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ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

のっこみシーズン、良型揃いの東京湾アオリイカ

2019-05-10 16:12:45 | 釣りレポ 2019

野毛屋にもしばらく行ってないので顔を出さねば、と金沢八景。
勇治船長に久闊を叙して、今シーズンはロングランになっているアオリイカ船へ。

空いていた左舷ミヨシの2番目に入れてもらいます。
今年一番の暑さになるとのこと、日焼け止めも今シーズン初登場。

午前中はほとんど無風、鏡のような海です。午後からは南西がそよそよ。
手始めに第三海堡北側から初めて、大貫沖~竹岡沖、最後にちょっと港前というコースでした。

この日は下げ潮が2時くらいまでトロトロ、1杯めは潮トップの右トモでしたが、2杯めの2.4kgは右の胴、3杯めは左胴(私の隣)で竿を出していたユキちゃん船長。
潮ヒップでも乗るようなので、こりゃ餌木を見てるのか?と思い、ユキちゃん船長の真似してオレンジカラーにチェンジすると、船中4杯めは私にズドン!

計ってないけど1.2kgくらいと思います、元気な男の子。(写真提供:野毛屋)

このところ出船すると、キロ半越えは当たり前、連日2kgオーバーが出ているので、みなさんアオリイカのサイズに関する感覚が麻痺気味ですが、キロオーバーのアオリイカは1杯釣れば満足すべき良型ですよ^^;

パンチ締めで真っ白に燃え尽きたアオリイカさん。
クーラーに入れて氷で冷やしてお持ち帰り。

餌木はこちら。アオリーQの4.5号、金テープのオレンジカラー。
背中がガジガジ齧られてます。
ちなみにこの日は4号餌木は持っていきませんでした、漢の4.5号のみで勝負!

この後、竿をしゃくる手を止めてスマホで時間を確認するためバッグの中を探しているところに、竿先がクンクンと引っ張られるアタリ。カウンター合わせをしたらすっぽ抜けて勇治船長から教育的指導^^;。こういときは竿が持ってかれるまで待たないとダメだそうです。

時間はまだ10時半、こりゃ今日はいい感じで数が伸びるんじゃない?と、このときは思ったのですが、その後もコンスタントにイカは乗ってくるにもかかわらず、私の方はまったくダメダメ状態に。
ここらへんがアオリイカ釣りの不思議なところですね。

キャプテン勇治も好調。

そしてこの日は、竿が根元から曲がる特大サイズの乗りもありましたよ。
惜しくもバラシてしまいましたが、端でみていて3kg以上はありそうな竿の引っ張られ方でした。

私が見たことのあるアオリイカは光三丸で上がった4kgですが、アオリイカはこのサイズが最大級かなと思います。とはいえ、すべてのアオリが最大級に成長するわけではなく、3kgオーバーは非常に稀な個体のように思います。

イカ博士の奥谷喬司先生によれば、アオリイカは近年になって3種に分類され、中でも南方系の赤いアオリイカは大きく成長する、とあります。東京湾には春に釣れる大型アオリイカはこの南方系だという話も聞いたことあるのですが、この日に釣れ上がるアオリは昨年からの個体(標準系の白いアオリイカ)が成長したものにも見えます。アオリイカの由来に想いを馳せるのもまた楽しい。

そんなこんなで、終わってみれば全員が型を見る好調な日でした。
船長コメントはこちら。

野毛屋のアオリイカ、今シーズンはまだまだ続きます。
ズドンと乗って長竿が伸されてリールが巻けずあたふたするほどの、モンスターアオリを釣ってみたいものです。

[金沢八景 野毛屋]
http://www.nogeya.jp/

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