプラクティスができない場所での間に合わせ、と思っていた^^;ことも実はあります。そういう考え方ダメですね、さらにマダイ釣りの真理に近づくよう精進する所存でございます、はい。

[金沢八景 野毛屋]
http://www.nogeya.jp/
船宿(受付)はこちら↓

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